ゲラン酸
ゲラン酸(ゲランさん、英: geranic acid)は、化学式C10H16O2で表される有機化合物。特有の香りを持つ無色の液体で、シス型・トランス型の幾何異性体がある。合成精油の調合原料として使用される[1]。
| ゲラン酸 Geranic acid | |
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3,7-Dimethyl-2,6-octadienoic acid | |
別称 Geranic acid | |
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 459-80-3 |
| PubChem | 5275520 |
| ChemSpider | 4439624 |
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| 特性 | |
| 化学式 | C10H16O2 |
| モル質量 | 168.24 g/mol |
| 外観 | 無色の液体 |
| 匂い | ウッディ調を基調とした、グリーン香・フローラル香。 |
| 密度 | 0.97 g/cm3(液体) |
| 沸点 |
250℃ |
| 水への溶解度 | 不溶 |
| 溶解度 | アルコール・油類に可溶 |
| 危険性 | |
| 半数致死量 LD50 | 3.7g/kg(ラット、経口) |
| 関連する物質 | |
| 関連する酸 | オクタン酸 |
| 関連物質 | ゲラニオール ゲラニアール |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
用途
天然には柑橘類の果実やトマト、ワインなどに存在する。工業的にはシトラールの酸化、またはメチルヘプテノンからブロモ酢酸エステルとの反応により得られる。ゼラニウムやクラリセージなどの合成精油の調合原料、フローラル・ハーバル・ウッディタイプの香料にも添加される。市販品はトランス型を主体としたシス型との混合品である[1]。
脚注
- 『合成香料 化学と商品知識』印藤元一著 2005年増補改訂 化学工業日報社 ISBN 4-87326-460-X
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