ウィルクスバリ・スクラントン国際空港
ウィルクスバリ・スクラントン国際空港(英: Wilkes-Barre/Scranton International Airport) (IATA: AVP, ICAO: KAVP, FAA LID: AVP) とはペンシルベニア州のルザーン郡とラッカワナ郡に跨って存在する空港である。空港の運営はこの両郡によって行われ、それぞれの郡の中心都市であるスクラントンとウィルクスバリからは7~8マイル程離れている。旅客数で数えれば州内で5番目に使われている空港である[3]。
| ウィルクスバリ ・スクラントン国際空港 | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| IATA: AVP – ICAO: KAVP – FAA LID: AVP | |||||||||||||||
| 概要 | |||||||||||||||
| 空港種別 | Public | ||||||||||||||
| 所有/運営者 | ルザーン郡及び ラッカワナ郡 | ||||||||||||||
| 所在地 | Pittston Township, Pennsylvania | ||||||||||||||
| 供給都市 | スクラントン-ウィルクスバリ–ワイオミング・バレー | ||||||||||||||
| 標高 | 962 ft / 293 m | ||||||||||||||
| 座標 | 北緯41度20分18秒 西経075度43分24秒 | ||||||||||||||
| ウェブサイト | www.FlyAVP.com | ||||||||||||||
| 地図 | |||||||||||||||
![]() 2021年時点の当空港のFAA公式図 | |||||||||||||||
![]() AVP ![]() AVP | |||||||||||||||
| 滑走路 | |||||||||||||||
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| 統計 (2021) | |||||||||||||||
| 総発着回数 | 48,997 | ||||||||||||||
| 旅客数 | 313,107 | ||||||||||||||
歴史
1930年代、ペンシルベニア北東部の各都市が空港の必要性を感じていた。当時の世界大恐慌により地場産業であった石炭産業が影響を受けていたものの、地元経済の活性化を目指していたルザーンとラッカワナ郡は空港設置の構想を推し進め、1939年には空港予定地の調査が行われた。
1941年には後に旅客ターミナルの名前にもなるジョセフ・マクデイド下院議員の父親であるジョン・マクデイド氏がそれまで複数の鉱山会社が保有していた土地112エーカーを空港予定地として提供したが、実際の着工には第二次世界大戦の影響もあって1945年まで待たなければならなかった。
1947年に開港したAVP(IATAコードの由来はこの空港がアヴォカにある事である)にはコロニアル航空とアメリカン航空が就航した。コロニアル航空はモントリオール、シラキュース、フィラデルフィア、ワシントンDCとこの空港を結び、アメリカン航空はシカゴとバッファロー線をAVPから運行した。
開港翌年の1948年には後にトランスワールド航空となるトランスコンチネンタル・アンド・ウェスタン航空がカンザスシティ、ピッツバーグ、オールバニ、ボストン線を就航させ、その更に翌年の1949年にはオール・アメリカン航空(後のアレゲニー航空)もニューアーク、アトランティックシティ、ワシントンDC線を就航させた。
当初の路線網は全てDC-3で運行されていたが、1969年にはイースタン航空の727がジェット機として初めてAVPに就航した。
1972年には第4滑走路が5200フィートから6450フィートに延伸され、1975年にはカナダからの国際貨物便が就航した。
2006年5月に8000万ドルをかけた新たなターミナル及び格納庫が完成した。このターミナルには以前より大きな待合室やゲート、ショッピングやレストラン街がある[4]。それまで使われていた旧ターミナルは2017年から18年にかけ取り壊され、跡地には駐車場が建設された[5][6]。
施設

AVPは910エーカー(368ヘクタール)の土地を占め、2つの滑走路がある:[1][9]
- RWY 4/22: 7,502 × 150 ft (2,287 × 46 m)
- RWY10/28: 4,300 × 150 ft (1,311 × 46 m).[1]
ターミナル
現在使われている旅客ターミナルの下階に1番と2番ゲート、上階には3番から8番ゲートがあり、アメリカンイーグルが2,3,5番ゲート、ユナイテッド・エクスプレスが1,7,8番ゲートを使用している。また、7番ゲートはチャーター機や緊急着陸した航空機用にも使われている。
かつて4番ゲート及び6番ゲートはデルタ航空が使用していたがデリたが撤退した為現在は使用されていない。
主な就航路線
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旅客便
| 航空会社 | 就航地 |
|---|---|
| 季節便: シャーロット | |
| シャーロット、シカゴ | |
| シカゴ, ニューアーク |
貨物便
| 航空会社 | 就航地 |
|---|---|
| オールバニ, アレンタウン, シンシナティ, ハリスバーグ | |
| オールバニ, シンシナティ | |
| ハリスバーグ[10] 季節便: アレンタウン[11] |
統計
| 順位 | 都市 | 乗客数 | 航空会社 |
|---|---|---|---|
| 1 | シャーロット | 62,770 | アメリカン |
| 2 | シカゴ | 40,530 | アメリカン、ユナイテッド |
| 3 | フィラデルフィア | 25,010 | アメリカン |
| 4 | デトロイト | 23,190 | デルタ |
| 5 | アトランタ | 18,820 | デルタ |
| 6 | ワシントン・ダレス | 17,550 | ユナイテッド |
年間旅客数
| 年 | 旅客数 | 変動 | 年 | 旅客数 | 変動 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2001 | 375,508 | — | 2012 | 445,593 | |
| 2002 | 404,201 | 2013 | 433,137 | ||
| 2003 | 362,719 | 2014 | 427,920 | ||
| 2004 | 401,164 | 2015 | 439,128 | ||
| 2005 | 439,189 | 2016 | 462,999 | ||
| 2006 | 422,608 | 2017 | 531,854 | ||
| 2007 | 438,895 | 2018 | 527,928 | ||
| 2008 | 443,804 | 2019 | 590,044 | ||
| 2009 | 413,001 | 2020 | 221,781 | ||
| 2010 | 433,972 | 2021 | 313,107 | ||
| 2011 | 464,560 |
アクセス
自家用車
州間高速道路81号の第178出口が最寄りとなり、そこからペンシルベニア・ターンパイクへも出られる。
バス
ルザーン郡交通公社の第17系統がウィルクスバリやスクラントンとこの空港を結んでいる。.
事故・インシデント
- 1985年4月20日:アメリカ空軍のCT-39A(機体記号62-4496)On April 20, 1985 AF ser. No. 62-4496が当空港着陸時にブレーキが故障。ジェローム・オマリー将軍夫妻を含む乗客乗員5名全員が死亡した[16][17]
- 2000年5月21日:当空港へ着陸しようとしていたエグゼクティブ航空が運行していたジェットストリーム31が数キロ手前の森林に墜落、乗客乗員19人全員が死亡した[18]。
- 2021年8月20日:ポコノ・レースウェイで予定されていた航空ショーの為の訓練飛行を行おうとしたT-6テキサンがスクラントン空港を離陸した直後に墜落、パイロットが死亡した[19][20]。
脚注
- FAA Airport Form 5010 for AVP (PDF) , effective September 8, 2022
- “Statistics”. transtats.bts.gov. 2023年4月21日閲覧。
- “AVP - Wilkes Barre Scranton International Airport”. AVP. 2022年12月17日閲覧。
- “HNTB – Wilkes-Barre/Scranton International Airport”. 2012年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月2日閲覧。
- “Old Airport Terminal To Come Down”. WNEP.com (2017年5月18日). 2017年6月12日閲覧。
- “Wilkes-Barre/Scranton Airport to Add New Parking Lot” (2017年9月21日). 2022年12月22日閲覧。
- “Supplemental Success Stories”. casey.senate.gov. 2022年12月22日閲覧。
- Merger May Help Airport Boost Service Archived March 8, 2012, at the Wayback Machine. timesleader. com
- “AVP airport data at skyvector.com”. skyvector.com. 2022年9月26日閲覧。
- “Wiggins #7450 ✈ 15-Feb-2018 ✈ KAVP - KMDT ✈ FlightAware”. FlightAware. 2023年4月24日閲覧。
- “Welcome to Wiggins!”. www.wiggins-air.com. 2023年4月24日閲覧。
- “Allegiant Announces Nonstop, Low-Cost Flights Between Wilkes-Barre/Scranton and Orlando” (2012年4月17日). 2022年12月22日閲覧。
- “Airport director: Allegiant exit offers new opportunities - Times Leader”. timesleader.com (2017年8月29日). 2022年12月22日閲覧。
- “OST_R - BTS - Transtats”. www.transtats.bts.gov. 2022年12月22日閲覧。
- “Passengers All Carriers - Scranton/Wilkes-Barre, PA: Wilkes Barre Scranton International”. United States Department of Transportation. 2020年7月24日閲覧。
- Casey, Aloysius G.; Casey, Patrick A. (2007). Velocity : speed with direction : the professional career of Gen Jerome F. O'Malley. Maxwell Air Force Base, AL: Air University Press. pp. 247–253. ISBN 978-1585661695
- Ranter. “ASN Aircraft accident North American CT-39A-1-NO Sabreliner 62-4496 Wilkes-Barre International Airport, PA (AVP)”. aviation-safety.net. 2022年12月22日閲覧。
- “CNN Transcript - WorldView: NTSB Begins Investigation Into Charter Plane Crash in Pennsylvania Which Killed All 19 Onboard - May 21, 2000”. www.cnn.com
- “Pilot identified in Avoca Airport plane crash”. Fox56.com (2021年8月20日). 2021年10月21日閲覧。
- Aaron Leedy (2021年9月9日). “NTSB releases preliminary report on fatal air show crash”. local21news.com. 2021年10月21日閲覧。
外部リンク
- 空港公式サイト (英語のみ)


