アニ峰
アニ峰(フランス語: pic d'Anie)は、ピレネー山脈中西部の山。標高は2504m。バスク語ではアウニャメンディ(AuñamendiまたはAhuñamendi)[1]であり、「エビの山」という意味を持つ。山頂はスペイン=フランス国境からややフランス側にあり、この場所はバスク地方の最東端部にあたる。アスプ谷のレスカン圏谷(レスカン・カール)の中でもっとも高い山である。エウスコ・イカスクンツァ(バスク研究協会)が手掛けるアウニャメンディ百科事典の名称はこの山のバスク語名に由来している。
| アニ峰 | |
|---|---|
![]() | |
| 標高 | 2,504 m |
| 所在地 |
|
| 位置 | 北緯42度56分40秒 西経0度43分14秒 |
| 山系 | ピレネー山脈 |
| 初登頂 |
François Flamichon (1771年7月28日) |
![]() アニ峰 ![]() アニ峰 | |
地理
伝承・歴史
バスク神話の中では、アニ峰の頂上は「赤い領主」ハウナゴリの領地とされ、不死の果実を実らせる素晴らしい果樹園があった。しかし、神が引き金となった激しい雷雨や雹の嵐によって、ハウナゴリの領地は奪われた。
1771年7月28日、地理学技師のFrançois Flamichonによって歴史上に知られる限りの初登頂が記録された。Flamichonは著書『地球の理論』で以下のように記録している。
翌朝の登頂に備えて、アニ峰の麓にある羊飼いの小屋で夜を過ごした。翌日である(1771年)7月28日、私は午前3時に麓を離れた。多くの困難を超え、多くの雪の橋を超えた後、午前9時に頂上に達した。 — Jean Latapie, Théorie de la Terre, déduite de l’organisation des Pyrénées et des pays adjacens, Pau, Tonnet, 1816, pp.117-118.
登山道
フランス側
アスプ谷のレスカン圏谷にあるAbérouat小屋から頂上に登ることができる。GRハイキングコース10番の先に登山道が伸びており、カンプロンの岩壁に達する前にBraca d'Azunsの森を横切る。Cap de la Baitchにある羊飼いの石積み小屋からはケアン(道標となる積み石)に従って歩くと頂上に至る。
副次的なルートとして、ラ・ピエール・サン=マルタンスノーリゾートからの登山道がある。アレス・アニを横切り、再び頂上までのルートに合流する。
脚注
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