チャタム島

チャタム島(チャタムとう、: Chatham Island、Rekohu、Wharekauri)とは、ニュージーランド南島の東海岸沖約1,000kmにある南太平洋上の島である。チャタム諸島に属し、諸島内で最も大きい島である。

チャタム島
現地名:
Chatham Island
チャタム島(中央)
チャタム島の位置(オセアニア内)
チャタム島
チャタム島
チャタム島の位置(チャタム諸島内)
チャタム島
チャタム島
地理
場所 南太平洋
座標 南緯43度53分54秒 西経176度31分44秒
諸島 チャタム諸島
面積 920 km2 (360 sq mi)
行政
特別領 board チャタム諸島
最大都市 ワイタンギ(人口約300人)
人口統計
人口 600(2013年時点)
人口密度 0.65 /km2 (1.68 /sq mi)
追加情報
時間帯
  夏時間(DST

なお、マオリ族による「Wharekauri」、モリオリ人による「Rekohu」という2つの別の名前がある(意味は「misty sunlight=霧がかった日光」)。

概要

面積は約920平方キロメートル。島名は1791年、ヨーロッパ人として最初にこの島を訪れたウィリアム・ロバート・ブロートンにより、乗艦チャタム号にちなんで名づけられた。

島の最大の集落はワイタンギであり、これは同諸島最大の集落でもある。

観光の宣伝では「赤道南極のちょうど真ん中、かつ日付変更線の右」と表現されるが、正確ではないものの感覚的には十分それに近い。

地形

千葉県に似た形をしたこの島の地形は、島の左右にある2つの湾と、大きなラグーンという3つの特徴によって特色付けられている。

チャタム島の西海岸はその半分以上が深く入り組んだペトレ湾 (Petre Bay) が占めている。なお、ペトレ湾の南端にある小さな入り江はワイタンギ湾といい、これに面してワイタンギの集落がある。また、東海岸は大きいが単調なハンソン湾 (Hanson Bay) が占めており、その全長は35キロメートルもある。

この島の2つの湾の幅は10キロメートルであるが、陸地の幅はこれよりはるかに狭い。この幅のほとんどは大きなテ・ワンガ・ラグーン (Te Whanga Lagoon) である(右の写真の、島のくびれた部分にある黒っぽい円形がラグーンで、陸地はその両側の残りの部分しかない)。このラグーンは、ハンソン湾の南半分が分断されて形成されたもので、総面積は180平方キロメートルもある。島の南端にある丘から流れ出る小さな川もこのラグーンに注いでいる。

同島をモデルとした小説

ジュール・ベルヌの『十五少年漂流記[1]で少年達が漂着した無人島は、チャタム島をモデルにしたという説があるが、『二年間の休暇』(岩波少年文庫)の訳者解説で私市保彦はこの可能性を否定している。なお、同じ作者による『征服者ロビュール』[2]15章-17章にこの島はすでに登場している。

脚注

  1. ウィキソース出典 Jules Verne (フランス語), Deux Ans de vacances, ウィキソースより閲覧。
  2. ウィキソース出典 Jules Verne (フランス語), Robur le conquérant, ウィキソースより閲覧。

関連項目

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.