アルゴン31
アルゴン31 (Argon-31・31Ar) とは、アルゴンの同位体の1つ。
| アルゴン31 | |
|---|---|
| 概要 | |
| 名称、記号 | アルゴン31,31Ar |
| 中性子 | 13 |
| 陽子 | 18 |
| 核種情報 | |
| 天然存在比 | 0 |
| 半減期 | 0.0144 ± 0.0006 秒 |
| 親核種 | 31K (p) |
| 崩壊生成物 | 31Cl |
| 同位体質量 | 31.01212(22) u |
| スピン角運動量 | 5/2+ |
| 余剰エネルギー | 11290± 210 keV |
| 結合エネルギー | 7.253 keV |
| β+ | 1.7338 MeV |
概要
31Arは知られている中で2番目に軽いアルゴンの同位体であり、中性子が13個に対して陽子が18個もある陽子過剰核である[1]。そのため後述するような各種崩壊モードが存在するが、それらは全て陽電子放出を伴うものである[2]。
崩壊モード
31Arは崩壊モードが6種類も存在し、それらのいずれもが比較的高確率で発生する。最も多いのは陽電子放出と1個の陽子放出が同時に発生して30Sに崩壊するモードで、63%の確率で発生する。次に多いのは単なる陽電子放出で31Clに崩壊するモードで、28%の確率で発生する。この崩壊モードのみ唯一崩壊エネルギーが分かっており、1.7338MeVと判明している[2]。
その他、7.2%は陽電子放出と2個の陽子放出で29Pに、1.4%は陽電子放出と3個の陽子放出で28Siに、0.38%が陽電子放出と陽子放出とアルファ崩壊で26Siに、0.03%が陽電子放出とアルファ崩壊で27Pにそれぞれ崩壊する。これらの崩壊系列は、一部が分岐しているものの崩壊系列内での分岐なので、最終生成物は31P、30Si、29Si、28Si、27Al、26Mgの6種類に限られる[2]。
関連項目
| 軽量 30Ar |
アルゴン31は アルゴンの同位体である |
重量 32Ar |
| 32K (p) の崩壊生成物 |
アルゴン31 の崩壊系列 |
31Cl (β+) 30S (β+,p) 29P (β+,2p) Si28 (β+,3p) 31P (β+,α) 26Si (β+,p,α) へ崩壊 |
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