オオカワウソ
オオカワウソ(大獺、Pteronura brasiliensis)は、哺乳綱 ネコ目(食肉目)イタチ科オオカワウソ属に分類される食肉類。本種のみでオオカワウソ属を構成する。
| オオカワウソ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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オオカワウソ Pteronura brasiliensis | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 保全状況評価[a 1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ENDANGERED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Pteronura brasiliensis (Gmelin, 1788) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| オオカワウソ | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Giant otter Giant river otter | ||||||||||||||||||||||||||||||
![]() 分布図 |
形態
体長85-140cm[3]。尾長33-100cm[2]。体重オス26-34kg、メス20-26kg[2][3]。尾は大型で、幅広く(中央部が最も幅広い[2][3])扁平[2]。全身は0.4cmの短い体毛で密に被われる[3]。鼻面や上唇、下顎から胸部にかけて白や黄白色の斑紋や斑点が入る[1][2][3]。
眼と鼻孔は大型で、同時に水面に出せる位置にある[3]。吻端にある板状の皮膚(鼻鏡)は体毛で被われる[2][3]。歯列は門歯が上下6本、犬歯が上下2本、小臼歯が上顎8本、下顎6本、大臼歯が上顎2本、下顎4本と計34本の歯を持つ[2]。指趾の先端まで水掻きが発達する[1][2][3]。指趾には鉤爪が発達する[1][2]。
分類
生態
流れの緩やかな大型河川[3]、湿原などに生息する[2]。昼行性[1][2][3]。雨期になると冠水林に産卵のために集まる魚類を求めて移動し、行動域も拡大する[1][2][3]。主にペアとその幼獣からなる4-10頭の群れを形成して生活する[3]。よく鳴き声をあげ、9種類の鳴き声を使い分けていると考えられている[2][3]。水辺の開けた場所に1.2-1.8mの長さがある寝床とトンネルからなる巣穴を作る[2][3]。
食性は動物食で、主に魚類(カラシン、ナマズ)、甲殻類などを食べる[1][2][3]。時に集団で小型のワニを襲うこともある[4](大型のワニは逆に天敵である)。獲物は口で捕え、肘を水底に付けて獲物を前肢で押さえながら頭部から食べる[1]。小型の獲物は水中で捕食するが、大型の獲物は陸上にあげてから食べる[3]。
繁殖形態は胎生。妊娠期間は65-70日[1][2][3]。ガイアナの個体群は8-10月に、1回に1-6頭[1]の幼獣を産む[2]。幼獣は生後30日で開眼し、生後3-4ヶ月で硬い食物も食べ始める[3]。生後2年で性成熟する[3]。
人間との関係
毛皮目的の乱獲により生息数は激減している[1][3]。1960年代にブラジルから輸出された本種の毛皮は20,000枚に達する[1][3]。ブラジルでは1970年代に法的に毛皮取引が禁止されたが、密猟されることもある[1][3]。
参考文献
外部リンク
-
The IUCN Red List of Threatened Species
- Duplaix, N., Waldemarin, H.F., Groenedijk, J., Evangelista, E., Munis, M., Valesco, M. & Botello, J.C. 2008. Pteronura brasiliensis. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.1.
- CITES homepage


