キブ湖
概要
およそ2700km²ほどの面積を有しており、その広さはアフリカ有数の規模である。海抜はおよそ1460メートル。アフリカ大地溝帯の一部であり、火山活動にともない成立した。かつては北のエドワード湖と結ばれていたと考えられている。湖からはルジジ川が流出し、南のタンガニーカ湖に注ぐ。戦争で漁獲高は減少しているがヒレナマズ、バルブス、シクリッドなどの在来種があり、漁業が盛んである[1]。周囲を山々に囲まれた美しい景観から、将来的には観光産業の発展も期待されている。湖の中央にはイディウィ島(イジウィ島)がある。
歴史
19世紀末、ドイツ人探検家がこの地に到達し、西欧列強の植民地争奪に巻き込まれ始めた。第一次世界大戦を経て敗戦国ドイツが周辺地域の支配権を失い、ベルギーに利権が継承された。ベルギーのもとで、「ツチ」と「フツ」の対立が助長され、1994年にはキブ湖周辺もルワンダ内戦における虐殺の舞台となった。
2008年2月3日、キブ湖周辺を含むアフリカ大湖沼地域で、マグニチュード 5.9、15秒間の地震[2]が発生した。震源はブカヴの東方20km地点。死亡者数 39人以上、負傷者数 349人以上と報告されている。
ギャラリー
ルワンダ側の湖畔風景
ギセニのキブ湖岸
ルワンダの地図(左端の大きな湖がキブ湖)
脚注
- Information on Fisheries Management in the Democratic Republic of the Congo, United Nations Food and Agriculture Organization, December 2001
- Magnitude 5.9 - LAC KIVU REGION, DEM. REP. OF THE CONGO, アメリカ地質調査所
- “ルワンダの「殺人湖」 深層のメタンガスを発電源に”. AFP (2022年2月19日). 2022年2月20日閲覧。
- 「スイス人、アフリカのキブ湖のガス抜きに活躍」swissinfo, 2007-10-23 15:10.
- 「エネルギー産業」ルワンダ共和国大使館
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