テイショーン・プリンス

テイショーン・プリンス(Tayshaun Durell Prince, 1980年2月28日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州コンプトン出身のバスケットボール選手。NBAのデトロイト・ピストンズなどで活躍した。身長206cm、体重98kg。ポジションはスモールフォワード。左利き。

テイショーン・プリンス
Tayshaun Prince
デトロイト・ピストンズでのプリンス (2008年)
メンフィス・グリズリーズ A-GM
ポジション SF
役職 アシスタントGM
シュート 左
基本情報
愛称 "Tay" "The Prince"
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1980-02-28) 1980年2月28日(44歳)
出身地 カリフォルニア州コンプトン
身長(現役時) 206cm (6 ft 9 in)
体重(現役時) 98kg (216 lb)
ウィングスパン(現役時) 218cm  (7 ft 2 in)[1]
キャリア情報
出身 ケンタッキー大学
ドラフト 2002年 23位
選手経歴
2002-2013
2013-2015
2015
2015
2015-2016
デトロイト・ピストンズ
メンフィス・グリズリーズ
ボストン・セルティックス
デトロイト・ピストンズ
ミネソタ・ティンバーウルブズ
指導者経歴
2017- メンフィス・グリズリーズ (アシスタントGM)
受賞歴
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ アメリカ合衆国の旗 2008
獲得メダル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オリンピック
金2008 北京バスケットボール

経歴

大学時代

ケンタッキー大学のバスケットボールチーム、ケンタッキー・ワイルドキャッツの主力として活躍。1試合平均13.1得点、5.6リバウンドを記録し、毎年NCAAトーナメントに出場。また、2000-2001シーズンのフリースロー成功率84.3%は、その年のSECリーダーであった。2000-2001シーズンにはSECプレイヤーを獲得。そしてその年と2001-2002シーズンに、AP通信が選ぶオールSECチームにも選ばれた。SECトーナメントでは1999年と2001年に優勝し、2001年にはトーナメントMVPを受賞。

NBA

2002年のNBAドラフトで、デトロイト・ピストンズから1巡目23位で指名され入団。ルーキーシーズンは主にベンチからの出場であった。しかしその年のプレイオフ、1勝3敗で迎えたオーランド・マジック戦で先発起用され、トレーシー・マグレディとのマッチアップを任された。セカンドラウンドのフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦2試合目には、試合終了間際のターンアラウンドフックシュートを決めるなど、素晴らしいプレーを披露した。

2003-04シーズン、プリンスは先発に定着。スタッツも徐々に上昇。そしてチームはNBAファイナルに進出。相手は強敵ロサンゼルス・レイカーズであったが、プリンスはコービー・ブライアントをうまく封じこめ、2年目にしてNBA制覇を成し遂げた。

翌2004-05シーズンは82試合全てに出場。オールディフェンシブ2ndチームに選出され、MIPの候補にも挙げられた。チームは2年連続のファイナル進出を果たしたが、サンアントニオ・スパーズと対戦で3勝4敗で連覇を逃した。

2005年10月31日、5年間4800万ドルの契約延長を果たした[2]。

2011年、FAとなったが、ピストンズと4年間の契約を結んだ。

2013年、トロント・ラプターズ、メンフィス・グリズリーズの3チーム間のトレードで、グリズリーズに移籍した[3]。

2015年1月12日、ニューオーリンズ・ペリカンズ、ボストン・セルティックスによる3チーム間のトレードで、セルティックスに移籍した。1月19日、クリッパーズ戦に約19分出場した。その後、2月19日の複数チームによる大型トレードでデトロイト・ピストンズに復帰した。 2015年8月、ミネソタ・ティンバーウルブズとベテランミニマムで1年契約を結んだ[4]。

2016-17シーズンを無所属で終えたプリンスは、2017年8月15日、選手生活に区切りを付け、メンフィス・グリズリーズのアシスタントGMに就任した[5]。

「ザ・ブロック」

2004年、インディアナ・ペイサーズ戦とのカンファレンスファイナルの2試合目、試合終了間際にペイサーズのレジー・ミラーがスティールした。プリンスは追いかけたがミラーは追いつける様な距離ではないと判断し、そのままコート右側を全速力でドリブルしてレイアップを試みた。その瞬間、ゴールの反対側からプリンスが現れそのボールをブロックした。弾かれたボールはリチャード・ハミルトンによって拾い上げられ、事実上試合は終了した。その年ピストンズはNBAチャンピオンとなり、このブロックはESPNや他のスポーツ番組で何度も放送された。

プレイスタイル

非常に長い腕(ウイングスパンは218cm以上)を有効に活かし、タフなディフェンスで相手のスコアラーを抑えるエースストッパー。長身に加え彼のウイングスパンの広さはオフェンス面でもミスマッチを引き起こし、さらに左利きであるため、相手ディフェンダーにとっては非常に守りづらい存在である。また外郭からのシュートも正確。スモールフォワードとシューティングガードはもちろん、ポイントガードとパワーフォワードもこなす非常に器用な選手で、デビュー以来、在籍しているピストンズでは6シーズン連続でカンファレンス決勝まで駒を進めており、若くして豊富な経験と勝負強さも備えている。

また特別にブロックの数が多い訳ではないが、2004年のプレイオフ、ペイサーズ戦の「ザ・ブロック」や2008年のプレイオフ準決勝オーランド・マジック戦の第5戦での残り19秒で87-84と非常に拮抗した場面であわよくばカウントを貰い追いつこうというヘド・ターコルーのダンクを完璧にブロックしてカンファレンスファイナル進出を決めたりと大事な試合の大事な場面で勝負を決めるブロックを良く決める。

私生活

脚注

  1. “Top 15 Most Impressive Wingspans In NBA History”. thesportster.com (2014年11月5日). 2017年10月22日閲覧。
  2. Tony Mejia (2006年2月15日). “Prince the Pistons' All-Star non-All-Star”. CBSスポーツ. 2013年2月4日閲覧。
  3. “Grizzlies acquire Tayshaun Prince, Austin Daye, Ed Davis and 2013 second round draft pick in three-team deal”. nba.com (2013年1月30日). 2013年2月4日閲覧。
  4. “Tayshaun Prince Agrees To One-Year Deal With Wolves”. RealGM.com (2015年8月13日). 2015年8月14日閲覧。
  5. Tayshaun Prince expected to be named special assistant to Grizzlies general manager Chris Wallace

関連項目

外部リンク

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