クフシュタイン - インスブルック線

クフシュタイン - インスブルック線(ドイツ語;Bahnstrecke Kufstein–Innsbruck)は、オーストリア国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は300。ドイツとイタリア、およびオーストリアとスイスを結ぶ幹線の一部をなしている。なお本頁では、ブレンナー線のオーストリア国内についても記載する。

クフシュタイン - インスブルック線
基本情報
通称 下イン谷線
国  オーストリア
所在地 チロル州
起点 クーフシュタイン駅
終点 インスブルック中央駅
路線記号 302 01(クーフシュタイン - ヴェルグル)
101 04(ヴェルグル - インスブルック)
路線番号 300
全通 1858年11月24日
運営者 オーストリア連邦鉄道
路線諸元
路線距離 74.9 km
軌間 1435 mm (標準軌)
線路数 複線
複線区間 全区間
電化区間 全区間
電化方式 15000 V / 16.7 Hz(交流)
架空電車線方式
最大勾配 27 ‰
最小曲線半径 250 m
保安装置 ETCS Level 2
最高速度 160 km/h
停車場・施設・接続路線
凡例
STR
ローゼンハイム-クーフシュタイン線
BHF
-1.4 キーファスフェルデン
GRENZE
0.000 ↑ドイツ / オーストリア↓
SBRÜCKE
イン川自動車道A12、国道B175
BHF
2.3 クーフシュテイン駅 482 m ü. A.
SBRÜCKE
国道B171
SKRZ-Au
イン川自動車道
eABZg+r
ブレンナー北部高速線 (計画中)
eHST
4.7 旧シュティマー湖 -1942
HST
6.6 シャフテナウ
ÜST
7.0 クーフシュタイン信号所
eHST
8.5 旧ランカンプフェン ~2023
eBST
シャフテナウ分岐点(計画中)
eABZgr
ブレンナー北部高速線 (計画中)
SKRZ-Au
インタル・アウトバーン
hKRZWae
イン川、キルヒビヒル鉄道橋
KMW
11.600
11.809
km誤差(-209 m)
BHF
11.9 キルヒビヒル 494 m ü. A.
SBRÜCKE
国道178号
hKRZWae
ブリクセンタル渓流
ABZg+r
ヴェルグル発電所方面
ABZg+l
ザルツブルク - チロル線 (S8)
BHF
16.0 ヴェルグル中央駅 S8終着駅 505 m ü. A.
DST
17.3 ヴェルグル・ターミナル南部
DST
18.4 ヴェルグル・ターミナル北部
eHST
18.5 ヴェルグル・西部ターミナル(予定)
DST
19.0 ヴェルグル・ターミナル西部 506 m ü. A.
BHF
22.3 ヴェルグル・クンドル (Bft) 510 m ü. A.
eABZg+r
ウンターインタル高速線 (計画中)
BST
ラトフェルト分岐点(ミュンスタートンネル入口)
ウンターインタール高速線
ÜST
ラトフェルト渡り線
HST
30.0 ラッテンベルク=クラムザッハ
TUNNEL1
ラッテンベルクトンネル
STRo
国道B171
STRo
国道B171
BHF
31.3 ブリクスレック 524 m ü. A.
hKRZWae
イン川
eABZg+r
旧クラムザッハ製材所方面
SKRZ-Ao
インタール・アウトバーン
BS2+l BS2c4
STR tSTR+1
ウンターインタール高速線
STR2 tSTR3u
tSTR+1u STR+4
tSTR ÜST
ブリクスレック両渡り線
tSTR3 STR
SKRZ-Au
インタール・アウトバーン
HST
37.2 ミュンスター=ヴィージング
tSTR+4 STR
ウンターインタール高速線
tSKRZ-G2 SBRÜCKE
国道181号
tSTR3 STR
ウンターインタール高速線
SKRZ-Au
イン川自動車道(190 m)
STR+l STRr
STR STR+l
ツィラー谷線
tSTRl KRZt KRZt tSTR+r
STR+r KRWgl KRWg+r tSTR
アヘンゼー線 (ゼーシュピッツ方面)
KBHFe BHF KBHFe tSTR
40.9 イェンバッハ S4終着駅 530 m ü. A.
BS2l
tBS2r
exSTR+l eABZgr tSTR
exSTR
tSTRr
ウンターインタル新線
exSTR BST
44.3 シュタンス分岐点
exSTR ABZgl
ウンターインタル新線
exÜST STR
イェンバッハ信号所2
exSTR HST
45.7 シュタンス・バイ・シュヴァーツ
exHST STR
45.9 旧シュタンス・バイ・シュヴァーツ -2011
exSTR tSTRa
exWBRÜCKE1 tKRZW
シュタンス小川
exTUNNEL1 tSKRZ-A
イン川自動車道
exSTR tKRZto
ウンターインタル新線
exSTR tSTRe
シュタンストンネル(634 m)
exSTRl eABZg+r
BHF
48.4 シュヴァーツ 538 m ü. A.
WBRÜCKE1
フォンパーバッハ
eABZgr
旧ピル・フォンパーバッハ Lst方面
HST
51.7 ピル・フォンパーバッハ
ÜST
シュヴァーツ第二両渡り線
SKRZ-Au
インタル・アウトバーン(A12)
BS2c1 BS2+r
tSTR+r ÜST
シュヴァーツ第三両渡り線 高速線
tSTR HST
55.2 テアフェンス・ヴェール
BS2r
地下: 高速線、地上: 本線
BHF
59.1 フリツェンス・ヴァテンス 555 m ü. A.
BS2+l
BS2l
地下: 高速線、地上: 本線
HST
61.3 フォルダース=バウムキルヒェン
テルフェントンネル出口(内線: 高速線、外線: 本線)
BST
フリツェンス・ヴァテンス分岐点 内線: 高速線、外線: 本線
ABZgl
インスブルック迂回線
ÜST
フリツェンス・ヴァテンス両渡り線
BHF
66.6 ハル・イン・チロル ゾルバート・ハル (1944~1974)
SBRÜCKE
国道B171
HST
68.7 ハル・タウル 2017~
HST
70.1 ルム (チロル)
ABZgr
AB-Rauchmühle
hKRZWae
イン川
HST
74.0 インスブルック見本市 2021~
ABZgl
インスブルック貨物駅方面
BHF
75.1 インスブルック中央駅 S3, S6終着駅 582 m ü. A.
ABZgr
Ar線 (S4, S6)、Br線 (S3)
  • m ü. A.: 高度はアドリア海の基準である。

概要

クーフシュタイン - インスブルク線は国境線からローゼンハイム-クーフシュタイン線を継承し、チロル州内でイン川に沿ってインスブルックまで続く。この路線はベルリン - パレルモ間のヨーロッパ鉄道軸の一部である。

歴史

北チロル帝国鉄道および南部鉄道

1851年6月21日にオーストリア帝国とバイエルン王国は条約を締結して[1]、第2条と第12条により、オーストリアはこの路線を1856年3月1日まで、ザルツブルク - ブルック・アン・デア・ムル間を1858年3月1日まで建設する法的義務を取った。第6条と第7条により路盤は複線向けに確報され、軌間は4フィート8.5インチの標準軌と決められた。チロルとバイエルンの鉄道連結地点は第5条によりキーファーフェルデン近くのイン川左川辺と合議された[2]。1853年4月29日にインスブルック - ヴェルグル間が、1854年8月16日にヴェルグル - クーフシュタイン間が国家予算で建設されるよう取り決められた。1855年に北チロル帝国鉄道(k.k. Nordtiroler Staatseisenbahn)が両区間の建設を開始した[3]。

オーストリアの鉄道技術者カール・リッター・フォン・ゲーガは建設監督を務め、自分で現場を踏査して経路を直した。その結果、土手道の代わりにインスブルク高架橋が建設された。1856年4月21日に条約は新たに締結されて、建設期限は1858年10月1日に延期された。ビヒルヴァン鉄道橋(現在キルヒビヒルのイン川鉄道橋)は、本来なら石材アーチ橋として建設される予定であったが、洪水が突然発生して、3番目の橋脚が崩壊した。その結果、残った橋脚が活用されて、長さ45 mのトラス構造が配置された。この路線は1858年11月24日に開通された[3]。その二ヶ月前、9月23日に南部鉄道会社(Südbahn-Gesellschaft)がこの路線と南チロルの鉄道路線の所有権を獲得した[4]。

オーストリア連邦鉄道

第一次世界大戦の終戦後、オーストリア共和国が樹立されて、南部鉄道所属の鉄道路線は1924年オーストリア連邦鉄道に組み入れられた。

オーストリア第一共和国時代に下イン谷線はインスブルック管理局に属していた。1938年オーストリア併合以後、この路線もドイツ国営鉄道に編入されて、ミュンヘン管理局に所属することとなった[5]。1945年以後連邦鉄道は再建されて、この路線はインスブルック管理局所属に戻った。

ÖBBグループ

2008年8月開通150周年記念行事がヴォルグルで行われた。線路容量の増大およびブレンネロ基底トンネルの建設準備の目的で高速新線がクンドル分岐点 - フリツェン=ヴァテンス分岐点区間で建設され、2012年12月9日から列車が通行している[6]。シュタンス区間では地上の在来線が、約5 kmほど、二つのトンネルの間に移設された[7]。

2013年にインスブルック市内と近郊にチロルSバーン駅を新設する計画が発表された[8]。2016年にハル・タウル駅の建設工事が始まって[9]、2017年12月に終了した[10]。インスブルック見本市駅の建設工事は2019年4月に開始されて、駅は2021年12月に開業された[11]。2023年12月10日にランカンプフェン駅が高速新線工事の関係で廃止された。ただし代わりの新しい駅はラートフェルト - シャフテナウ間の複々線完工に伴って開業される予定である[12]。

  • 1858年11月24日; クーフシュタイン - インスブルク間開通。
  • 1890年; ヴェルグル - インスブルク間複線化完了。
  • 1939年; クーフシュタイン - ヴェルグル間複線化完了。
  • 1945年2月16日; ハル・イン・チロル駅が爆弾攻撃によって完全に破壊される。
  • 1945年2月22日; イェンバッハ貨物駅にアメリカの爆弾が投下される。
  • 2007年12月9日; チロル運輸連合(Verkehrsverbund Tirol, VVT)のS1系統がこの路線に導入される。

運行形態

この路線ではチロル運輸連合 (Verkehrsverbund Tirol, VVT) の料金システムが適用されている[13]。

寝台特急「ナイトジェット(NJ)」

下記5系統が、それぞれ一日1往復ずつ運行されている。2017年以前は、ユーロナイト(EN)として運行していた。概ね、東側はドイツ・オーストリア方面に、西側はスイス・イタリア方面に直通する。

  • ザグレブ/グラーツ - ヴェルグル - インスブルック - チューリッヒ
    ヴェルグル以東は200号線に、インスブルック以西は400号線に直通する。一部車両のみ、ユーロナイト(EN)の種別となっている。
    2017年以前は、ザグレブ方面行に限り、300号線内の主要駅にも停車していた。
  • ブダペスト/プラハ - ザルツブルク - インスブルック - チューリヒ
    クフシュタイン以東はドイツ鉄道950号線に、インスブルック以西は400号線に直通する。一部車両のみ、ユーロナイト(EN)の種別となっている。
  • ハンブルク/デュッセルドルフ - クフシュタイン - インスブルック
    クフシュタイン以東はドイツ鉄道950号線に直通する。300号線内の主要駅にも停車する。
    2016年末に運行を開始した。
  • 過去の運行系統
    • ミュンヘン - クフシュタイン - ブレンネロ - ボローニャ
      クフシュタイン以東はドイツ鉄道950号線に、ブレンネロ以南はイタリア鉄道50号線に直通していた。300号線内の主要駅にも停車していた。
      2016年末に、フィラハ経由のルートに変更されたことにより運行休止。ただし2020年度にのみ運行していた。

超特急「レイルジェット・エクスプレス(rjx)」

  • ウィーン - クフシュタイン - ブレゲンツ/チューリッヒ
    1時間に1本の運行。クフシュタイン以東はドイツ鉄道950号線に、インスブルック以西は400号線に直通する。クフシュタインとイェンバッハは交互に半数ずつ停車し、主にチューリヒ発着便がクフシュタインに、ブレゲンツ発着便がイェンバッハに停車する。
    2016年以前は、半数がチューリヒ/ブレゲンツ発着の速達型でザルツブルク - インスブルック間ノンストップ、半数がインスブルック発着で主要駅停車であった。また、2018年以前はレイルジェット(rj)の種別であった。

特急「レイルジェット(rj)」

下記2系統が運行される。

  • ウィーン - クフシュタイン - ブレゲンツ
    一日2往復の運行。西行1本がインスブルック止まりである他は、ブレゲンツ方面に直通する。クフシュタイン以東はドイツ鉄道950号線に直通する。インスブルック以西は400号線に直通する。
    2021年度は一日1.5往復の運行であった。
  • チロル号: ミュンヘン - クフシュタイン - インスブルック - フェルトキルヒ(アールベルク)
    土曜日のみ、週1往復の運行。ただし、春季・秋季は運休する。クフシュタイン以東はドイツ鉄道950号線に、インスブルック以西は400号線に直通する。クフシュタインにも停車する。
    2017年に運行を開始した。

特急「ヴェストバーン(west)」

  • ウィーン - クフシュタイン - インスブルック
    一日4往復の運行。クフシュタイン以東はドイツ鉄道950号線に直通する。
    2022年12月に運行を開始した[14]。当初は一日3往復の運行であったが、2023年6月より一日4往復に増発された[15]。

特急「ユーロシティ(EC)」

下記3つの系統に分かれる。

特急「インターシティ・エクスプレス(ICE)」

  • グロスグロックナー号: シュヴァルツァハ/ツェル - ヴェルグル - クフシュタイン - ミュンヘン/ハンブルク/フレンスブルク 【冬季・夏季の金・土・日のみ運行】
    季節限定で、金・土曜日のシュヴァーツァハ行、土・日曜日のドイツ方面行のみ運行する。夏は愛称無しになる。ヴェルグル以南は201号線に直通する。クフシュタイン - ヴェルグル間ノンストップ。
    2018年以前は、インターシティ(IC)として運行していた。
  • スキーエクスプレス・チロル号: ハンブルク/ミュンヘン - クフシュタイン - インスブルック - ザンクトアントン 【夏季・冬季の土曜日運行】
    夏季・冬季限定で、土曜日に限り一日2往復の運行。クフシュタイン以東はドイツ鉄道950号線に、インスブルック以西は400号線に直通する。停車駅はユーロシティと同じ。
    過去の運行形態
    2016年以前は、ドイツ方面 - インスブルック間に一日1往復運行していた。
    2016年末にミュンヘン以北に短縮され、300号線内には乗り入れなくなった。
    2021年度に、ドイツ方面 - インスブルック間で、冬季の土曜日に一日1往復の運行を開始した。夏季にも、愛称無しの列車として、土曜日に一日1往復、金曜日に南行片道1本運行していた。金曜日の列車は秋季も運行していた。
    2022年度に、冬季の列車はランデックまで延伸の上一日2往復に増発された。一方、夏・秋は運休となった。
    2023年度より、夏季の運行を開始した。

  • ヴィルダー・カイザー号: ハンブルク - クフシュタイン - インスブルック 【金・土・日曜運行】
    金・土曜日に西行が、土・日曜日に東行が、一日1本ずつ運行する。クフシュタイン以東はドイツ鉄道950号線に直通する。停車駅はユーロシティと同じ。
    過去の運行形態
    2016年以前は、ドイツ方面 - インスブルック間に一日1往復運行していた。
    2016年末にミュンヘン以北に短縮され、300号線内には乗り入れなくなった。
    2023年度に、週末限定で運行を再開した。

特急「インターシティ(IC)」

下記3つの系統に分かれる。

  • ハーネンカム号: グラーツ - ヴェルグル - インスブルック
    一日1往復の運行。ヴェルグル以東は201号線に直通する。インスブルックで、400号線ブレゲンツ方面レイルジェット(RJ)と接続する。
  • 過去の運行系統
    • ヴェターシュタイン号: インスブルック - クフシュタイン - ドルトムント 【年4日運行】
      2020年以前は、冬季の土曜日に一日1往復運行していた。
      2021年度は、年4日限定で、北行の片道1本のみ運行していた。
      2021年度限りで休止。
    • ウィーン - クフシュタイン - インスブルック - ブレゲンツ
      2016年以前、一日1往復運行していた。レイルジェット(RJ)と合わせて、1時間間隔のダイヤとなっていた。クフシュタイン以東はドイツ鉄道950号線に、インスブルック以西は400号線に直通していた。

特別快速「シティジェットエクスプレス(cjx)」

  • cjx1系統: クフシュタイン - インスブルック
    2時間に1本の運行。平日限定で、一日2往復のみ系統番号無しになるが、この列車は特急(EC)停車駅と、西行に限りブリクスレグに停車する。
    2022年度に運行を開始した。

快速「レギオナルエクスプレス(REX)」

下記3つの系統に分かれる。かつてはブリクスレクやシュヴァツなどを通過する列車も運行していたが、2022年度以降は特別快速として運行している。

  • REX2系統: クフシュタイン - インスブルック - ブレンネロ
    朝と深夜のみの運行。インスブルック以南は普通(S3)として運行される。
    2021年度以前は、2時間に1本運行していた。2022年度以降、cjx1系統と、201号線直通列車に置き換えられた。
  • REX2系統: (ホホフィルツェン - ) ヴェルグル - インスブルック - ブレンネロ 【平日運行】
    平日は1時間に1本、休日は2時間に1本の運行。ヴェルグル以東は普通(S8)として201号線に直通し、インスブルック以南は普通(S3)として運行される。
    2020年以前は、ヴェルグル以西のみの運行であった。2021年以前は、平日のみ2時間に1本の運行であった。
  • インスブルック - ブレンネロ - ボルツァーノ/メラノ
    一日2往復の運行。ブレンネロ以南はイタリア鉄道50号線に直通する。なお、イタリア国内では各駅に停車する。南行はザンクトヨードクとグリースに停車する。
    過去の運行形態
    2020年冬以前は、全列車ザンクトヨードクとグリースを通過していた。ザンクトヨードクは2020年春に、南行1本のみ停車駅に追加された。
    2020年末に、南行1本の停車駅にグリースが追加された。
    2022年度以降、南行全列車がザンクトヨードクとグリース停車となった。

普通「Sバーン(S)」

下記4つの系統に分かれる(一部例外あり)。ハル~インスブルック間は、下記S4-S5の系統が運行され、平日は15分間隔での運行となる。系統番号はインスブルックを境に切り替わる。

  • S3系統: (クフシュタイン - )インスブルック - ブレンネロ
    1時間に1本の運行。原則、インスブルック以北では快速として運行され、実質はホホフィルツェンまたはクフシュタイン発着である。なお、平日一日1往復に限り、インスブルック以北でフェルスまで直通する。
    2020年以前はS4系統を名乗っていた。
  • S5/S3系統: ハル - インスブルック - シュタイナハ
    平日・土曜日のみ、1時間に1本の運行。土曜日は、インスブルック - シュタイナハ間のみの運行となる。なお、ハル・タウアーを通過する。
    2020年以前は全区間でS3系統を名乗っていた。
  • S4系統: クフシュタイン - インスブルック - テルフス・プファッフェンホフェン
    1時間に1本の運行。インスブルック以西は400号線に直通する。
    2020年以前はS1系統を名乗っていた。
  • S4/S3系統: ザールフェルデン → ヴェルグル → インスブルック → シュタイナハ 【平日運行】
    平日のみ、一日、片道1本のみの運行。ヴェルグル以東はS8系統として運行する。
    2020年以前はS3系統を名乗っていた。
  • S5系統: イェンバッハ - インスブルック - エツタル
    1時間に1本の運行。インスブルック以西は400号線に直通する。
    2020年以前はS2系統を名乗っていた。2021年春以前は平日・土曜日のみの運行であった。

かつての運行種別

  • 特急「シュネルツーク(D)」
    • インスブルック → ヴェアグル 【金曜運行】
      金曜のみ、週に片道1本のみ運行していた。途中ノンストップで運行していた。2022年度限りで休止。

駅一覧

  • 種別
    • EN:寝台特急「ユーロナイト」
    • rjx:超特急「レイルジェット・エクスプレス」
    • rj:超特急「レイルジェット」
    • WE:超特急「ヴェストバーン」
    • EC:特急「ユーロシティ」
    • IC:特急「インターシティ」
    • cjx:快速「シティジェットエクスプレス」
    • REX:快速「レギオナルエクスプレス」
    • S:普通「Sバーン」
  • 停車駅
    • ■印:全列車停車
    • ●印:一部通過
    • ◐、◑印:半数停車
    • ○印:一部停車
    • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ NJ rjx rj WE EC IC cjx REX S 接続路線 所在地
300 クーフシュタイン駅 - 独墺国境から
2.3
クーフシュタインから
0.0
○ ◐ ○ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ドイツ鉄道950号線(ウィーン方面) チロル州 クーフシュタイン郡
シャフテナウ駅 4.3 6.6 4.3 | | | | | | ● ○ ■  
ランクカンプフェン駅 1.9 8.5 6.2 | | | | | | | ○ ■  
キルヒビヒル駅 3.4 11.9 9.6 | | | | | | | ● ■  
ヴェルグル本駅 4.1 16.0 13.7 ○ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 201号線(ホホフィルツェン方面)
クンドル駅 6.3 22.3 20.0 | | | | | | | ● ■  
ラッテンベルク・クラムサハ駅 7.7 30.0 27.7 | | | | | | | | ■  
ブリクスレク駅 1.3 31.3 29.0 | | | | | | ○ ■ ■  
ミュンスター・ヴィージンク駅 5.9 37.2 34.9 | | | | | | | | ■   シュヴァーツ郡
イェンバッハ駅 3.7 40.9 38.6 ○ ◑ ■ | ■ ■ ■ ■ ■ 310号線(マイアホフェン方面)
シュタンス駅 4.8 45.7 43.4 | | | | | | | | ■  
シュヴァツ駅 2.7 48.4 46.1 | | | | | | | ■ ■  
ピル・フォンパーバッハ駅 3.3 51.7 49.4 | | | | | | | | ■  
テアフェンス・ヴェーア駅 3.5 55.2 52.9 | | | | | | | | ■  
フリッツェンス・ヴァッテンス駅 3.9 59.1 56.8 | | | | | | | ○ ■   インスブルック=ラント郡
フォルダース・バウムキルヒェン駅 2.2 61.3 59.0 | | | | | | | | ■  
ハル・イン・チロル駅 5.3 66.6 64.3 | | | | | | | ● ■  
ハル・タウアー駅(*1) 2.1 68.7 66.4 | | | | | | | | ●  
ルム駅 1.4 70.1 67.8 | | | | | | ● ● ■  
インスブルック・メッセ駅(*2) 3.9 74.0 71.7 | | | | | | ● ■ ■   インスブルック市
インスブルック中央駅 1.1 75.1 72.8 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 400号線(フェルトキルヒ方面)、410号線(ゼーフェルト方面)
ウンターベルク・シュテファンスブリュッケ駅 6.2 81.3 79.0         |     | ○  
パチュ駅 3.4 84.7 82.4         |     | ○   インスブルック=ラント郡
マートライ駅 8.6 93.3 91.0         |     ■ ■  
シュタイナハ・イン・チロル駅 4.6 97.9 95.6         |     ■ ■  
ザンクト・ヨードク駅 4.0 101.9 99.6         |     ○ ■  
グリース駅 4.8 106.7 104.4         |     ○ ■  
50 ブレンネロ駅 5.6 112.3 110.0         ■     ■ ■ イタリア鉄道50号線(ヴェローナ方面) トレンティーノ=アルト・アディジェ州 ボルツァーノ自治県
(*1): 2017年12月開業。[16]
(*2): 2021年12月開業。[17]

脚注

  1. Strach (1898) Band 1.1, p. 295
  2. (ドイツ語) Allgemeines Reichs-Gesetz- und Regierungsblatt für das Kaisertum Oesterreich: 31. Staatsvertrag zwischen Oesterreich und Bayern vom 21. Juni 1851. Wien: Kaiserlich-königliche Hof- und Staatsdruckerei. (1852). pp. 103~130. https://alex.onb.ac.at/cgi-content/alex?aid=rgb&datum=1852&page=189&size=45
  3. Strach (1898) Band 1.1, p. 296
  4. Strach (1898) Band 1.1, p. 337
  5. Deutsche Reichsbahn-Gesellschaft (Hg.): Amtsblatt der Reichsbahndirektion Mainz vom 6. August 1938, Nr. 36. Bekanntmachung Nr. 488, S. 213.
  6. オーストリア連邦鉄道のパンプレット参考 Ausbau Kundl–Baumkirchen: ÖBB施設の資料。クンドル - バウムキルヒェン区間の線路経由の図表(Trassenverlauf Kundl–Baumkirchen)参考。
  7. Unterinntalbahn Kufstein - Wörgl - Jenbach - Innsbruck: ヨーロッパ鉄道研究の文書センター(Dokumentationszentrum für Europäische Eisenbahnforschung)のウェブサイト
  8. “Sechs Neue S-Bahn-Haltestellen im Großraum Innsbruck” (ドイツ語). tirol.gv.at. Amt der Tiroler Bundesregietung (2014年1月15日). 2016年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月17日閲覧。
  9. “ÖBB investieren 308 Millionen in Tirol” (ドイツ語). ORF. (2016年3月10日). https://tirol.orf.at/v2/news/stories/2762178/
  10. “S-Bahn macht Tirol zum Land der Bahnfahrer” (ドイツ語). vvt.at. Verkehrsverbund Tirol GesmbH (2017年12月4日). 2017年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月6日閲覧。
  11. “Neue ÖBB-Haltestelle Innsbruck-Messe bereit für die Fahrgäste” (ドイツ語). presse-oebb.at. ÖBB-Holding Aktiengesellschaft (2021年12月10日). 2023年5月17日閲覧。
  12. “Aus für ÖBB-Haltestelle Langkampfen” (ドイツ語). tirol.ORF.at (2023年12月10日). 2024年3月10日閲覧。
  13. チロル運輸連合の鉄道路線図: VVTの資料。Schiene Tirol Gesamt 19-11の項目ダウンロード可能。
  14. ウェストバーン鉄道
  15. Fahrplan
  16. S-Bahn-Haltestelle Hall/Thaur eröffnet im Dezember
  17. Neue Haltestelle Innsbruck-Messe bereit für Fahrgäste

参考文献

  • Herbert Dietrich (Hrsg.), Hermann Heless (Beiträge): Die Südbahn und ihre Vorläufer. Bohmann-Verlag, Wien 1994, ISBN 3-7002-0871-5. (ドイツ語)
  • Martin Pellizzari: Eisenbahnachse Brenner: Zulaufstrecke Nord 1996–2012: Dokumentation, Erfahrungen. 1. Auflage. Haymon, Innsbruck 2012, ISBN 978-3-7099-7034-8. (ドイツ語)
  • Günther Scheingraber, L'imperial-regia società privilegiata della Südbahn, in Mondo ferroviario, vol. 92, giugno 1992, pp. 16-19. (イタリア語)
  • Hermann Strach (1898). Hermann Strach. ed (ドイツ語). Geschichte der Eisenbahnen Oesterreich-Ungarns von den ersten Anfängen bis zum Jahre 1867. Geschichte der Eisenbahnen der Oesterreichisch-Ungarischen Monarchie. Band 1.1. Wien / Teschen / Leipzig: Karl Prochaska. pp. 73~503. https://archive.org/details/geschichtedereis11aust/page/72/mode/2up

外部リンク

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