オラスコム・テレコム

オラスコム・テレコム(Orascom Telecom Holding S.A.E.)は、エジプトの通信会社。オラスコム·グループ(Orascom Group)の一会社。

Orascom Telecom Holding S.A.E.
種類
公開会社 (LSE: OTLD)
設立  エジプト・カイロ (1998)
本社 オランダの旗 オランダ・アムステルダム [1]
主要人物
Khaled Bichara(会長)
Ahmed Abou Doma(CEO)
製品 電気通信事業者
売上高 増加$5.065 billion USD (2009)
親会社 VimpelCom
ウェブサイト www.orascomtelecom.com

2013年9月からはグローバル・テレコム(Global Telecom Holding SAE)に改称し[2]、現在はオランダのアムステルダムに本社を置くVeonの傘下となっている[3]。

同社のスローガンは、'Giving the World a Voice'。

概要

1998年の設立以来、中東、アフリカ、南アジアでの通信事業を展開してきた[4]。

OTMT

オラスコム・テレコムの元会長・ナギーブ・サウィーリスは、オラスコム・テレコム・メディア・アンド・テクノロジー(OTMT)という持株会社を新設し、同社の会長に就任。後述の北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の携帯電話事業を含む一部事業を、引き継ぐことになった[5]。

北朝鮮においては、オラスコム・テレコム時代の2008年に、移動通信事業権を獲得。逓信省との合弁で「Koryolink」を設立した。独占事業権を2015年まで所有していた[6]。2015年には財務報告によるとKoryolinkに対する影響力を失ってる[7]。2016年からは子会社「オラバンク」が北朝鮮での金融業務から撤退し[8]、継続する携帯電話事業でも北朝鮮当局が後押しする他社の「強盛ネット」「ピョル」と競合するようになり[9]、2017年にはサービスを中止して撤退の手続きを行ってると報じられてる[10]。また、北朝鮮当局によってKoryolinkで上げた収益金約6億ドルが海外送金できない状態になっている[11]。

脚注

  1. “Contact Us”. 2018年1月15日閲覧。
  2. “Company Overview of Global Telecom Holding SAE”. ブルームバーグ. 2018年1月15日閲覧。
  3. “Veon applies to buy rest of former Orascom Telecom for $894m”. Global Telecoms Business (2017年11月8日). 2018年1月15日閲覧。
  4. エジプト大手通信会社オラスコム、携帯事業以外に投資拡大 - バングラデシュニュース - バングラビジネスONLINE
  5. 携帯電話は「諸刃の剣」の存在 ─ 100万加入を超えた北朝鮮携帯電話市場の実態(後編)p.1 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
  6. 北朝鮮の携帯電話加入者数 150万人突破 - 中央日報
  7. “北朝鮮ハッカー、国内進出の外国企業も標的に-オラスコムPCに侵入”. ブルームバーグ. (2017年12月15日). https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-02-23/P4LWBR6JTSEL01 2018年3月10日閲覧。
  8. “エジプト資本、北朝鮮での金融業務を終了も携帯電話事業は継続”. デイリーNK. (2016年12月6日). http://dailynk.jp/archives/78846/2 2018年1月15日閲覧。
  9. “北朝鮮、携帯事業をリードしてきたエジプト企業に暗雲”. デイリーNK. (2016年4月5日). http://dailynk.jp/archives/64418?krkj=78846 2018年1月15日閲覧。
  10. “オラスコム、北朝鮮の移動通信事業から撤退へ”. 東亜日報. (2017年12月15日). http://japanese.donga.com/Home/3/all/27/1163939/1 2018年1月15日閲覧。
  11. “北朝鮮の移動通信に投資したオラスコム会長「収益金6億ドルを北朝鮮に奪われた」”. 朝鮮日報. (2020年11月17日). http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/11/17/2020111780049.html 2020年11月18日閲覧。

外部リンク

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