スローター/怒りの銃弾

スローター/怒りの銃弾』(スローター/いかりのじゅうだん、原題:Slaughter)は、1972年アメリカブラックスプロイテーション映画。監督はジャック・スターレット、出演はジム・ブラウンステラ・スティーヴンスリップ・トーンドン・ゴードンマリーン・クラークキャメロン・ミッチェルほか。翌年に続編の『スローター2/哀しみの銃弾』が公開された。

スローター/怒りの銃弾
Slaughter
監督 ジャック・スターレット
脚本 ドン・ウィリアムス
マーク・ハンナ
製作 モンロー・サクソン
出演者 ジム・ブラウン
ステラ・スティーヴンス
リップ・トーン
ドン・ゴードン
マリーン・クラーク
キャメロン・ミッチェル
音楽 ルチ・デ・ジーザス
撮影 ロザリオ・ソラーノ
編集 クラレンス・C・レイノルズ
レン・レイノルズ
配給 アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 1972年9月12日
上映時間 91分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $750,000[1]
興行収入 $10 million[2]
次作 スローター2/哀しみの銃弾

あらすじ

ベトナム帰還兵で元グリーンベレーの隊長であるスローターが、自身の両親を殺した犯罪シンジケートに復讐するため立ち向かう。

キャスト

※括弧内は日本語吹替(初回放送1995年2月22日 テレビ東京『シネマタウン』12:00-14:00[3]

  • スローター:ジム・ブラウン大塚明夫
  • アン・クーパー:ステラ・スティーヴンス土井美加
  • ドミニク・ホッフォ:リップ・トーン金尾哲夫
  • A.W.プライス:キャメロン・ミッチェル
  • ハリー・バストーリ:ドン・ゴードン安原義人
  • キム・ウォーカー:マリーン・クラーク
  • フランク・モレッリ:ロバート・フィリップス
  • ジェニー:マリオン・ブラッシュ
  • マリオ・フェリーチェ:ノーマン・アルフェ(小山武宏
  • アル・"リトル・アル":エディ・ロー・ルッソ
  • エディー:バディ・ガリオン
  • ジオ:ロジャー・カドニー
  • インターン:ランス・ウィンストン
  • 伯父:フアン・ホセ・ラボリエル
  • 伯母:フランシスカ・ロペス・デ・ラボリエル

製作

『スローター/怒りの銃弾』は当時の殆どのブラックスプロイテーション映画と同様、低予算で製作された。監督はジャック・スターレット。脚本家はドン・ウィリアムズとマーク・ハンナ。プロデューサーはモンロー・サクソン。撮影は、アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズのプロダクションのもと、メキシコの連邦直轄地であるメキシコシティで行われた。室内のショットはチュルブスコ・スタジオで撮影された。初公開は1972年8月16日、ニューヨークで行われた。

1972年5月2日、ハリウッド・リポーター誌のインタビューで、プロデューサーのモンロー・サクソンは、この映画がエストゥディオス・チュルブスコから一部出資を受けていたにもかかわらず、メキシコの検閲委員会の要請で映画の舞台をメキシコから非特定国に変更しなければならなかったと述べた。サクソンは、検閲委員会が "自国を悪く見せるような言及には全く反対 "であると訴えた。記事によると、チュルブスコはこの映画の予算85万ドルの3分の1を提供しており、残りはサクソンの制作会社JayJen II、AIP、Slaughter 1 Limited Partnershipから提供された[4]

音楽

音楽はルチ・デ・ジーザスが主に担当した。サウンドデザイナーはマニュエル・トペテが担当し、リック・マーロウもソングライターとして貢献した。サウンドトラックのLPは発売されなかった[5]

テーマソング

『スローター/怒りの銃弾』のテーマ曲は、当時、ソウル・ファンクのインストゥルメンタル曲「Outa-Space」のヒットでソロ・アーティストとして商業的にブレイクしていたビリー・プレストンが作曲・演奏したもの。 1972年にアメリカでシングルとして発売された「Slaughter」は、ビルボードホット100で50位、ビルボードのR&Bシングルチャートで17位を記録した[6]。のちにこの曲はクエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ[7]ブライアン・ヘルゲランド監督の『レジェンド 狂気の美学』でも使用された。

評価

ホームビデオ

『スローター/怒りの銃弾』は2001年1月9日にDVDで発売され、2015年9月22日にOlive FilmsからBlu-rayで発売された。

日本では『シンジケート・キラー』というタイトルでVHSが発売された。

脚注

  1. Samuel Z Arkoff & Richard Turbo, Flying Through Hollywood By the Seat of My Pants, Birch Lane Press, 1992 p 200
  2. Murphy, Mary (1973年3月24日). “Don Williams: Street Kid to Legitimate Financial Success”. Los Angeles Times: p. b7
  3. 脚本「スローター 怒りの銃弾」詳細情報 | 脚本データベース”. db.nkac.or.jp. 2023年4月26日閲覧。
  4. Slaughter (1972)”. Turner Classic Movies. 2023年4月26日閲覧。
  5. Slaughter (2005年). 2023年4月26日閲覧。
  6. Billy Preston: Awards”. AllMusic. 2012年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月19日閲覧。
  7. “Quentin Tarantino: The Complete Syllabus of His Influences and References” (英語). Vulture. (2015年8月28日). http://www.vulture.com/2015/08/quentin-tarantino-the-complete-syllabus.html 2017年4月21日閲覧。

外部リンク

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