インダン
インダン(英:Indaneまたはindan)は、二環性炭化水素の一種で、分子式はC9H10。メタロセン触媒や医薬品原料、有機合成化学の中間体となる。インデンと似るが、インダンは五員環中に二重結合を含まない。
| インダン | |
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indane | |
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 496-11-7 |
| PubChem | 10326 |
| ChemSpider | 9903 |
| ChEBI | |
| ChEMBL | CHEMBL370687 |
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| 特性 | |
| 化学式 | C9H10 |
| モル質量 | 118.176 g/mol |
| 外観 | 淡黄色または無色透明の液体 |
| 匂い | (有臭) |
| 嗅覚閾値 | 0.0037ppm[2] |
| 融点 |
-51.4℃ |
| 沸点 |
176.5 °C, 450 K, 350 °F |
| 危険性 | |
| 引火点 | 50℃[3] |
| 関連する物質 | |
| 関連物質 | インデン テトラリン |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
誘導体
1-メチル-インダン、2-メチル-インダン(メチル基は五員環に結合)、4-メチル-インダン、5-メチル-インダン(メチル基はベンゼン環に結合)ほか様々なジメチルインダンが、医薬品原料などとして利用される。その他の誘導体も、例えば金属ナトリウムとエタノールを触媒としてフタル酸ジエチルと酢酸エチルを反応させることにより、間接的に得ることができる。
インダンのエチルエステルはナトリウムイオンと反応し、塩を生じる。これは塩酸を加えることにより元に戻すことができる、可逆反応である。
触媒を介し、キシレンなどの他の芳香族化合物と変換することができる。
その他の誘導体としては、1,3-インダンジオンなどが知られる。
関連項目
- 水素化インジウム - 「インダン」とも呼ばれるが、当記事の化合物と綴り・読みが同一となってしまうため、インジガン(Indigane)と呼ばれる。
脚注
- Hawley, Gessner G. (1977). The Condensed Chemical Dictionary. Van Nostrand Reinhold Company. pp. 464. ISBN 0-442-23240-3
- 東京都環境科学研究所調べ 岩崎好陽『新訂 臭気の環境測定法』におい・かおり環境協会、2005年。ISBN 4-915952-15-0。
- 製品情報(JFEケミカル)
外部リンク
- Safety data for indane (indan) from Physical and Theoretical Chemistry Laboratory at Oxford University.
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