ザーパド81

ザーパド81ロシア語: Запад-81)はソ連が1981年9月に実施した軍事演習

ザーパド81で空挺部隊とともに写真に映る将軍ら(左から: ニコライ・オガルコフドミトリー・ウスチノフアレクセイ・イェーピシェフ)。

概要

ワルシャワ条約機構の加盟国[1][2]も参加して10万人以上が動員された東側諸国を挙げての合同演習であり、ソ連史上最大の軍事演習とされる[3][4] 1981年9月4日に開始され、8日間継続したものと推測される[3]。これは東欧民主化の先駆け的存在である独立自主管理労働組合「連帯」の大会に合わせた日程であり、ポーランドに圧力をかける狙いがあったとされる[4]

中距離戦略ミサイル"RSD-10"や1143型航空巡洋艦"キエフ"などが披露された[5]

この演習はヘルシンキ宣言に違反しているとして、アメリカ合衆国から抗議を受けている[6]

ソビエト連邦の崩壊後、2018年9月にこの演習の規模を超えたとされる冷戦後最大の軍事演習「ボストーク2018」がロシア連邦軍中国人民解放軍モンゴル軍によってロシア極東で行われた[7]

脚注

  1. 5 most impressive and important drills of the Soviet Army”. ロシア・ビヨンド (2018年3月19日). 2019年4月27日閲覧。
  2. Russia begins its largest ever military exercise with 300,000 soldiers”. ガーディアン (2018年9月11日). 2019年4月27日閲覧。
  3. de Weydenthall et al., 1983
  4. 坂東賢治 (2018年9月13日). 木語:米にらむ巨大演習”. 毎日新聞. 2019年1月9日閲覧。
  5. (Message to the Congress Transmitting a Report and a Fact Sheet on Soviet Noncompliance With Arms Control Agreements, 1983).
  6. “ロシア、「同国史上最大」の軍事演習を開始 中国軍も参加”. AFPBB. (2018年9月11日). https://www.afpbb.com/articles/-/3189254 2019年4月25日閲覧。

外部リンク

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