ジュディス・ウォーラースタイン

ジュディス・ウォーラースタイン(Judith Wallerstein, 1921年12月27日 - 2012年6月18日)は、アメリカの心理学者。離婚が子供に及ぼす長期的影響に関する権威である。カリフォルニア大学バークレー校の上級講師であり、カリフォルニア州にある「ジュディス・ウォーラースタイン家族遷移研究センター」の創設者である。

離婚経験者を対象として、長期の追跡調査を行い、離婚が子供や当事者に与える影響について研究してきた。研究成果は、当初のウォーラースタイン自身の予測とは異なって、親が離婚した子供は、強い精神的な打撃を受けており、親から見捨てられる不安を持ち、学業成績が低下し、人間関係の樹立と維持に対して臆病であり、成人してからも低い社会的地位しか得られず、自分自身の結婚生活も失敗に終わることが多いことが判明した[1][2]。

ウォーラースタインの研究結果は多くの論争を巻き起こしたが、その後各国で多くの大規模な調査が行われ、ウォーラースタインの結果が実際に存在することが確認されて、事実であると認められている[3]。

ウォーラースタインは、医学、心理学、法学の多くの団体から、多数の賞を得ている[4]。

略歴

1921年ニューヨークに生まれる。精神科医の夫との間に3人の子供がある[5]。

2012年6月18日、カルフォルニア州ピードモンドで死去[6]。90歳没。

脚注

  1. Second Chances: Men, Women and Children a Decade After Divorce ISBN 0618446893  邦訳あり、「セカンドチャンス 離婚後の人生」ISBN 4794207514
  2. The Unexpected Legacy of Divorce: The 25 Year Landmark Study ISBN 0786886161  邦訳あり、 「それでも僕らは生きていく―離婚・親の愛を失った25年間の軌跡」ISBN 4569617670
  3. The Good Marriage: How and Why Love Lasts ISBN 0446672483  邦訳あり、「後悔しない結婚の条件」ISBN 4894564327
  4. About Children: An Authoritative Resource on the State of Childhood Today(共著)、(アメリカ小児科学会)、(「著者紹介」)ISBN 1581101422
  5. Biography Jane Meredith Adams 1997
  6. Judith S. Wallerstein, Psychologist Who Analyzed Divorce, Dies at 90 New York Times 2012年7月 9日閲覧

参考文献

  • 離婚で壊れる子どもたち 棚瀬一代 ISBN 4334035507

外部リンク

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