ダリオ・サリッチ

ダリオ・サリッチDario Saric, 1994年4月8日‐)は、クロアチアシベニク出身のプロバスケットボール選手NBAゴールデンステート・ウォリアーズに所属している。ポジションはパワーフォワードまたはセンター

ダリオ・サリッチ
Dario Saric
ミネソタ・ティンバーウルブズでのサリッチ
(2019年)
ゴールデンステート・ウォリアーズ  No.20
ポジション PF/C
所属リーグ NBA
シュート
基本情報
クロアチア語 Dario Šarić
国籍 クロアチアの旗 クロアチア
生年月日 (1994-04-08) 1994年4月8日(30歳)
出身地 シベニク=クニン郡シベニク
身長 208cm (6 ft 10 in)
体重 102kg (225 lb)
キャリア情報
NBAドラフト 2014年 / 1巡目 / 全体12位
プロ選手期間 2009年–現在
経歴
2009KKズリニェバツ
2009–2012KKザグレブ
2010–2011KKドゥブラバ
2012–2014KKツィボナ
2014–2016アナドル・エフェスSK
20162018フィラデルフィア・76ers
2018–2019ミネソタ・ティンバーウルブズ
20192023フェニックス・サンズ
2023オクラホマシティ・サンダー
2023ゴールデンステート・ウォリアーズ
受賞歴
  • NBAオールルーキーファーストチーム (2017)
  • ユーロリーグ50-40-90クラブ (2016)
  • ユーロリーグ フリースロー成功率一位 (2016)
  • トルコカップチャンピオン (2015)
  • ABAシーズンMVP (2014)
  • ABAファイナル・フォーMVP (2014)
  • ABA得点王 (2014)
  • FIBAヨーロッパ最優秀若手選手賞 (2013, 2014)
  • クロアチアンリーグチャンピオン (2013)
  • クロアチアンリーグファイナルMVP (2013)
  • 2× クロアチアンカップチャンピオン (2010, 2013)
  • 2× オールクロアチアンリーグファーストチーム (2013, 2014)
  • 2× クロアチアンリーグ最優秀フォワード賞 (2013, 2014)
  • U-18 ヨーロッパ選手権MVP (2012)
  • U-16 ヨーロッパ選手権MVP (2010)
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ クロアチアの旗 クロアチア
獲得メダル
クロアチアの旗 クロアチア
U-18 ヨーロッパ選手権
金メダル - 1位2012 ラトビア
U-16 ヨーロッパ選手権
金メダル - 1位2010 モンテネグロ

経歴

NBA以前

2009年KKズリニェヴァツに加入しプロデビュー、2010年KKドゥブラバ2011年KKザグレブ2012年にはKKシボナに移籍した。

2014年のNBAドラフトに19歳でエントリーし、オーランド・マジックから1巡目12位で指名され、その後フィラデルフィア・76ersに交渉権が移動した。

フィラデルフィア・セブンティシクサーズ

2016-17シーズン開幕前の2016年7月14日、フィラデルフィア・76ersと契約[1]。2017年3月24日のシカゴ・ブルズ戦で自身初の30得点以上となる32得点を記録した[2]。NBA1年目は81試合(36先発)に平均23.6分の出場で、12.8得点、6.3リバウンド、2.2アシスト、0.7スティール、0.4ブロックなどの好成績を記録し、NBAオールルーキーチーム(1st)を受賞した(新人王マルコム・ブログドン)。

2017-18シーズンは球団として6年ぶりのプレーオフ出場となり、全10試合で先発出場し、平均17.2得点、7.3リバウンド、3.5アシストなどの好成績を記録したが、カンファレンス準決勝でボストン・セルティックスに1勝4敗で敗退した。

ミネソタ・ティンバーウルブズ

2018-19シーズンの2018年11月、ジミー・バトラー絡みの大型トレードによりミネソタ・ティンバーウルブズに移籍した[3]

フェニックス・サンズ

2019年のドラフトの後、フェニックス・サンズの6位指名のジャレット・カルバーとのトレードでティンバーウルブズの11位指名のキャメロン・ジョンソンと共にサンズへ移籍した(ドラフト指名選手はどちらも当時は交渉権のみの移動)[4]

2020-21シーズン開幕前の2020年11月、サンズと3年2700万ドルで契約を延長した[5]。2021年1月11日のワシントン・ウィザーズ戦の後、新型コロナウイルスの規定で出場制限となり、その後に右足首の捻挫もあって13試合を欠場し、2月13日に試合に復帰した[6]。サンズは開幕前にクリス・ポールをトレードで獲得し、球団として11年のプレーオフ出場となった。2021年のNBAファイナルに出場したが、サリッチは初戦の第1クォーターに右膝を痛めて途中退場し、その後前十字靭帯断裂が判明し、シーズンを終えた[7]。サンズはミルウォーキー・バックスに2勝4敗で敗退した。このシーズンはパワーフォワードにジェイ・クラウダーキャメロン・ジョンソンが多く起用されたことで、センターとしてディアンドレ・エイトンの控えとして出場し、フランク・カミンスキーと出場時間を分け合ったことで、出場機会が激減した。

オクラホマシティ・サンダー

2022-23シーズンの2023年2月9日、ダリアス・ベイズリーとのトレードによりオクラホマシティ・サンダーに移籍した。

ゴールデンステート・ウォリアーズ

2023-24シーズン開幕前の2023年7月12日、ゴールデンステート・ウォリアーズとの1年契約に合意した。

NBA個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー    優勝シーズン

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2016–17 PHI 813626.3.411.311.7826.32.2.7.42.312.8
2017–18 787329.6.453.393.8606.72.6.7.31.914.6
2018–19 131330.5.364.300.9006.62.0.3.21.911.1
MIN 682823.9.454.383.8755.51.5.6.11.110.5
2018-19計 814125.0.437.365.8805.61.6.6.11.210.6
2019–20 PHX 665124.7.476.357.8446.21.9.6.21.310.7
2020–21 50417.4.447.348.8483.81.3.6.11.18.7
2021–22
負傷により全休
2022–23 371214.4.427.391.8183.81.5.4.11.05.8
OKC 20013.7.515.391.8443.3.9.4.11.07.4
2022-23計 571214.1.458.391.8293.61.3.4.11.06.4
2023–24 GSW 64917.2.466.376.8494.42.3.5.21.28.0
通算:7年 47722622.8.445.362.8395.41.9.6.21.510.6
  • 2019-20シーズンは73試合で打ち切り、2020-21シーズンは72試合制

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2018 PHI 101032.9.421.385.8507.33.51.0.41.517.2
2021 PHO 14010.5.467.444.9292.51.0.1.1.44.5
出場:2回 241019.8.432.400.8704.52.0.5.2.99.8

クロアチア代表

2010年、U-16欧州選手権において1試合平均24.3得点、11.5リバウンド、5.8アシストを記録。決勝のリトアニア戦ではトリプルダブル(30得点、11リバウンド、11アシスト)を記録して金メダル獲得に貢献し、満場一致で同大会MVPに選出された[8]

2011年、17歳でU-19世界選手権に出場し、出場選手中4位の18.1得点、同3位の10.1リバウンドを記録した[9]

2012年、U-18欧州選手権選手権では1試合平均25.6得点(1位)、10.1リバウンド(2位)を記録。決勝のリトアニア戦では39得点をあげて、金メダル獲得に貢献し、MVPに選ばれた[10]

2013年、U-19世界選手権で1試合平均、20.3得点、11.2リバウンド、4.9アシストの活躍を見せチームは8位、自身は大会ベスト5に選ばれた。同年9月にはFIBA欧州選手権のクロアチア代表にも選ばれ、チームは4位だった[11]

2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、グループリーグの対スペイン戦で、72-70で迎えた第4クォーター残り数秒の場面で、逆転のレイアップシュートを狙ったパウ・ガソルの背後から、価千金のブロックショットを決め、勝利をもたらした。

ユーロバスケット2017ユーロバスケット2022にも出場している[12]

ナイキ・フープサミット

2011年2012年と2年連続で19歳以下のアメリカ選抜対世界選抜の試合ナイキ・フープサミットに選抜されている。

2011年度は7得点、6リバウンド。2012年度は13得点、14リバウンドの活躍で世界選抜チームを勝利に導いた[13][14]

プレースタイル

あらゆる面で平均以上のアジリティを持つPF/C。3Pが得意で、シューターを兼任することもできる。また、フリースローがうまくファールをもらいやすいプレーをすることが多い。

脚注

関連項目

外部リンク

  • ダリオ・サリッチ --- ドラフト情報 --- DraftExpress.com (英語)
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