サンシャイン計画
概要
1973年に発生した第1次オイルショックを契機に、エネルギー問題とそれに付随する環境問題の抜本的な解決を目指して、1974年、通商産業省工業技術院によって計画された[1]。1992年までに4400億円が投じられた[1]。
1993年からはムーンライト計画(地球環境技術開発計画)と地球環境技術開発計画を統合したニューサンシャイン計画が行われ[1]、環境保全、経済成長、エネルギー需給安定対策のための新エネルギー、省エネルギー技術、環境対策技術推進が計画された[2]。
技術開発
2000年まで、石炭の液化、地熱利用、太陽熱発電、水素エネルギーの各技術開発に重点を置かれていた[3]。
特に太陽熱発電については、日照時間の長さから香川県仁尾町(現三豊市仁尾町)に、平面ミラーによるタワー集光型太陽熱発電装置と曲面ミラーと、パラボラミラーによる集光型太陽熱発電装置とが設置された。タワー集光型太陽熱発電装置は、タワー周囲に平面鏡を並べ、太陽の移動に追従して鏡を動かし、タワーの頂部付近に集光する一種の太陽炉で、その熱によって水蒸気を発生してタービンをまわす構造になっていたが、出力が計画値を大幅に下回った(想定降水量を下回ったためにミラーの埃を落せず想定出力を得られなかったとする説がある)ため、結局廃棄された。
脚注
- “サンシャイン計画/ニューサンシャイン計画”. 高度情報科学技術研究機構 (2004年2月). 2011年6月10日閲覧。
- “ニューサンシャイン計画”. 産業技術総合研究所. 2011年6月10日閲覧。
- “サンシャイン計画”. 中部電力. 2011年6月10日閲覧。
外部リンク
- 経済産業省 ニューサンシャイン計画 技術評価報告書
- 昭和53年版科学技術白書[第1部 第3章 第2節 1 - ウェイバックマシン(2011年12月21日アーカイブ分)
- ニューサンシャイン計画 「高温岩体発電システム」 中間評価報告書
- ニューサンシャイン計画 (コトバンク)
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