ぐんま昆虫の森

ぐんま昆虫の森(ぐんまこんちゅうのもり)は、群馬県桐生市新里町鶴ケ谷にある県立文化施設である。条例上の名称は「群馬県立ぐんま昆虫の森」で、「昆虫の森」と略称される[1]。

ぐんま昆虫の森
生態温室
施設情報
正式名称 群馬県立ぐんま昆虫の森[1]
愛称 昆虫の森[1]
専門分野 昆虫
事業主体 群馬県
管理運営 群馬県教育委員会
所在地 〒376-0132
群馬県桐生市新里町鶴ヶ谷460-1
外部リンク www.giw.pref.gunma.jp
プロジェクト:GLAM

概要

かやぶき民家

2005年8月1日にオープン、約48haの土地(東京ドーム約14個分)に里山を復元。不二山沼ゾーン・雑木林ゾーン・桑畑ゾーン・水田ゾーンの4つのゾーンを配し、出来るだけ自然環境に近い状態で多種にわたる昆虫を飼育している。ただし、水田ゾーンは非公開となっている。また、巨大なガラス張りの生態温室は建築家の安藤忠雄が、フィールド全体を戸田芳樹風景計画が手がけている。

また、昆虫観察館では自然観察プログラム・里山生活体験プログラム・館内体験プログラムが組まれたり、別館では図鑑や学会誌などが多く貯蔵されているフォローアップ学習コーナー、かやぶき民家がフィールド上にある。

2022年(令和4年)、利根郡みなかみ町の有限会社月夜野きのこ園(法人番号:9070002035896)が命名権(ネーミングライツ)を取得し、「月夜野きのこ園ぐんま昆虫の森・新里」の愛称が付与され4月1日から使用された(期間は5年)[2]。しかし同社から申し出があり、2023年3月31日にスポンサー契約が解除された[3]。

議論と批判

西表島の自然の環境再現の是非

亜熱帯を体感できるエリアの代表として西表島の自然が再現されている。周辺にも自然が多くあるにもかかわらず何故西表島の環境を再現する必要があるのかという議論がある。「周辺には見なれた自然が多くあるが、改めて見ようとする人はほとんどいない。そこで他の場所(西表島)の環境と比べた時に違いがあるということを実感して欲しい」と園長はメッセージを発信している。

赤字運営

この施設の整備には73億円もの大金がかけられており、そのうち55億円は「地域総合整備事業債」という、いわゆる借金から賄われている。総務省が認めたプログラムに対して、自治体による起債ができるもので元金がほとんどと言ってよいほど必要ないため、財政事情が厳しい自治体でも申請することが可能である。

スケールの大きさに反比例して、入場者数は当初の計画に含まれていた目標を大きく下回り、年間約3億円の赤字が予想されている。事業者である県は「独立採算をしなければならない施設ではなく総合的な学習場であり、採算は度外視している」としている。

ギャラリー

生態温室内

園路沿い

脚注

外部リンク

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