キュッリッキ (シベリウス)
『キュッリッキ』(Kyllikki) 作品41は、ジャン・シベリウスが1904年に作曲したピアノ曲。「ピアノのための3つの抒情的な作品」という副題が付されている。題名は『カレワラ』から採られているものの、本作はこの民族叙事詩に基づく筋書きを持っていない[1]。なお、キュッリッキは叙事詩の中でレンミンカイネンに攫われて妻となるが、約束を破って他の娘たちのもとへ出かけたため夫に捨て去られる[2]。
楽曲構成
全3曲からなり、演奏時間は約12分。
第1曲
ユニゾンの音型により開始し、間もなくトレモロの伴奏に乗って譜例1が奏される。
譜例1

両手のアルペッジョから次の部分へ移行し、精力的に展開される。やがて譜例1が回帰して最後はアルペッジョを繰り返したのち堂々と締めくくられる。
出典
- “Piano compositions”. The Finnish Club in Helsinki. 2016年7月31日閲覧。
- “SIBELIUS: Piano Music, Vol. 2”. Naxos. 2017年7月23日閲覧。
参考文献
- CD解説 SIBELIUS: Piano Music, Vol. 2, NAXOS, 8.554808
- 楽譜 Sibelius: Kyllikki, Breitkopf & Härtel, Leipzig, 1906
外部リンク
- キュッリッキの楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト
- キュッリッキ - オールミュージック
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