イトカメムシ科
イトカメムシ科(イトカメムシか、Berytidae)はナガカメムシ上科のカメムシの1群である。体が細く、触角や歩脚が糸のように細いのが特徴である。
| イトカメムシ科 | ||||||||||||||||||||||||
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オオイトカメムシ | ||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Berytidae Fieber, 1851 |
特徴

イトカメムシの体前半部
小楯板の棘状突起と臭腺部分の突起が見える
小楯板の棘状突起と臭腺部分の突起が見える
特異な形態のカメムシの1群[1]。名前の通り、細長い体から糸のように細くて長い触角と歩脚が伸びる。また、小さいので目立ちにくいが頭部や前胸背に棘状突起や球状の突起があったり、臭腺の開口部の周囲が突出することも多くの種に見られる特徴となっている。体長は2.5mmから11mmまで、触角は4節で、歩脚の腿節の先端がやや太くなる[2]。
体色は緑から褐色系のものが多く、植物の上に生息する[2]。基本的には植食性で、植物の茎や葉から吸汁するものではあるが、アブラムシやハエなどの小型昆虫を捕食することがあるものが知られている。ただし詳しい生態は明らかにされていない。
分類
世界に45属160種ほどが知られる小さな群で、3亜科に分ける[3]。
日本には以下の6種が知られている[4]。
- Berytidae イトカメムシ科
- Metacanthinae イトカメムシ亜科
- Capyella ツノイトカメムシ属
- C. horoni ヤエヤマツノイトカメムシ
- Metacanthus ヒメイトカメムシ属
- M. pulchellus ヒメイトカメムシ
- Metatropis オオイトカメムシ属
- M. brevirostris アカオオイトカメムシ
- M. rufescens オオイトカメムシ
- Yemma イトカメムシ属
- Y. exilis イトカメムシ
- Capyella ツノイトカメムシ属
- Gampsocorinae トゲイトカメムシ亜科
- Gampsocoris トゲイトカメムシ属
- G. pacificus トゲイトカメムシ
- Gampsocoris トゲイトカメムシ属
- Metacanthinae イトカメムシ亜科
脚注
- 以下、主として石川他編(2012),p.395
- 安永他(2018),p.135
- 石川他編(2012),p.395
- 石川他編(2012)
参考文献
- 石川忠他編、『日本原色カメムシ図鑑 第3巻』、(2012)、全国農村教育協会
- 安永智秀他、『全農協 観察と発見シリーズ カメムシ博士入門』、(2018)、全国農村教育協会
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