ガレロイ島

ガレロイ島 (ガレロイとう、Gareloi、アレウト語: Anangusix̂[1])は、北太平洋に存在するアリューシャン列島の一部に当たる、アンドリアノフ諸島の西端部を構成するデラロフ諸島に属する、無人火山島である。この島の面積は67.2km2程度だが、デラロフ諸島においては最大の島である。

2003年4月に撮影された、ガレロイ山の南側面。
ガレロイ島の位置。
アメリカ航空宇宙局が撮影したガレロイ島。

地理

ガレロイ島は、タナガ海峡アムチトカ海峡(昔は「アムチトカ水道」とも呼ばれた)との間に存在する、アメリカ合衆国アラスカ州に属する島である[2]。 この島は、ほぼ楕円形をしていて、長さ6マイル (9.7 km)、幅5マイル (8.0 km)、面積25.95平方マイル (67.2 km2)で、デラロフ諸島最大の島であり無人島である。しかし、島の北の浜辺には猟師の小屋が存在する[3]

ガレロイ島は溶岩、黒い溶岩、侵食溶岩、火山灰で構成され、低い斜面や谷が多くが草やツンドラで覆われている。海岸は絶壁であり、岩だらけである。しかし、島の周囲には昆布繁茂していて、島の大部分を囲んでおり、その群落は沖合10ファゾムに及んでいる。なお10ファゾム以上の深さは、島の0.5マイルの範囲内にある。

島の中央部には、小さな鞍部を挟んで2つの頂を持つ、高さ5,161フィート (1,573 m)成層火山ガレロイ山存在する。ガレロイ山の2つの頂のうち、北のわずかに高い頂の南縁には直径約300mの噴火口があり、ここには現在でも活発な噴気孔が幾つか見られる。直径80cm〜1600cmの13個の活発な噴気孔は、南から南東の亀裂に沿ってに並び、汀線から南の頂上に広がっている。これらの噴気孔は、1929年の爆発的な噴火で形成された。またこの噴火では、4つのブロック状の溶岩流と安山岩質凝灰岩を地上に吹き出し、山の南東側面、約1.5×3マイルの範囲を覆っている。なお、ガレロイ山は、1980年代に4回の噴火が、 1996年に未確認の噴火が1回あった。そのうちの1回を除く全てが爆発的噴火であったと見られている。この他、2007年春と夏、ガレロイ島で地震活動が増加し、時には1日あたり40回にも達した[4]

動物

この島にはヒトは住んでいない。海岸は切り立った岩の崖となっていて、ここには60万羽以上の海鳥営巣するものの、そのほとんどが岩の割れ目に巣を作るウミスズメ科である。少なくとも62%はウミスズメ科のコロニーで、エトロフウミスズメが30%、ウミオウムが6%である。これらの種はそれぞれ、世界中の生息数の1%を超える[5]

参考文献

  1. Bergsland, K. (1994). Aleut Dictionary. Fairbanks: Alaska Native Language Center
  2. Gareloi Island アメリカ地質調査所(USGS)提供、Geographic Names Information System
  3. U.S. Coast Pilot 9, Chapter 7, Aleutian Islands
  4. Alaska Volcano Observatory, Gareloi description and statistics
  5. Audubon Important Bird Areas - Gareloi Island

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.