コバンムシ
コバンムシ(Ilyocoris cimicoides)は、カメムシ目(半翅目)・コバンムシ科の水生昆虫である。
| コバンムシ | ||||||||||||||||||||||||
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| 保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
絶滅危惧IB類(環境省レッドリスト)![]() | ||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Ilyocoris cimicoides (Scott, 1874)[注釈 1] | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| コバンムシ |
形態
体長11 - 12.5mm[1]。光沢が強く扁平な小判型[1]。前肢は鎌状の捕獲脚となるが、コオイムシほどには目立たない。生時の頭部は淡緑色で複眼は褐色。前胸背も淡緑色だが上翅は褐色をしている[2]。
外来種の懸念
2006年に山口県で採集された個体は、日本産亜種(Ilyocoris cimicoides exclamationis)よりも、イギリスやデンマークなどにも分布する亜種(Ilyocoris cimicoides cimicoides)[注釈 2]に外見が似ていた[4]。ミトコンドリアDNAのCOI領域[注釈 3]に基づくDNAバーコーディングの結果、日本産亜種よりIlyocoris cimicoides cimicoidesに遺伝的に近い事がわかった[4]。これにより国外からの移入された個体群の定着の可能性が示唆されている[4]。
人間との関わり
日本では絶滅が危惧されており、絶滅危惧II類であったのが、2012年8月の第4次レッドリストでは絶滅危惧IB類へと更に悪化している[5]。
2023年1月には、タガメと同じく特定第二種国内希少野生動植物種に指定され、商業目的の採集等は禁じられている[6]。
脚注
注釈
- 当記事内の出典や外部リンクよりcimicoidesが種名と判断
- これは承名亜種である
- cytochrome c oxidase subunit I。詳細はen:MT-CO1参照のこと
出典
- 『新訂 原色昆虫大圖鑑 III』北隆館 2008.1.25新訂版初版 176P。ISBN 978-4-8326-0827-6
- 中島淳ほかネイチャーガイド日本の水生昆虫 P.247 文一総合出版 2020.
- 深泥池水生生物研究会
- 山口県のコバンムシ(半翅目 : コバンムシ科)は国外移入種なのか?
- 環境省 第4次レッドリスト 昆虫
- 環境省 国内希少野生動植物種一覧( https://www.env.go.jp/nature/kisho/domestic/list.html )
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