どうにもとまらない
『どうにもとまらない』は、1972年6月5日にリリースされた日本の歌手・山本リンダのシングルである。
| 「どうにもとまらない」 | ||||
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| 山本リンダ の シングル | ||||
| A面 | どうにもとまらない | |||
| B面 | 青い月夜は | |||
| リリース | ||||
| 規格 | 7インチシングル盤 | |||
| ジャンル | 歌謡曲 | |||
| レーベル | キャニオン・レコード | |||
| 作詞・作曲 |
阿久悠(作詞) 都倉俊一(作曲) | |||
| ゴールドディスク | ||||
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| チャート最高順位 | ||||
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| 山本リンダ シングル 年表 | ||||
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解説
この曲はまず都倉俊一による曲の方が先に完成し、このメロディーに合わせながら作詞した阿久悠は、最初この曲に『恋のカーニバル』というタイトルを付けたが、『どうにもとまらない』に改められた。後に阿久は「タイトルが『恋のカーニバル』だったら、この曲の運命は全く違っていただろう」と述懐している(阿久自身の著書『歌謡曲の時代 歌もよう人もよう』(新潮社、2004年)の中でも述べている)[1]。
1966年のデビュー曲『こまっちゃうナ』以来ヒットに恵まれず低迷していた山本は、この曲を初めて聴いた時「すごくかっこいい、これでダメなら歌手はもうダメ」と感じた[2]。
この曲で山本は、それまでの路線を一新し、切れ目の入ったパンタロンや赤いブラウスによるヘソだしルック、過激な振り付けなどを披露して[2]、アクション歌謡の先駆けとされている[1]。話題になった衣装の「ヘソだし」は、「リオのビーチでかっこ良く歌うイメージだから」ということで山本自身が提案したものである[2]。
オリコン集計では、累計で30万枚を突破した山本最大のヒット作である(レコード売り上げは40万枚[3]を売り上げた)。
山本はこの曲で1972年の第14回日本レコード大賞作曲賞、日本歌謡大賞放送音楽賞を受賞し、1972年の『第23回NHK紅白歌合戦』に出場した(これは、『こまっちゃうナ』で1967年の第18回に出場して以来)。また1991年の第42回NHK紅白歌合戦では、同じく山本のヒット曲である『狙いうち』と共に披露した。
2005年には、この曲の詞を手掛けた阿久悠によって、現代風にアレンジした『どうにもとまらない〜ノンストップ』が発売された。原詩では女性の愛に対する熱情がテーマなのに対し、こちらでは男性の恋愛に対する望みが主体となっている。
エピソード
「どうにもとまらない」のカバー
- MAX(1997年、アルバム『VELFARRE J-POP NIGHT presents DANCE with YOU』収録)
- 松崎しげる(1999年)
- 桂雀三郎『G&G』
- 小佐田定雄作の創作落語で、雀三郎がギターを弾きながら替え歌を歌唱する。
- Brenda Vaughn(2005年)
- テレビアニメ『レジェンズ 甦る竜王伝説』エンディングテーマ(『どうにもとまらない〜ノンストップ』英語版)。本編第38〜49話は山本による『どうにもとまらない〜ノンストップ』日本語版が使われた。
- カバーソング・ドールズ(2007年、アルバム『Cover Song Dolls』収録)
- IKKO(2007年、シングル『どんだけ〜!の法則』収録)
- モーニング娘。(2008年、アルバム『COVER YOU』収録)
- misono(2009年、アルバム『カバALBUM』収録)
- マスター(CV:生天目仁美)(『夏のあらし! キャラクターソングアルバム 歌声喫茶方舟』に収録)
- 9mm Parabellum Bullet(2010年、シングル「命ノゼンマイ」収録)
- 天の妃少女合唱団(真田アサミ、小林ゆう、井上麻里奈)(2010年)
- テレビアニメ『まりあ†ほりっく あらいぶ』エンディングテーマ。
- 三浦誠司による編曲バージョン。
- 倖田來未(2013年、カバーアルバム『Color the Cover』収録)
- 米米CLUB(ライブで演奏し、定番曲となっている。CD音源としてはライブアルバム『THE LAST SYMPOSIUM~米米CLUBラスト・ライヴ in 東京ドーム~』(1997年)収録)
- 原紗友里、青木瑠璃子、三宅麻理恵(2014年、アルバム『CINDERELLA PARTY! でれぱDEないと をきかないと!! 〜あかるくせいそにかわいくきよく〜』収録)
- 中森明菜 (2016年、アルバム『Belie + Vampire』に収録)
- 宇都宮隆(2018年、アルバム『mile stone』収録)
- W(2019年、 配信限定ミニアルバム『ちょい悪デビル』収録)
- Merm4id (2020年)
脚注
- 『東京新聞』2015年8月26日夕刊「戦前・戦中・戦後70年 歌で読むニッポン」(佐藤利明 連載)
- “もういちど流行歌 1972年8月の曲 どうにもとまらない(山本リンダ)「ヘソだし」攻防戦に勝つ”. 朝日新聞 be on Saturday: p. 2. (2016年11月19日)
- 読売新聞社文化部『この歌この歌手〈上〉運命のドラマ120』社会思想社、1997年、274頁。ISBN 4390116010
- 【サントリー スーパーホップス マグナムドライ】「走る男」篇(インターネットアーカイブのキャッシュ)
- 【サントリー スーパーホップス マグナムドライ】 「透明な男」篇(インターネットアーカイブのキャッシュ)