スタートレック:ローワー・デッキ

『スター・トレック:ローワー・デッキ』(英: Star Trek: Lower Decks、略称: LD)は、アメリカのSFテレビアニメである。『スタートレック』のテレビシリーズとして第9作目にあたり、アニメシリーズとしては『まんが宇宙大作戦』に次いで第2作目となる[注釈 1]。

スター・トレック:ローワー・デッキ
原作 ジーン・ロッデンベリー
『スタートレック』
原案 マイク・マクマーン
声の出演 タウニー・ニューサム
ジャック・クエイド
ノエル・ウェルズ
ユージン・コルデロ
テーマ曲作者 Chris Westlake
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
シーズン数 4
話数 35
各話の長さ 25分
製作
製作総指揮 アレックス・カーツマン
ヘザー・ケイディン
ロッド・ロッデンベリー
トレヴァー・ロス
ケイティー・クレンツ
マイク・マクマーン
製作
配給 CBSテレビジョン・ディストリビューション
放送
放送チャンネルParamount+
放送期間2020年8月6日 (2020-08-06) - 放送中
Star Trek: Lower-Decks|Star Trek
番組年表
前作『スタートレック:ピカード』
次作Star Trek: Prodigy
関連番組『新スタートレック』
『まんが宇宙大作戦』

日本語メディアによっては「ロワー・デックス」と表記されることもある[1][2]

概要

本作は2380年(『ネメシス/S.T.X』の翌年)の惑星連邦を舞台に、宇宙艦隊所属艦の中で最も重要度が低いとされる宇宙艦U.S.S.セリトス(NCC-75567)[注釈 2]に勤務するクルーたちの中でもとりわけ重要度が低い、下部デッキ(Lower Decks)に居住する若い少尉たちの活躍を描いている[1][2]。舞台設定およびスタッフ・クレジットのようなフォーマットは『新スタートレック』からの強い影響に基づいている。

きわどいギャグが冴えるコメディ作品であるが、『スタートレック』の世界観を壊すことなく、熱心なトレッキーであればあるほど笑いを誘う内容となっている。なお、『新スタートレック』には第167話「若き勇者達(原題:Lower Decks)」という、やはり下部デッキに所属する若い少尉たち4人にスポットを当てたエピソードがあるが、本作との関連性はない。

アメリカでは2020年8月6日からParamount+(旧称CBS All Access)で、カナダではBell Mediaが保有する放送局及び配信サービスで同日に公開された。日本を含むその他の地域では2021年1月22日からAmazonプライム・ビデオで公開されている。第2シーズンはアメリカ・カナダでは2021年8月12日より、日本を含むその他の地域では翌日の2021年8月13日より公開された。第3シーズンは、アメリカ・カナダでは2022年8月25日より配信され[3]、日本を含むその他の地域ではAmazonプライム・ビデオで翌日より配信されていたが、2023年8月29日に配信が終了している。第4シーズンは2023年9月7日から配信されているが[4]、日本での配信予定はたっていない。最終シーズンとなる第5シーズンの製作が決定している[5][6]。

登場人物

レギュラー

※ 声の括弧内は日本語吹き替え。

  • ベケット・マリナー
    • 声 - タウニー・ニューサム(小島幸子)
    • U.S.S.セリトスに勤務する地球人女性。ユニフォームは赤で腕まくりしている。少尉→中尉。優秀ではあるが、日頃の奔放な言動から少尉に降格され、U.S.S.キトからU.S.S.セリトスに配属される。これまでにも配属先を転々としており、U.S.S.キト[7]の前はディープ・スペース・ナインに勤務しており、キラ・ネリス大佐やクワークとも面識がある。身贔屓を嫌ってフリーマン艦長の娘であることを隠していたが、第1シーズン終盤でセリトスのクルー全員に知られてしまう。
    • ケルヴィンタイムラインのスールー大尉やDISのスタメッツ中佐などと同様、近年のスタートレックのレギュラーキャラクターに見られる性的マイノリティーキャラクター。(元々マリナーはバイセクシャル設定で、アカデミー時代にアミナとデートしていた事もあると脚本家が明かしている。)
    • シーズン3からアンドリア人女性士官のジェニファー少尉と交際していたが、29話にて濡れ衣を着せられたマリナーをジェニファーが全く信じなかったため喧嘩になり、マリナーはそのまま第80宇宙基地に転属。疑惑が晴れてセリトスに戻ってきた際もジェニファーはマリナーに気づくが話しかけられず、マリナーの方も彼女を一瞥すらせず、風評に捉われず自身を気遣ってくれていたいつもの3人、ボイムラーとテンディ、ラザフォードの方へ直行する。
    • 今回の一連の事件で艦隊に対する強い愛着を自覚し、これまでの自分の言動によってそれを失いかけた事も反省して一歩ずつ努力していくことを決めて、処罰の一環(21話)としてではなく自発的にランサム中佐の下につく事にする等、元々の優秀さに加えて人間的に成長していく姿勢も見られるようになってきている。
    • 実写版ドラマシリーズ『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』のシーズン2、第7話に登場した[8]。
    • 31話にて、中尉に昇進する。
    • 39話にて、アカデミー時代、シトー・ジャクサと親友であった事と、彼女の死がマリナーの反抗的な言動のもとになっていた事が語られた。
  • ブラッドワード・ボイムラー
    • 声 - ジャック・クエイド(平野潤也)
    • U.S.S.セリトスに勤務する地球人男性。ユニフォームは赤。少尉→中尉→少尉→中尉。生真面目な性格で出世欲が強く、仕事をこなしつつ昇進の機会をうかがっている。第1シーズンではフリーマン艦長からマリナーの監視を命令され、最終話ではU.S.S.タイタンのライカー艦長にスカウトされ中尉に昇進、タイタンに転属する。
    • 第2シーズンでは上官のライカー艦長にかつて起こったのと同様に[注釈 3]上陸任務中の転送事故で複製が誕生してしまい、片方はそのままウィリアム・ボイムラー中尉としてU.S.S.タイタンに残り、もう片方はU.S.S.セリトスに少尉として戻る事になる。セリトス内で実力テストが行われた際には、訓練教官による悪質な改竄シミュレーションにもかかわらず100%の達成率を記録しており、優秀な素質の片鱗を見せている。
    • ピカード艦長のパロディとして、実家はフランスにあり大規模な干しブドウ業を営んでいることがシーズン3で明らかとなる。ブドウ園の従業員には若い女性が多く、なぜかボイムラーは彼女たちから好意を寄せられているものの本人は意に介していない。また髪は紫に染めており、地毛の色ではない。
    • 28話においてウィリアムが就寝時の事故で死亡したとされるが、同話のラストで死を偽装してセクション31に参加した事が明かされる。ENT終了後の小説で描かれた、タッカー少佐へのオマージュとも取れる。
    • 30話にて、テキサス級自動航行艦への有効な対策を(結果的に)提案したシャックス大尉の話を聞くように上級士官にやむを得ず大声をあげる等、シリーズ開始当初より行動的な面も描かれるようになってきている。
    • 実写版ドラマシリーズ『スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』のシーズン2、第7話に登場した[8]。その際、パイクの未来について知っているが故に感じた申し訳なさを、パイク本人が既に知っているが故に見透かされ、逆にさりげなく気遣われる。
    • ウーナについての憧れをマリナーが若干(意図的に)ややこしく説明したため本人にやましいものと誤解されるが、24世紀に帰る直前に誤解が解け、純粋に尊敬し憧れている事を伝える事が出来る。
    • スポックとも奇妙な友情が芽生え、「長寿と繁栄を」と例のポーズとともに転送直前に言って貰えるも、ボイムラーらしく噛んで答える事が出来ないまま転送される。
    • 31話にて、中尉に昇進する。
  • ドヴァナ・テンディ
    • 声 - ノエル・ウェルズ(種市桃子)
    • U.S.S.セリトスの医療部門に勤務するオリオン人女性。ユニフォームは青。少尉→中尉。オリオン人の宇宙艦隊士官[注釈 4]およびレギュラーキャラクターの登場は初。悪役としての登場が多いオリオン人であるが、それに反して明るく真面目な性格で、奴隷商人等といったオリオン人に対するステレオタイプな偏見を嫌う。どんな任務もポジティブに捉え喜んで取り組むが、上司のドクターの評価を大袈裟に気にして落ち込むこともある。友情や愛情についても誠実な性格上、仲間との関係は良好で、特にラザフォードにはそれが高じて若干執着気味な描写が見られる。
    • シーズン3からは上級科学士官の訓練を開始する。
    • 28話にて、ボイムラーが作成したホログラム映画プログラム内での出来事からいずれ艦長になりたいという目標を自覚するようになる。
    • 30話の終盤において、ヴァルカン科学アカデミーから転属してきたティリン(19話「wej Duj」に登場)と一緒に上級科学士官訓練を行う事になり、喜ぶ様子が描かれる。
    • 31話にて、中尉に昇進する。
  • サマンサン・ラザフォード
    • 声 - ユージン・コルデロ(最上嗣生)
    • U.S.S.セリトスの機関部門に勤務する地球人男性。ユニフォームは黄。少尉→中尉。生粋の機械オタクで頭部にサイボーグ・インプラントを装着している。主役級の少尉たち4人の中では比較的常識人で温厚であるが、たまにインプラントをいじって暴走することもある。
    • たまに暴走していた理由について、10年前の事故が元で頭部にインプラントが装着された時に記憶とともに封印された本来の人格が表に出ようとしていたからであることと、そこに謎の艦隊士官の計画が絡んでいる事が明かされる。10年前の人格は現在のラザフォードとは正反対の傲慢な性格であり、当初は現在の人格を否定していたが、レースを経て自分の過ちを自覚し、現在の自分に当時の記憶の断片を託して消滅する(第25話「2人の自分」)。
    • 30話にて、謎の艦隊士官は少佐時代のブエナミーゴ提督であり、計画は自動航行艦であるテキサス級の艦用のAIを極秘に開発していずれそれをもって自分の名声を高めようとしたものであった事が判明する。実際にAIを開発したラザフォードがそれを覚えていては不都合なため、事故を装って大怪我を負わせた上でインプラントを移植し、記憶を封印した事も明かされる。その事実を利用し、囮を演じて撃沈寸前のU.S.S.ヴァン・シターズからセリトスに3隻の注意を引き付ける事に成功する。
    • 31話では4人組の中で唯一昇進していなかったが、それは過去の英雄的ないくつかの功績で昇進はしたくないと本人が固辞していたためで、エンジニアとしての功績で昇進したいと本人が努力していたものの、ストレスで限界に達しつつあった彼を見かねたテンディが、ビラップスに彼にふさわしい昇進をさせるように依頼。ビラップスから即座に直々に改めて功績を認められて中尉に昇進する。
  • キャロル・フリーマン
    • 声 - ドーン・ルイス(磯辺万沙子)
    • U.S.S.セリトスの艦長を務める地球人女性。ユニフォームは赤。大佐。マリナーの母親。マリナーに対しては幼少時から厳しく接してきたため衝突が絶えないが、徐々に関係も改善し互いの立場を尊重するようにはなっている。夫でありマリナーの父親でもあるアロンゾ・フリーマン提督からは気難しい性格と見なされている。
    • 29話において、過去のマリナーの言動から彼女の事を信じ切る事が出来ず、FNN(連邦ニュースネットワーク)のリポーターであるヴィクトリア・ヌーゼが知っていたセリトスで起きた出来事について全部彼女がバラしたと思い込み、一方的に第80宇宙基地への転属を命じるが、直後のニュースにて実はそれらの出来事は他の士官が取材時に無意識にバラしていた事であり、マリナーがそれに気が付いたため唯一セリトスや艦長自身についての良い面を話してくれていた事を知り、すぐにマリナーに連絡を取ろうとするが艦隊を辞めた後となる。
    • 30話にて、彼女に自身の言動を謝罪し(マリナー自身も過去のいい加減な言動があっての事と理解していた)、和解。マリナー自身からのランサムを直属の上官とする申し出に快諾する。
  • ジャック・ランサム
    • 声 - ジェリー・オコンネル(志村知幸)
    • U.S.S.セリトスの副長を務める地球人の男性[注釈 5]。ユニフォームは赤。中佐。趣味は筋トレで日頃から鍛錬に勤しんでいる。自身の雄弁と肉体美には自信があるようだが、たまに空回りする。
    • 一見軽薄な言動が目立つが艦長への忠誠心やクルーへの愛情は本物であり、ボイムラーの艦隊士官としての真摯な姿勢やマリナーが本人なりに改心して勤務にあたるようになってきている事をさりげなく評価するなど、クルー各々に目を配っている。
    • 29話にて艦長がマリナーの言い分を聞かず一方的に転属を決めた時も止めようとする等、基本的にクルー側の立場で行動する理念を持っている事がうかがえる。
    • 本来優秀であるマリナーが自発的に彼を指導教官として選ぶ等、艦隊士官として優秀である描写もなされている。
  • シャックス
    • 声 - フレッド・タタショア(後藤光祐)
    • U.S.S.セリトスの戦術・保安部長を務めるベイジョー人の男性。ユニフォームは黄。大尉。第1シーズン最終話で殉職するが、特に理由も明かされないままシーズン2で再登場している。マリナーやボイムラーによれば「生き返るのはブリッジクルーにはよくある」らしく驚くほどのことではないという。
    • タアナと交際関係にある。DS9の現司令官キラ・ネリス大佐とは旧知の仲。
    • 30話において、(結果的に)自身の長年の夢であったワープコア排出を行う事が出来て、その機会を作ってくれたボイムラーに感謝して「子グマちゃん」の群れに彼も加えることを約束する。
  • ドクター・タアナ
    • 声 - ジリアン・ヴィグマン(橘U子[9])
    • U.S.S.セリトスの医療部長を務めるカイト人[注釈 6]女性。ユニフォームは青。その上に白衣。中佐。テンディ直属の上司である。
    • 何かあればすぐ放送禁止用語で悪態をつくが、基本的にクルーの事は大事に思っており、特にテンディについては上級科学士官コースへ推薦したり、悩む彼女にアドバイスをする事もある等気に掛けている。
    • シャックスと交際関係にある。
  • ティリン
    • 声 -Gabrielle Ruiz
    • U.S.S.セリトスに転属してきたヴァルカン人の女性。少尉→中尉。
    • 初登場は19話「wej Duj」で、当時はヴァルカン科学アカデミーに所属しておりヴァルカン船シヴァル号に勤務していたが、船長から有能さは認められていたものの、「ヴァルカン船で勤務するヴァルカン人士官」としては不適格とされ、より適した勤務場所として宇宙艦隊に転属を命じられる。
    • 30話にてセリトスに転属、テンディとともに上級科学士官コースを歩む事になる。
    • 31話にて中尉に昇進する。
    • 純粋なヴァルカン人ながら、テンディをはっきり友人と明言したり、ボイムラーが初めて上陸任務を指揮する立場となった時、少し前まで同じ少尉だった部下たちに、ある意味不作為に昇進対象として選ばれたに違いない自分が作業を命令して良いのかと悩み、全て自分でやろうとする彼に、自身のこれまでの功績が認められたからこその昇進であり、ランダムなどではないと励ます等、地球人と親和性が高い性格として描かれている。

準レギュラー

  • アンディ・ビラップ
    • 声 - ポール・シェアー(後藤ヒロキ[10])
    • U.S.S.セリトスの機関部長を務める地球人の男性。少佐。ラザフォード直属の上司にあたる。植民惑星ハイスぺリアの王子として生まれたが、「神話みたいな世界に生きるよりインパルスエンジンをいじる」ほうがいいとして、宇宙艦隊入隊時に諸権利を放棄する。ただし、ハイスペリア王族には「性的関係を持った者は王にならなければならない」という掟があるため、自身はそうならぬよう童貞を守っている。
    • ラザフォードの事は高く評価しており、テンディに依頼されたとはいえ、ラザフォード本人からは辞退されていた昇進を即座に再度認め、その場で中尉に昇進させる。
  • ミグリーモ
    • 声 - ポール・F・トンプキンス(青山穣)
    • U.S.S.セリトスのカウンセラーを務める鳥型種族(名称不明)の男性。物事を食べ物に例えたがる癖がある。
    • テンディの上級科学士官プログラム担当を務めており、テンディ本人からは科学部門に関する知識がない事等から当初は敬遠されていたが、彼自身はテンディの事は高く評価している。30話においても落ち込むテンディを彼なりの表現で励まして前向きにさせるなど、カウンセラーとしての能力は高い。
    • 29話においてフリーマンから指揮権を一時的に任された為、TNGにおけるトロイのように私服だが艦隊士官であり、階級はある程度高い模様だが、母親(吹き替えでは祖母だが言語では母と呼んでいる)にその事を知らせたい為いきなり私用通信を行う。
  • ケイション
    • 声 - カール・タート(後藤ヒロキ)
    • シャックスの後任として赴任して来たタマリアン人の男性。中尉。宇宙艦隊初のタマリアン人士官である。シャックス復活後の役職は不明だが、ブリッジクルーのままであるため、戦術か保安かどちらかの主任を続けているものと思われる。
    • タマリアンは『新スタートレック』第102話「謎のタマリアン人」で登場、敵対心はないものの宇宙翻訳機が対応できない解読不能言語を話し、意思の疎通が困難な種族である。第12話のサブタイトル「ケイション 彼の目は開かれた」はタマリアン語の「スカス 彼の目は開かれた」のパロディ。

旧シリーズからのゲスト

  • リア・ブラームス[13]
    • 声 - スーザン・ギブニー[注釈 10]
    • 『新スタートレック』の登場人物。第23話ゲスト。ギャラクシー級航宙艦のエンジン設計者の一人で地球人の女性。ラザフォードの空想の産物として出現する。
    • 『新スタートレック』第54話「メンサー星人の罠」ではジョーディ・ラ=フォージ作成のホログラムとして、後の第90話「ギャラクシー・チャイルド」では本人が登場。
    • 2370年にはゼフラム・コクレーン研究所の所長となっており、そのことが『スタートレック:ヴォイジャー』第21話で触れられている。
    • 『スタートレック:ネメシス』の初期稿では、冒頭のライカーとトロイの結婚式にラ=フォージと夫婦として参加していたが(TNGでは既婚である為、ネメシスまでのどこかの段階で離婚している設定にしようとしたと思われる)、完成稿では削除され、ブラームスとの会話はガイナンとの会話に置き換えられる。
  • ヒカル・スールー
    • 声 - ジョージ・タケイ (坂東尚樹 [注釈 12])
    • 『宇宙大作戦』の登場人物。地球人男性。第28話ゲスト。吹き替えではTOSに準じて「加藤船長」。ジェイムズ・T・カーク船長指揮下のU.S.S.エンタープライズNCC-1701の操舵士として23世紀宇宙艦隊で数々の活躍をする。大佐に昇格後はU.S.S.エクセルシオールNCC-2000の船長を務め、カーク船長のU.S.S.エンタープライズNCC-1701-Aとともに仇敵クリンゴン帝国との同盟関係構築に貢献する。
    • 片割れのウィリアムを亡くし、人生の意義を見失いかけていたボイムラーの意識下で幻として現れ、彼を諭し人生への活力を取り戻す手助けをする。

旧シリーズからのゲスト(セリフなし)

  • エリザベス・シェルビー[14][15]
    • 『新スタートレック』の登場人物。第15話ゲスト。宇宙艦隊所属の地球人の女性。大佐。第25宇宙基地で開催された司令部会議に出席し、その後のパーティーにも参加している。出席者はルナ級以上の艦に勤務する士官が対象のため、艦隊主力艦の指揮官であることがうかがえる。
    • 『新スタートレック』第74、75話「浮遊機械都市ボーグ(前後編)」に登場。対ボーグの防衛エキスパート兼ライカーの後任候補として一時的にU.S.S.エンタープライズ(NCC-1701-D)に転属している。当時の階級は少佐。
    • 『スタートレック:ピカード』29話にも登場。2401年時点で宇宙艦隊の最高位階級である元帥となっている。
  • オコーナ[16][17]
    • 『新スタートレック』の登場人物。第15話ゲスト。地球人に酷似しているが種族不明の男性。第25宇宙基地で開催された司令部会議後のパーティーにDJとして参加している。
    • 『新スタートレック』第30話「無法者オコーナ」に登場。貨物船アーストワイルの船長。不良っぽいが気さくな人物で、U.S.S.エンタープライズ(NCC-1701-D)の乗員ともたちまち友好関係を築くなど、人たらしの才に長けている。
    • 『スタートレック:プロディジー』にも出演しており、本作より3~4年程度しか経っていないにもかかわらず髭や髪に白髪が目立つ他、『新スタートレック』当時には見られなかった人として軽薄な面が見られるようになっている。
  • トゥヴォック
    • 『スタートレック:ヴォイジャー』の登場人物。第21話ゲスト。ヴァルカン人の男性。中佐。後述のモーガン・ベイトソン大佐と共に艦隊の極秘任務に参加し、パクレド人を「やや強い手法で」尋問し、フリーマン艦長の冤罪証明に尽力する。
    • 少なくとも2377年の時点まではU.S.S.ヴォイジャーの戦術・保安部長を務める。
  • モーガン・ベイトソン[18][19]
    • 『新スタートレック』の登場人物。第21話ゲスト。宇宙艦隊所属の地球人の男性。大佐。艦隊の極秘任務を指揮し、フリーマン艦長の冤罪を証明する成果を挙げる。現在はアキラ級艦の艦長。
    • 『新スタートレック』第118話「恐怖の宇宙時間連続体」でソユーズ級宇宙艦U.S.S.ボーズマンNCC-1941[20]の艦長として登場。タイフォン星域にて循環する時間の輪に取り込まれ、約90年間指揮下のクルー共々時空連続体の歪みに捉われ続ける。

各話リスト

第1シーズン

通算 話数 サブタイトル(邦題)
原題
監督 脚本 公開日
1 1 第二次接近遭遇
Second Contact
Barry J. Kelly マイク・マクマーン 2020年8月6日
2 2 外交特使
Envoys
Kim Arndt Chris Kula 2020年8月13日
3 3 時間厳守命令
Temporal Edict
Bob Suarez Dave Ihlenfeld
David Wright
2020年8月20日
4 4 湿った船
Moist Vessel
Barry J. Kelly Bob Suarez 2020年8月27日
5 5 キューピッドの外れ矢
Cupid's Errant Arrow
Kim Arndt Ben Joseph 2020年9月3日
6 6 気のいいフレッチャー
Terminal Provocations
Bob Suarez ジョン・コクラン 2020年9月10日
7 7 ボイムラーのから騒ぎ
Much Ado About Boimler
Barry J. Kelly M. Willis 2020年9月17日
8 8 真実
Veritas
Kim Arndt Garrick Bernard 2020年9月24日
9 9 クライシス・ポイント
Crisis Point
Bob Suarez Ben Rodgers 2020年10月1日
10 10 セリトス絶体絶命!
No Small Parts
Barry J. Kelly マイク・マクマーン 2020年10月8日

第2シーズン

通算 話数 サブタイトル(邦題)
原題
監督 脚本 公開日
11 1 奇妙なエネルギー
Strange Energies
Jason Zurek マイク・マクマーン 2021年8月12日
12 2 ケイション 彼の目は開かれた
Kayshon, His Eyes Open
Kim Arndt Chris Kula 2021年8月19日
13 3 永遠のトム・パリス
We'll Always Have Tom Paris
Bob Suarez M. Willis 2021年8月26日
14 4 ムガートはグマート
Mugato, Gumato
Jason Zurek Ben Rodgers 2021年9月2日
15 5 ドゥープラーの困惑
An Embarrassment of Dooplers
Kim Arndt Dave Ihlenfeld
David Wright
2021年9月9日
16 6 あからさまなスパイ
The Spy Humongous
Bob Suarez ジョン・コクラン 2021年9月16日
17 7 愛欲の泉
Where Pleasant Fountains Lie
Jason Zurek Garrick Bernard 2021年9月23日
18 8 セリトスクルーの実力テスト
I, Excretus
Kim Arndt Ann Kim 2021年9月30日
19 9 wej Duj
wej Duj
Bob Suarez Kathryn Lyn 2021年10月7日
20 10 初めてのファーストコンタクト
First First Contact
Jason Zurek マイク・マクマーン 2021年10月14日

第3シーズン

通算 話数 サブタイトル(邦題)
原題
監督 脚本 公開日
21 1 自宅待機
Grounded
Jason Zurek Chris Kula 2022年8月25日
22 2 史上最少の殺戮ゲーム
The Least Dangerous Game
Michael Mullen Garrick Bernard 2022年9月1日
23 3 妄想と悪夢
Mining the Mind's Mines
Fill Marc Sagadraca Brian D. Bradley 2022年9月8日
24 4 機関部を休ませろ!
Room for Growth
Jason Zurek ジョン・コクラン 2022年9月15日
25 5 2人の自分
Reflections
Michael Mullen マイク・マクマーン 2022年9月22日
26 6 全てを聞き何も信じるな
Hear All, Trust Nothing
Fill Marc Sagadraca Grace Parra 2022年9月29日
27 7 数学的に完璧な罪滅ぼし
A Mathematically Perfect Redemption
Jason Zurek Ann Kim 2022年10月6日
28 8 クライシス・ポイント2
Crisis Point 2: Paradoxus
Michael Mullen Ben Rodgers 2022年10月13日
29 9 信頼出来る情報源
Trusted Sources
Fill Marc Sagadraca Ben M. Waller 2022年10月20日
30 10 夜空の星
The Stars at Night
Jason Zurek マイク・マクマーン 2022年10月27日

脚注

注釈

  1. 『スタートレック:ショートトレック』第2シーズン内のアニメーション・エピソード2話を除く。
  2. 日本語メディアによっては「セアリトス」と表記されることもある(英語ではCerritos)[1][2]。
  3. 『新スタートレック』第150話「もう一人のウィリアム・ライカー」より。
  4. ケルヴィン・タイムラインの劇場版では23世紀時点で既にオリオン人士官が存在している。
  5. 『スタートレック:ヴォイジャー』第120・121話「異空生命体を呼ぶ者達(前後編)」に登場したU.S.S.イクワノックスのランサム艦長との関係は不明。
  6. 『まんが宇宙大作戦』に登場するレスと同種族であり、漫画的にデフォルメされた猫型異星人。
  7. 字幕・吹き替えでは中尉と訳出されている。
  8. 『新スタートレック』第41話「無限の大宇宙」、第42話「愚かなる欲望」に出演。
  9. 『スタートレック:ディープスペースナイン』登場時の吹き替えは大山高男、2019年に逝去。
  10. 『新スタートレック』登場時の吹き替えは弥永和子、2014年に逝去。
  11. クワークは『新スタートレック』、『スタートレック:ヴォイジャー』にもゲスト出演していた。
  12. 坂東は過去に『宇宙大作戦』第1シーズン追加録音部分および劇場版シリーズ新録版で同役を担当。

出典

  1. “アニメ『スター・トレック:ロワー・デックス』トレイラー&ビジュアル到着”. CINRA.NET (2021年1月15日). 2021年1月22日閲覧。
  2. “『スター・トレック:ロワー・デックス』1月22日よりアマプラ独占配信 日本語版トレーラーも”. Real Sound (2021年1月15日). 2021年1月22日閲覧。
  3. Milligan, Mercedes (2022年7月13日). “Paramount+ Reveals 'Star Trek: Lower Decks' S3 Premiere & Key Art”. Animation Magazine. 2022年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月13日閲覧。
  4. Milligan, Mercedes (2023年7月22日). “SDCC: 'Star Trek' Universe Panel Reveals 'Lower Decks' S4 Trailer & Premiere Date”. Animation Magazine. 2023年7月23日閲覧。
  5. “'Star Trek: Lower Decks' Renewed for Season 5”. Collider. 2023年3月29日閲覧。
  6. Otterson, Joe (2023年3月28日). “'Star Trek: Strange New Worlds,' 'Lower Decks' Renewed at Paramount+, Set Summer Premieres”. Variety. 2023年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月22日閲覧。
  7. “オリンピック級”. Memory Alpha. 2022年9月17日閲覧。
  8. D'Alessandro, Anthony (2022年7月23日). “'Star Trek' Crossover Planned With 'Strange New Worlds' and 'Lower Decks'”. Deadline Hollywood. 2022年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月23日閲覧。
  9. “《お知らせです!》”. Twitter. 2021年1月23日閲覧。
  10. “「スタートレック・ローワーデッキ」アマプラにて本日より配信開始!”. Twitter. 2021年1月23日閲覧。
  11. “Gomez” (英語). Star Trek. 2022年9月19日閲覧。
  12. “Sonya Gomez” (英語). Memory Alpha. 2022年9月19日閲覧。
  13. “Brahms” (英語). Star Trek. 2022年9月19日閲覧。
  14. “Shelby” (英語). Star Trek. 2022年9月18日閲覧。
  15. “Shelby” (英語). Memory Alpha. 2022年9月18日閲覧。
  16. “Okona” (英語). Star Trek. 2022年9月18日閲覧。
  17. “Thadiun Okona” (英語). Memory Alpha. 2022年9月18日閲覧。
  18. “Bateson” (英語). Star Trek. 2022年9月18日閲覧。
  19. “Morgan Bateson” (英語). Memory Alpha. 2022年9月18日閲覧。
  20. “Bozeman, U.S.S.” (英語). Star Trek. 2022年9月18日閲覧。

外部リンク

公式

非公式

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.