オーランド・カブレラ

オーランド・ルイス・カブレラ(Orlando Luis Cabrera, 1974年11月2日 - )は、コロンビア・ボリーバル県カルタヘナ出身の元プロ野球選手(遊撃手)。右投右打。

オーランド・カブレラ
Orlando Cabrera
インディアンス時代(2011年7月14日)
基本情報
国籍  コロンビア
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
(二重国籍)
出身地  コロンビア
ボリーバル県カルタヘナ
生年月日 (1974-11-02) 1974年11月2日(49歳)
身長
体重
5' 9" =約175.3 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手
プロ入り 1993年 アマチュア・フリーエージェント
初出場 1997年9月3日
最終出場 2011年9月23日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

プロ入りとエクスポズ時代

1993年に、ドラフト外でモントリオール・エクスポズ(現:ワシントン・ナショナルズ)に入団した

1997年に、メジャーデビュー。

1999年頃からレギュラー格の選手としての扱いを受けるようになり、104試合に出場した。

2000年には自身初の2桁本塁打を記録した。

2001年には自身初の2桁盗塁と、162試合フル出場を記録。また、ゴールドグラブ賞も初受賞した。最も目覚しい活躍をしたのは2003年。

2004年は不振に陥った。

レッドソックス時代

2004年シーズン夏場に4球団8選手が絡む大型のトレードで、ボストン・レッドソックスに移籍した。レッドソックスはこのトレードで看板選手であり打力はあるが守備で足を引っ張っていたノマー・ガルシアパーラ[1]を放出しており、その後釜として打力は劣るがゴールドグラバーであるカブレラを獲得した。移籍後はチームの期待通りに堅守の遊撃手としてレギュラーの座を手に入れてチームの世界一に貢献している。

エンゼルス時代

2004年オフにロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへFA移籍した。

2005年は、正遊撃手として活躍した。

2006年は、4月25日から7月6日の間に史上6番目、球団新記録となる63試合連続出塁を記録。この打撃内容の良さを買われて、本来の2番から3番へ抜擢され、主砲ブラディミール・ゲレーロの繋ぎ役として活躍。7月2日のロサンゼルス・ドジャース戦で、チーム9年ぶりとなる本盗を成功させるなど、自己ベストとなる27盗塁を記録。

ホワイトソックス時代

2007年11月19日にジョン・ガーランドとのトレードで、シカゴ・ホワイトソックスへ移籍。

ホワイトソックス時代(2008年)

2008年は、前年までの正遊撃手フアン・ウリーベからポジションを奪い、前年の井口資仁放出以来、空席となっていた二塁へ追いやり、2番打者を務めたが、開幕から打撃不振に陥ってしまう。しかし、5月6日に同じく不振に陥っていた1番打者ニック・スウィッシャーと打順を入れ替えてからは徐々に復調し、最終的には例年通りの堅実な成績を記録。

アスレチックス時代

2009年3月6日、オークランド・アスレチックスと1年契約を結ぶ。

ツインズ時代

2009年7月31日にタイラー・ラーデンドルフとトレードで、ミネソタ・ツインズへ移籍[2]。

レッズ時代

2010年2月1日にシンシナティ・レッズと1年契約を結ぶ。

レッズ時代(2010年)

8月3日から左脇腹を痛め故障者リスト入りし、欠場中はバットボーイを務めてチームを盛り上げた。

インディアンス時代

2011年2月10日にクリーブランド・インディアンスと1年契約を結ぶ。遊撃手にはアズドルバル・カブレラがいたため、主に二塁手として起用された。6月12日のニューヨーク・ヤンキース戦でフレディ・ガルシアから通算2000本安打を放った。しかし、その後は不調になり、ジェイソン・キプニスにスタメンを奪われた。

ジャイアンツ時代

2011年7月30日にトーマス・ニールとのトレードで、サンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍。背番号は6番を着けるはずだったが、尊重のうちに、43を着ける事になった。

オフにFAになり引退。

その他

2005年、2006年に福岡ソフトバンクホークスでプレイしたホルベルト・カブレラは実兄。

同じコロンビア人遊撃手であるエドガー・レンテリアとは、母国での野球ビジネスを巡るトラブルにより犬猿の仲になっている[3]。

2011年5月19日、サウスカロライナ州で米国市民となった。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
1997 MON 1620184400042121010031.222.263.222.485
1998 79285261447316531082262511810276.280.325.414.739
1999 104407382489723581543922401843389.254.293.403.696
2000 125454422471002511316655443325312812.237.279.393.672
2001 1626846266417341614268961974743545415.276.324.428.752
2002 153626563641484317214562579448425316.263.321.380.701
2003 1626916269518647217288802423952316418.297.347.460.807
2004 10342539041961924131311232318023112.246.298.336.634
BOS 58248228336719161063141171101234.294.320.465.785
'04計 16167361874163383102376216431039035416.264.306.383.689
2005 LAA 141587540701392838197572124238435010.257.309.365.674
2006 1536756079517145192457227331151035812.282.335.404.739
2007 15570163810119235182538620431144056412.301.345.397.742
2008 CWS 161730661931863318245571963956117116.281.334.371.705
2009 OAK 101448414411162304151411145425103913.280.318.365.683
MIN 59260242427013351043620161100329.289.313.430.742
'09計 1607086568318636392557713461036107122.284.316.389.705
2010 CIN 123537494641303304175421145728035311.263.303.354.657
2011 CLE 913443243579130410438621313034010.244.277.321.598
SF 3913312642830134132203400172.222.241.270.510
'11計 13047745039107160513851841617035712.238.267.307.573
MLB:15年 19858255756298520554593212329478542165757905142632745188.272.317.390.707
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

年
度
球
団
遊撃(SS)二塁(2B)三塁(3B)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
1997 MON 61611.8754109021.000-
1998 5263124320.984285972416.970-
1999 1021862891061.979--
2000 1241673391077.98110000-----
2001 16224651411106.986--
2002 15323749829102.962--
2003 16225845618101.975--
2004 101147290769.984--
BOS 5778147823.966--
'04計 1582254371592.978--
2005 LAA 140229347781.988--
2006 15225237716100.975--
2007 15323941511104.983--
2008 CWS 16124247216101.978--
2009 OAK 1011562731463.968--
MIN 571021551135.959--
'09計 1582584282598.965--
2010 CIN 1211653001160.977--
2011 CLE 334001.00083128262644.985422001.000
SF 365291519.966213011.00010000----
'11計 395595519.96885129265645.985522001.000
MLB 1843282350971881123.9771181983461063.982522001.000

表彰

背番号

  • 2 (1997年 - 1998年、2010年)
  • 18 (1999年 - 2004年途中、2005年 - 2009年)
  • 44 (2004年途中 - 同年終了)
  • 20 (2011年 - 同年途中)
  • 43 (2011年途中 - 同年終了)

関連項目

脚注

  1. レッドソックスはこの時点で非自責点リーグワーストであり、指名打者にはガルシアパーラ以上の打力があるデビッド・オルティーズがいる上に、シーズン前にアレックス・ロドリゲス、マニー・ラミレス、マグリオ・オルドネスが絡む大型トレードで放出が決まる(選手会の反対で頓挫)程に契約延長の交渉が不調だった為に球団が完全に持て余している状態だった。
  2. “Twins add infield bat in shortstop Cabrera Minnesota sends Minor League shortstop Ladendorf to A's”. twins.com (2009年7月31日). 2009年8月5日閲覧。
  3. Jorge Arangure Jr.,NOW IT'S PERSONAL,ESPN The Magazine(英語,2008/04/24),2010/04/09閲覧

外部リンク

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