ジェシカ・ロング

ジェシカ・タチアナ・ロング(Jessica Tatiana Long、1992年2月29日 - )は、ロシア生まれでアメリカ合衆国に帰化したパラ水泳の選手である。障害クラスはS8、SB7、SM8である。多くの世界記録を持ち、パラリンピックに5回出場して29個のメダル(うち金メダル16個)を獲得した。世界選手権では50個以上のメダルを獲得している。

ジェシカ・ロング
ジェシカ・ロング(2012年)
泳法 バタフライ背泳ぎ平泳ぎ自由形
障がいクラス S8/SB7/SM8
所属 北ボルチモア水泳クラブ[1]
生年月日 (1992-02-29) 1992年2月29日(32歳)[2]
生誕地 ロシアの旗 ロシア ブラーツク[3]
身長

5 ft 11 in (1.80 m)(義足あり)

4 ft 8 in (1.42 m)(義足なし)
体重

130 lb (59 kg)(義足あり)

115 lb (52 kg)(義足なし)
獲得メダル
大会 1 2 3
パラリンピック 16 8 5
世界パラ水泳(長水路) 31 11 2
世界パラ水泳(短水路) 4 4 0
Total 51 23 7
女子パラ水泳
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
パラリンピック
2004100m自由形 S8
2004400m自由形 S8
20044×100m 34ポイント リレー
2008100m自由形 S8
2008400m自由形 S8
2008100mバタフライ S8
2008200m個人メドレー SM8
2012100m自由形 S8
2012400m自由形 S8
2012100m平泳ぎ SB7
2012100mバタフライ S8
2012200m個人メドレー SM8
2016200m個人メドレー SM8
2020200m個人メドレー SM8
20204×100m 34ポイント メドレーリレー
2020100m バタフライ S8
2008100m背泳ぎ S8
2012100m背泳ぎ S8
20124x100m 34ポイント リレー
2016400m自由形 S8
2016100m平泳ぎ SB7
20164×100m 34ポイント リレー
2020400m 自由形 S8
2020100m 平泳ぎ SB7
2008100m平泳ぎ SB7
20124x100m 34ポイント リレー
2016100m背泳ぎ S8
2016100mバタフライ S8
2020100m背泳ぎ S8
世界パラ水泳(長水路)
200650m自由形 S8
2006100m自由形 S8
2006400m自由形 S8
2006100m背泳ぎ S8
2006100m平泳ぎ SB7
2006100mバタフライ S8
2006200m個人メドレー SM8
20064x100m 34ポイント リレー
20064x100m 34ポイント メドレーリレー
2010100m自由形 S8
2010400m自由形 S8
2010100m背泳ぎ S8
2010100mバタフライ S8
2010200m個人メドレー SM8
20104x100m 34ポイント リレー
20104x100m 34ポイント メドレーリレー
2013400m自由形 S8
2013100mバタフライ S8
2013200m個人メドレー SM8
2015400m自由形 S8
2015100m平泳ぎ SB7
2015100mバタフライ S8
2015200m個人メドレー SM8
2017100m自由形 S8
2017400m自由形 S8
2017100m背泳ぎ S8
2017100m平泳ぎ SB7
2017100mバタフライ S8
2017200m個人メドレー SM8
20174x100m 34ポイント リレー
20174x100m 34ポイント メドレーリレー
201050m自由形 S8
2010100m平泳ぎ SB7
2013100m自由形 S8
2015100m自由形 S8
2015100m背泳ぎ S8
20154x100m 34ポイント リレー
2019100m自由形 S8
2019100mバタフライ S8
2019200m個人メドレー SM8
20194x100m34ポイント リレー
20194x100m 34ポイント メドレーリレー
20134x100m 34ポイント リレー
2019400m自由形 S8
世界パラ水泳(短水路)
2009100m自由形 S8
2009400m自由形 S8
2009100m平泳ぎ SB7
2009100mバタフライ S8
200950m自由形 S8
2009100m背泳ぎ S8
2009200m個人メドレー SM8
20094x100m 34ポイント リレー

生涯

ロシアブラーツク1992年2月29日に生まれた[3]。出生時の名前はタチアナ・オレゴヴナ・キリロヴァ (Татьяна Олеговна Кириллова, Tatiana Olegovna Kirillova) だった。実母は18歳、実父は17歳だった[3][4]。先天的に腓骨が欠損していた。母親により児童養護施設に預けられ、1歳1か月のときにアメリカのロング夫妻に養子に迎えられた[5]。ロング夫妻が一緒に養子にした口唇口蓋裂の男児とともに、1993年3月にアメリカに向かった[6][7]。下肢の異常のため、1歳6か月のときに下肢を切断し[8]、義足で歩くことを覚えた。ロングは、体操、チアリーディング、スケート、サイクリング、竹馬、ロッククライミングなど、多くのスポーツに参加してきた。祖父母の家のプールで水泳のトレーニングを始め、2002年からチームのトレーニングを開始した。その翌年には、メリーランド州の2003年障害者スイマー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。

2004年のパラリンピックで、ジェシカ・ロングは12歳で初めて国際舞台に立った。アメリカのパラリンピック水泳チームの最年少選手として、ロングは3つの金メダルを獲得した。2008年のパラリンピックでは、金メダル4個を含む6個のメダルを獲得し、さらに3つの世界新記録を樹立するなど、卓越した能力を発揮した。

ロングは2006年に18の世界記録を更新した。2006年に開催された世界パラ水泳選手権大会では、9種目で9個の金メダルを獲得し、5つの世界記録を樹立した。2007年、ロングはパラリンピック選手として初めて、アメリカのトップアマチュア選手に贈られるジェームスサリバン賞を受賞した。

脚注

  1. Jessica Long, Paralympic Gold Medalist, Transfers from NBAC to Loyola Archived April 21, 2016, at the Wayback Machine.. Swimming World Magazine (June 1, 2015)
  2. Jessica Long Archived September 22, 2016, at the Wayback Machine.. rio2016.com
  3. Русские родители Джессики Лонг рассказали, почему отказались от дочери, Вести, 13 сентября 2012
  4. Русская мама американской чемпионки. 11 сентября 2012”. 2013年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月1日閲覧。
  5. В. Яшкинас (2008年9月26日). "Золото Джессики-Тани" (газета) (38) (Пятница ed.). Иркутск. {{cite journal}}: Cite journalテンプレートでは|journal=引数は必須です。 (説明)
  6. Дом ребёнка, где Джессика Лонг провела первый год жизни
  7. Звезда Паралимпиад Джессика Лонг раскрывает секрет своих побед, Первый канал, 9 июня 2012
  8. Forgotten pride Archived October 19, 2016, at the Wayback Machine., September 7, 2012, Siberian Times, Retrieved September 9, 2016

外部リンク

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