カレンダーのコイビト

カレンダーのコイビト』は、楠田亜衣奈のソロアーティストとして3枚目のアルバム2017年2月1日バップからリリースされた。

カレンダーのコイビト
楠田亜衣奈スタジオ・アルバム<meta itemprop='albumReleaseType' content='アルバム' />
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル バップ
チャート最高順位
楠田亜衣奈 アルバム 年表
Next Brilliant Wave
(2016年)
カレンダーのコイビト
(2017年)
アイナンダ!
(2018年)
ミュージックビデオ
【MV】 楠田亜衣奈 - カレンダーのコイビト -short ver.- - YouTube
【MV】 楠田亜衣奈 - ウェルカム・フューチャー -short ver.- - YouTube

本アルバムに収録されている14曲のうち12曲は1年の12ヶ月をそれぞれイメージして制作されており、楠田にとって初のコンセプト・アルバムと位置付けられた[2]。その他にアルバムの表題曲となる「カレンダーのコイビト」と、2016年11月に配信限定シングルとして発表した楽曲「ウェルカム・フューチャー」(テレビアニメ『CHEATING CRAFT』エンディングテーマ)を収録している[3]

制作

2ndアルバム『Next Brilliant Wave』から約9ヶ月ぶりのアルバムリリースとなった。本アルバム全体のテーマである「カレンダー」というコンセプトはスタッフによる提案から生まれたものであり、それぞれの月をイメージした楽曲のテーマは楠田がアイデアを出して楽曲提供者に提案する形がとられた[4][5]

楠田自身は「spring heart」「Anniversary」の作詞を手がけた。「spring heart」は「卒業」をイメージした楽曲であり、楠田はこの曲をアルバムの中で最も印象深い曲として挙げている。「Anniversary」は、ソロアーティストとしてデビューした10月をイメージした楽曲であり、楠田が実際に作詞したのはデビュー1周年を迎えた2016年10月頃であったため、当時の素直な気持ちを歌詞に込められたと振り返っている[4]

楠田は「リスアニ!WEB」でのインタビューにおいて、それまでにリリースした2枚のアルバムと本アルバムを比較して「今までは与えられたものを歌うような形でしたけど、今回は『こういう歌を歌いたい』というのを事前の打ち合わせで提示できたので、今までよりもさらに私らしいアルバムになったと思います」と述べている[6]

楽曲・構成

楠田の誕生月である2月をイメージしたバースデーソングである「まいにち誰かのハッピーデイ♡」からアルバムは始まり、先述した「spring heart」、具体的な曲のサンプルを楠田が渡してリクエストしたという「JUMP UP」[5]、「宿題が終わらない」ことをモチーフとした「タイムリミットサマー!」、クリスマスをモチーフとした「クリスマスキャロルの街角で」など、12ヶ月をそれぞれモチーフとした楽曲が続く。中でも12曲目の1月をテーマとした「Snow Breath Celebration」は楠田曰く「今回のアルバムの中で唯一エッジの利いた曲」であり、新年の幕開けを意識したこだまさおりによる歌詞と吹雪のようなイメージのサウンドが合わさり力強いイメージを描写しているという[7]

13曲目「カレンダーのコイビト」はアルバムの表題曲であり、それまでの12ヶ月をモチーフとした楽曲の後に配置されている。楠田自身は「カレンダーの表紙のイメージになった曲」としている[7]

リリース

本アルバムは初回限定盤A(規格番号:VPCG-80688)、初回限定盤B(規格番号:VPCG-80689)、通常盤(規格番号:VPCG-83518)の3形態で発売された。

初回限定盤Aには2016年11月13日にZepp Tokyoで行われた『1st Live Blu-ray「Eternal Precious Wave」リリース記念LIVE』のダイジェスト映像を収録したBlu-ray Disc[8]が、初回限定盤Bには「ウェルカム・フューチャー」のミュージック・ビデオとジャケット撮影・ミュージックビデオ撮影のメイキング映像を収録したDVD[9]が付属した。

また、アルバムリリースと同時に、moraなど各種配信サイトにおいてデジタル・ダウンロードも開始され、ハイレゾ音源の配信も開始された[10]

チャート成績

本アルバムは、発売初週にあたる2017年2月13日付のオリコン週間アルバムチャートで18位を記録した。2019年3月現在のオリコンチャート登場回数は2週である[1]。また、Billboard JAPANによるチャート「Billboard Japan Hot Albums」では2017年2月13日付で23位を記録した[11]

批評

音楽情報サイト「OTOTOY」において前田将博は、多くの作家を起用することによって曲調のバリエーションが豊かになっている点、楠田がアルバム内で曲によって様々な声色を使い分けている点を肯定的に評価し、このアルバムがμ's活動停止後ソロアーティストとして活動する楠田にとって「今後彼女がより大きく飛躍していく上で第一歩となるような作品」であると述べた[12]

収録曲

タイトル内の括弧は、その曲がモチーフにした月を表す。

CD[13]
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「まいにち誰かのハッピーデイ♡ (2月)」こだまさおり山田高弘山田高弘
2.「spring heart (3月)」楠田亜衣奈井内舞子井内舞子
3.「ハルイロレジュメ (4月)」こだまさおり山口寛雄鈴木Daichi秀行
4.「JUMP UP (5月)」岡田マリア田代智一manzo
5.「レイニーマーメイド (6月)」こだまさおり市川淳市川淳
6.「夏ハジメマシタ☆ (7月)」こだまさおりArmySlickArmySlick
7.「タイムリミットサマー! (8月)」こだまさおり山田高弘平田祥一郎
8.「星空のリバーブ (9月)」こだまさおり山田高弘上杉洋史
9.「Anniversary (10月)」楠田亜衣奈伊藤翼伊藤翼
10.「ロールロールロール! (11月)」こだまさおり山田高弘サキタハヂメ
11.「クリスマスキャロルの街角で (12月)」こだまさおり根岸孝旨根岸孝旨
12.「Snow Breath Celebration (1月)」こだまさおり齋藤真也齋藤真也
13.「カレンダーのコイビト」こだまさおり山田高弘十川ともじ
14.「ウェルカム・フューチャー」こだまさおり山田高弘齋藤真也
合計時間:

脚注

  1. カレンダーのコイビト”. オリコン. 2019年2月28日閲覧。
  2. 楠田亜衣奈が『カレンダーのコイビト』と中野サンプラザ公演で示した、ファンと共有してきた時間”. リアルサウンド. blueprint (2017年8月23日). 2019年2月28日閲覧。
  3. 楠田亜衣奈の3rdアルバムは“カレンダー”がテーマ!くっすんレベル28の誕生日にリリース決定”. music.jp (2016年12月12日). 2019年2月28日閲覧。
  4. 声優・楠田亜衣奈、3rdアルバム『カレンダーのコイビト』を語る - 春夏秋冬を描いた1枚に、彼女が乗せた想いとは (1) これからは、ファンと“路地を冒険"したい”. マイナビニュース (2017年1月31日). 2019年3月1日閲覧。
  5. 一年中くっすんと一緒! 楠田亜衣奈3rdアルバム『カレンダーのコイビト』リリース記念インタビュー!”. リスアニ!WEB. エムオン・エンタテインメント. p. 1 (2017年2月1日). 2019年3月1日閲覧。
  6. 一年中くっすんと一緒! 楠田亜衣奈3rdアルバム『カレンダーのコイビト』リリース記念インタビュー!”. リスアニ!WEB. エムオン・エンタテインメント. p. 2 (2017年2月1日). 2019年3月1日閲覧。
  7. 声優・楠田亜衣奈、3rdアルバム『カレンダーのコイビト』を語る - 春夏秋冬を描いた1枚に、彼女が乗せた想いとは (2) 春夏秋冬を織り込んだリード曲は、カレンダーの表紙”. マイナビニュース (2017年1月31日). 2019年3月1日閲覧。
  8. カレンダーのコイビト 初回限定盤A”. バップ. 2019年3月1日閲覧。
  9. カレンダーのコイビト 初回限定盤B”. バップ. 2019年3月1日閲覧。
  10. 楠田亜衣奈「カレンダーのコイビト」配信開始!ハイレゾ購入特典あり!”. mora (2017年2月1日). 2019年3月1日閲覧。
  11. Billboard Japan Hot Albums”. 阪神コンテンツリンク. 2019年2月28日閲覧。
  12. 【REVIEW】声優・楠田亜衣奈、カレンダーをコンセプトにした3rdアルバムをハイレゾ配信”. OTOTOY. 2019年3月1日閲覧。
  13. 楠田亜衣奈/カレンダーのコイビト<通常盤>”. タワーレコード. 2019年2月28日閲覧。

外部リンク

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