インドの地方行政区画
インドの地方行政区画(インドのちほうぎょうせいくかく)は、28の州(states)と、8つの連邦直轄領(union territories)から構成されている。州の下には行政権を持たない地方(日本の地方とほぼ同じ)、またその下には県が存在している(地方が無い州もあるが、県は必ずある)。

パキスタンとの国境は停戦ライン
ただし、ジャンムー・カシミール連邦直轄領およびラダック連邦直轄領の全域はパキスタンが、それらの一部は中国が、アルナーチャル・プラデーシュ州の広い範囲は中国が、それぞれ領有権を主張する地域ともなっている。
歴史
- 2000年11月15日にビハール州の南半分の区域からジャールカンド州が、また同日にウッタル・プラデーシュ州北部山岳地方の一部からウッタラーンチャル州(2006年12月以降さらに名称変更されてウッタラーカンド州)が、同じく同日マディヤ・プラデーシュ州東側の一部からチャッティースガル州がそれぞれ新たな州として独立した。
- 2014年6月2日にアーンドラ・プラデーシュ州の北部が分離、テランガーナ州が創設された[1]。
- 2019年10月31日にはジャンムー・カシミール州がラダック連邦直轄領とジャンムー・カシミール連邦直轄領に分割された[2][3]。
- 2020年1月26日にダードラー及びナガル・ハヴェーリー連邦直轄領とダマン・ディーウ連邦直轄領は合併し、ダードラー・ナガル・ハヴェーリーおよびダマン・ディーウ連邦直轄領となった[4]。
行政構造
インドの行政構造は6階層となっている[5]。
| 国 (インド) | |||||||||||||||||
| 州:State (例: 西ベンガル州) | |||||||||||||||||
| 地方:Division (例:プレジデンシー地方) | |||||||||||||||||
| 県:District (例:北24パルガナー県) | |||||||||||||||||
| 地区:Subdistrict (例:バシルハト地区) | |||||||||||||||||
| 郡:Block (例:バシルハトII郡) | |||||||||||||||||
インドの28州と8つの連邦直轄領

下位行政区画
脚注
注釈
- 中華人民共和国との国境問題地域。(マクマホンライン)
- 2006年2月27日、アソム州への変更を発表した
- 1912年~1936年は、ビハール州とオリッサ州は統合されていた。
- 州都であるが、行政上はチャンディーガル連邦直轄領として独立している。
- 2024年までアーンドラ・プラデーシュ州と兼用予定。
- パンジャーブ州とハリヤーナー州、双方の州都を兼ねているが、行政上どちらの州にも属さない。
- 同地方はカシミールの一部に当たり、パキスタン及び中華人民共和国が領有権主張。カシミールは印中パ3カ国が領有権主張しており、事実上分け合う形で統治している。
- パキスタンが実効支配しているギルギット・バルティスタン及びアザド・カシミールの面積(78,114平方キロメートル (30,160 sq mi))、中華人民共和国が実効支配しているen:Shaksgam Valley の面積( 5,180平方キロメートル (2,000 sq mi) )を含めない。
- 同地方はカシミールの一部に当たり、中華人民共和国がアクサイチンとして領有権主張。カシミールは印中パ3カ国が領有権主張しており、事実上分け合う形で統治している。
- 中華人民共和国が実効支配しているアクサイチンの面積(37,555平方キロメートル (14,500 sq mi))を含めない。
出典
- AfP BBNews インドに29番目の州誕生「テランガナ州」
- “10月末にカシミール州消滅 インド、連邦政府直轄地に”. 共同通信. (2019年8月10日) 2019年8月10日閲覧。
- “インド、カシミール自治権撤廃 パキスタン・中国は反発”. 朝日新聞デジタル. (2019年8月7日) 2019年8月10日閲覧。
- “REGD. NO. D. L.-33004/99”. egazette.nic.in. 2021年1月6日閲覧。
- 総務庁長官官房企画課 (2009-12). インドの行政 (PDF) (Report). 諸外国の行政制度等に関する調査研究 No.17. 総務省. NCID BA52480321。
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参考文献
- (財)自治体国際化協会(編)『インドの地方自治~日印自治体間交流のための基礎知識~』(PDF版)、2007年
外部リンク
- Statoids.com 州の統計及び歴史あり。(英語)
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