アイナメ
アイナメ(鮎魚女、鮎並、愛魚女[2])、学名 Hexagrammos otakii は、アイナメ科に分類される魚類の一種。日本沿岸の比較的塩分濃度の低い岩礁域に広く生息する底生魚で、食用になる。
| アイナメ | ||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アイナメ(画・川原慶賀) | ||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||
| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Hexagrammos otakii Jordan and Starks, 1895[1] | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| アイナメ | ||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| Fat greenling |
種小名の otakii は、本種の記載者の一人D. S. ジョーダンの教え子である大瀧圭之介(おおたき けいのすけ:1894年スタンフォード大学卒、帰国後農商務省水産局勤務)への献名で、大瀧が東京の市場で購入してジョーダンに送ったアイナメ4尾が本種の記載に用いられた[1]。
属名の Hexagrammos は古代ギリシア語の「ἑξα-(hexa-)=6の-」+「γράμμα(grámma)=文字・サイン」[3]で、このグループの側線が6本あるように見えることに因む(実際には5本)。
特徴
全長30-40センチメートルほどで、60センチメートルを超える個体もある。カサゴ、メバル、カジカなどと同じカサゴ目に分類されるが、アイナメはひれの棘条(とげ)が発達しないこと、背びれが1つに繋がっていること、体高が高いこと、鱗が細かいことなどが特徴である。これらの特徴はクジメやホッケなど、他のアイナメ科の魚にも共通する。
体色は生息地の環境により黄色、赤褐色、紫褐色など様々だが、繁殖期のオスには黄色の婚姻色が現れる。近縁種のクジメとは、尾びれが三角形に角ばっていることで区別できる。また、アイナメの側線は体側中央だけでなく背びれ、腹びれ、尻びれの根もとに計5本もあるが、クジメの側線は体側の1本だけである。
利用
関連項目
- 魚の一覧
- 探り釣り
- ヘチ釣り
脚注
- Jordan, D. S. and Edwin. Chapin. Starks (1895-12-14). “The fishes of Puget Sound”. Proceedings of the California Academy of Sciences (Series 2) 5: 785–855, pls. 76–104. (p. 787, 800-801(記載文)), pl. 77(図版))
- 講談社編『魚の目利き食通事典』講談社プラスアルファ文庫 p.12 2002年
- https://www.fishbase.se/summary/Hexagrammos-otakii.html
- 「飲食事典」本山荻舟 平凡社 p1 昭和33年12月25日発行
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.


