クリンチ
概要
ボクシング
ボクシングにおけるクリンチは相手の連打から逃げる場合や、体力回復を計る目的で使われる。これは反則行為ではないが、試合の見栄えが悪くなったり、観客にとって試合を退屈な物に変えてしまうとされ、これを多用するとレフェリーから注意を受けたり、消極的姿勢と判断され減点されることもある。また、これを多用したり、相手の腕を脇で固定する行為をすると「ホールディング」の反則を取られることがある。しかし、ホールディングとは違い窮地に陥った時にクリンチワークは正当なディフェンス技術となるのも事実である。
主なクリンチワークに、肩口から二の腕にグローブをスライドさせて押さえ込んだり、片手で腕を抑えながら、もう一方の手を脇に差し込むなどする基本的な2種類のセイフティ・クリンチ、開いたグローブで相手の腕を押さえるグラビング、開いたグローブで上腕を押さえるビセップス・クリンチ、ボディに両腕を巻きつけるアーム・エンサークルメント、相手の腕をかんぬき状態に決め、相手の腕関節や骨を破壊しつつ休むダブルロックなどがある。
脚注
- 「観戦必携/すぐわかる スポーツ用語辞典」1998年1月20日発行、発行人・中山俊介、107頁。
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