チャンパイ

チャンパイ(Champhai、[tʃamˈpʰaɪ])は、インドの東端に位置するミゾラム州にある、ミャンマーとの国境の町。州内に8つある県のひとつであるチャンパイ県の行政中心地である。インドとミャンマーの国境近くに位置し、戦略的に重要な位置にある。このため、この地域における両国の交易の中心地となっている。

チャンパイ

Champhai
チャンパイの町。
チャンパイの町。
座標:北緯23.456度 東経93.329度 / 23.456; 93.329
インドの旗 インド
ミゾラム州
チャンパイ県
面積
  合計 3,185.3 km2
標高
1,678 m
人口
(2011)
  合計 32,734人
  密度 10人/km2
言語
  公用語 ミゾ語
等時帯 UTC+5:30 (IST)
PIN
796321
市外局番 03831
ナンバープレート MZ-04
気候区分 Cwb
ウェブサイト champhai.nic.in

チャンパイの面積は 3,185.83平方キロメートル (1,230 sq mi) である。平均年間降水量は 1,814ミリメートル (71.4 in) である。

歴史

1871年から1872年にかけて、イギリスミゾ族の首長ヴァンフヌアイリアナ (Vanhnuailiana) を征伐する遠征軍を送ったが、その時チャンパイには、ヴァンフヌアイリアナの息子ラルブラ・サイロ (Lalbura Sailo) の本拠が置かれていた。イギリスが当地一帯を支配した時期には、チャンパイには要塞 (fort) が置かれていた[1]

チャンパイ河谷は、かつては湖であったが、それが堆積によって徐々に失われ、湖は姿を消した。このため平地の土壌は1892年ルシャイ遠征の時点でも、耕作されていなかった[2]。チャンパイで、灌漑による米作が始まったのは1898年のことで、これは駐屯する兵員や労働者たちのために食料を確保しようとしたイギリス植民地当局の奨励によるものであった。

1922年の時点で、チャンパイには商店が1軒しかなかった[3]

1966年3月1日ミゾ国民戦線 (MNF) は、ミゾ族の独立を一方的に宣言し、チャンパイに駐留していたアッサム・ライフル部隊を襲撃した[4]

経済

チャンパイの経済は、おもに農業国境貿易で支えられている。チャンパイは、ミゾラム州における重要な商取引の中心地であり、衣類、銀製品、電子機器類などが、ミャンマーから[5]、国境に接する交易地となっている村ゾウコタルを経て輸入され、取引されている。チャンパイには、長さ 113 km、幅 48 km の平地が広がっており、年に 19,200キンタルの米が水田により生産されている。また、2011年には、10,000キンタルブドウも生産され、年間 20,000本のブドウ果汁の瓶詰めが生産されている。米とブドウは、当地の主要な農産物である。

気候

チャンパイの気候は穏やかである。冬には、気温は 10°C から 20°C の間で推移し、夏には15°C から 30°C の間で推移する。

教育

チャンパイ・カレッジは、この町で唯一の高等教育機関である[6]。学校は、このほかにも公立、私立さまざまなものが運営されている。

メディア

チャンパイにおける、おもなメディアには以下がある[7]

  • Lenrual
  • Pasaltha
  • Rihlipui
  • CCN (Digital TV Operator)
  • LCN (Digital TV Operator)

交通

チャンパイとアイゾールの距離は 194km ほどであり、バスやタタ・スモーによる定期便が通じている[8]。一時は、パワン・ハンス社によるヘリコプターの便が[9]アイゾールとチャンパイを結んでいた。

脚注

  1. K. C. Kabra (2008). Economic Growth of Mizoram: Role of Business & Industry. Concept Publishing Company. https://books.google.com/books?id=0PcdaYllHNUC&printsec=frontcover&dq=Mamit+Mizoram+History&source=bl&ots=wLLDqsonv2&sig=8_anA6tVKJzlrFYTX-uLKeqHWfI&hl=en&sa=X&ei=oro9UIHbAYXIrQfXjoGAAg&ved=0CDUQ6AEwAQ#v=onepage&q=Mamit&f=false
  2. Woodthorpe, RG. The Lushai Expedition. Hardpress. pp. 277-278. ISBN 9781290939966
  3. The Camera as Witness. Cambridge University Press. pp. 173. ISBN 9781107073395
  4. Sharma, Sushil Kumar. Lessons from Mizoram Insurgency and Peace Accord 1986. Vivekananda Foundation. pp. 4
  5. TRADE AND COMMERCE”. CIC. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月29日閲覧。
  6. Kumar, Ashish (2006). Handbook of Universities. p. 381 Google books
  7. Accredited Journalists”. DIPR Mizoram. 2013年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月5日閲覧。
  8. Aizawl to Champhai”. Mizoram NIC. 2012年8月29日閲覧。
  9. Mizorama Helicopter Service Tur Chief Minister In Hawng”. Mizoram DIPR. 2013年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月14日閲覧。

外部リンク

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