ある神父の希望と絶望の7日間

『ある神父の希望と絶望の7日間』(あるしんぷのきぼうとぜつぼうのなのかかん、原題:Calvary)は2014年に公開されたアイルランド・イギリス合作のドラマ映画である。監督はジョン・マイケル・マクドナー、主演はブレンダン・グリーソンが務めた。

ある神父の希望と絶望の7日間
Calvary
監督 ジョン・マイケル・マクドナー
脚本 ジョン・マイケル・マクドナー
製作 クリス・クラーク
フローラ・フェルナンデス=マレンゴ
ジェームズ・フリン
製作総指揮 ロバート・ワラク
ロナン・フリン
出演者 ブレンダン・グリーソン
クリス・オダウド
ケリー・ライリー
エイダン・ギレン
音楽 パトリック・キャシディ
撮影 ラリー・スミス
編集 クリス・ギル
製作会社 リプライザル・フィルムズ
オクタゴン・フィルムズ
配給 アイルランドの旗エンターテインメント・ワン
イギリスの旗モメンタム・ピクチャーズ
公開 アイルランドの旗イギリスの旗2014年4月11日
日本の旗劇場未公開
上映時間 101分[1]
製作国 アイルランドの旗 アイルランド
イギリスの旗 イギリス
言語 英語
興行収入 世界の旗$16,887,741[2]

本作は日本国内で劇場公開されなかったが、Amazonプライム・ビデオでの配信が行われている[3]。

概略

ジェームズ神父は誠実な人柄で多くの人から愛されていた。そんなある日、見知らぬ男が告解のためにジェームズを訪ねてきた。告解の場で、男は「俺は子供の頃に神父から性的虐待を受けた。その報復として、1週間後にお前を殺すことにした」などと滅茶苦茶なことを言ってきた。気狂いの戯言にも思えたが、男の目には尋常ではない覚悟が宿っており、ジェームズは大いに困惑した。と言うのも、本来であれば、脅迫を受けたとして直ちに警察に通報すべき案件だが、告解の場で話されたことは誰にも口外してはいけないという決まりが存在していたからである。

それから1週間、ジェームズは殺人予告に対してどう対処すべきかを必死で考え続けた。そして、運命の日曜日、ジェームズはある決意を胸に男の下へと向かうのだった。

キャスト

製作

2011年10月21日、ジョン・マイケル・マクドナー監督の新作映画にブレンダン・グリーソンが出演することになったと報じられた[4]。2012年2月9日、クリス・オダウド、エイダン・ギレン、ケリー・ライリーの起用が発表された[5]。22日、デヴィッド・ウィルモットとイザック・ド・バンコレがキャスト入りした[6]。

撮影・音楽

2012年9月24日、本作の主要撮影がアイルランドのスライゴ県で始まった[7]。2013年2月26日、パトリック・キャシディが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[8]。2014年5月13日、ヴァレーズ・サラバンド・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[9]。

公開・マーケティング

2012年10月2日、本作の劇中写真が初めて公開された[10]。2014年1月19日、本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された[11]。21日、フォックス・サーチライト・ピクチャーズが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[12]。2月9日、第64回ベルリン国際映画祭で本作の上映が行われた[13]。5月16日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[14]。

評価

本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには172件のレビューがあり、批評家支持率は89%、平均点は10点満点で7.6点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『ある神父の希望と絶望の7日間』は重苦しいテーマを扱っているが、そこにはユーモアや知性、繊細さが伴われている。これはブレンダン・グリーソンの見事な演技のお陰である。」となっている[15]。また、Metacriticには42件のレビューがあり、加重平均値は77/100となっている[16]。

出典

  1. “ある神父の希望と絶望の7日間”. allcinema. 2021年3月26日閲覧。
  2. “Calvary (2014)”. The Numbers. 2021年3月26日閲覧。
  3. “ある神父の希望と絶望の7日間 (字幕版)”. Amazonプライム・ビデオ. 2021年3月26日閲覧。
  4. “‘The Guard’ Writer/Director John Michael McDonagh Reteaming With Brendan Gleeson For Drama ‘Calvary’”. Indiewire (2011年10月21日). 2021年3月26日閲覧。
  5. “Protagonist To Proffer John Michael McDonagh's 'Calvary': Berlin”. Deadline.com (2012年10月21日). 2021年3月26日閲覧。
  6. “Isaach de Bankole & David Wilmot Join John Michael McDonagh’s ‘Calvary’”. Indiewire (2012年2月22日). 2021年3月26日閲覧。
  7. “John Michael McDonagh’s ‘Calvary’ Begins Filming as Dylan Moran Joins Cast”. IFTN (2012年10月3日). 2021年3月26日閲覧。
  8. “Patrick Cassidy Scoring John Michael McDonagh’s ‘Calvary”. Film Music Reporter. 2021年3月26日閲覧。
  9. “‘Calvary’ Soundtrack Announced”. Film Music Reporter (2014年4月15日). 2021年3月26日閲覧。
  10. “First Look Brendan Gleeson Reteams With ‘The Guard’ Helmer For ‘Calvary’”. The Film Stage (2012年10月2日). 2021年3月30日閲覧。
  11. “Sundance Trailer: Watch John Michael McDonagh’s ‘Calvary’ Starring Brendan Gleeson, Kelly Reilly & Chris O’Dowd”. Indiewire (2013年12月10日). 2021年3月30日閲覧。
  12. “Sundance Update: Fox Searchlight Lands Brendan Gleeson Pic ‘Calvary’”. Deadline.com (2014年1月21日). 2021年3月30日閲覧。
  13. “Calvary”. Berlinale. 2021年3月30日閲覧。
  14. “CALVARY: Official HD Trailer”. YouTube (2014年5月16日). 2021年3月30日閲覧。
  15. “Calvary”. Rotten Tomatoes. 2021年3月30日閲覧。
  16. “Calvary (2014)”. Metacritic. 2021年3月30日閲覧。

外部リンク

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