クリックルウッド・グリーン

『クリックルウッド・グリーン』(Cricklewood Green)は、イングランドのロック・バンド、テン・イヤーズ・アフターが1970年に発表した4作目のスタジオ・アルバム。

『クリックルウッド・グリーン』
テン・イヤーズ・アフター の スタジオ・アルバム<meta itemprop='albumReleaseType' content='アルバム' />
リリース
録音 オリンピック・スタジオ
ジャンル ブルースロック、ハードロック
時間
レーベル デラム・レコード
プロデュース テン・イヤーズ・アフター
専門評論家によるレビュー
  • AllMusic 星4.5 / 5<meta itemprop='reviewBody' content='4.5' /><meta itemprop='bestRating' content='5' /><meta itemprop='worstRating' content='0' /> link
  • Robert Christgau B- link
チャート最高順位
  • 4位(イギリス[1])
  • 14位(アメリカ[2])
  • 57位(日本[3])
テン・イヤーズ・アフター アルバム 年表
夜明けのない朝
(1969年)
クリックルウッド・グリーン
(1970年)
ワット
(1970年)

背景

アルバム・タイトルは、バンドのクルーの一人がロンドンのクリックルウッド在住で、園芸に熱中していたことに由来している[4]。収録曲「ワーキング・オン・ザ・ロード」のレコーディング中には、誰かがテープレコーダーに寄りかかってしまったため回転数の不具合が生じ、ミキシングの際に問題が発覚したが、最終的には修正も再録音もされず、そのまま収録された[4]。

「ラヴ・ライク・ア・マン」は、本作では7分を超える長さだったが、シングル・カットされた際にはギター・ソロを削り3分程度に編集された[4]。ただし、バンド側はこの編集に反対していたため、妥協案として、シングルB面にはフィルモア・イースト公演で録音された同曲のライヴ・ヴァージョンが全編収録され、A面は45回転・B面は33回転という変則的な仕様となった[4]。

反響・評価

母国イギリスでは全英アルバムチャートで27週トップ100入りし、最高4位を記録した[1]。また、本作からシングル・カットされた「ラヴ・ライク・ア・マン」は全英シングルチャートで10位に達し、バンドにとって唯一の全英トップ100シングルとなった[1]。アメリカでは1970年5月16日付のBillboard 200において14位を記録し[2]、「ラヴ・ライク・ア・マン」はBillboard Hot 100で98位に達した[5]。

Jim Newsomはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「テン・イヤーズ・アフターの録音の中でも最良の例」と評している[6]。また、ロバート・クリストガウは本作にBマイナスを付け「レオ・ライオンのベースは鋭敏で、リック・リーのドラムスは堅実だが、この音楽の核となっているのは、明らかにアルヴィン・リーの、スピードと牽引力のある音色が同居したギターである」と評している[7]。

収録曲

全曲ともアルヴィン・リー作。

  1. シュガー・ザ・ロード - "Sugar the Road" - 4:07
  2. ワーキング・オン・ザ・ロード - "Working on the Road" - 4:17
  3. 恋は激しく - "50,000 Miles Beneath My Brain" - 7:37
  4. 3,000年のブルース - "Year 3,000 Blues" - 2:24
  5. ミー・アンド・マイ・ベイビー - "Me and My Baby" - 4:10
  6. ラヴ・ライク・ア・マン - "Love Like a Man" - 7:38
  7. サークルズ - "Circles" - 3:59
  8. 太陽を仰げ - "As the Sun Still Burns Away" - 4:52

2002年リマスターCDボーナス・トラック

  1. ウォーム・サン - "Warm Sun" - 3:08
  2. トゥ・ノー・ワン - "To No One" - 3:49

参加ミュージシャン

脚注

  1. TEN YEARS AFTER songs and albums | Official Charts Company
  2. “Ten Years After Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2018年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月18日閲覧。
  3. 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.210
  4. 2002年リマスターCD (EMI, 533 0952)英文ライナーノーツ(リック・リー、2001年)
  5. “Ten Years After - Awards”. AllMusic. 2015年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月18日閲覧。
  6. Newsom, Jim. “Ten Years After - Cricklewood Green Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年10月18日閲覧。
  7. Christgau, Robert. “CG: Ten Years After”. 2023年10月18日閲覧。
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