チャールズ・スターク・ドレイパー賞

チャールズ・スターク・ドレイパー賞(Charles Stark Draper Prize[1]、Charles Stark Draper Prize for Engineering[2])は全米技術アカデミー[注釈 1]によって授与される科学技術賞。チャールズ・スターク・ドレイパーにちなんで創設され、工学の分野における最高栄誉とされる[5][3]。賞金は50万ドル[5][4]。「工学分野のノーベル賞」と呼ばれることもある[6][7]。

受賞者

年名前受賞理由
1989ジャック・キルビー
ロバート・ノイス
パーソナルコンピュータの開発に対して
1991フランク・ホイットル
ハンス・フォン・オハイン
ジェットエンジン開発に対して
1993ジョン・バッカスFORTRAN開発に対して
1995ジョン・R・ピアース
ハロルド・ローゼン
通信衛星技術の開発に対して
1997ウラジーミル・ヘンゼル接触改質の発明に対して
1999チャールズ・カオ
ロバート・D・モーラー
ジョン・B・マッケズニー
光ファイバー開発に対して
2001ヴィントン・サーフ
ロバート・カーン
レナード・クラインロック
ローレンス・ロバーツ
インターネット開発に対して
2002ロバート・ランガー革命的な医薬投与システム(ドラッグデリバリーシステム)に対して
2003イヴァン・A・ゲティング
ブラッドフォード・パーキンソン
グローバル・ポジショニング・システム開発に対して
2004アラン・ケイ
バトラー・ランプソン
ロバート・テイラー
チャック・サッカー
世界初の実用的ネットワーク型コンピュータ Alto 開発に対して
2005Minoru S. "Sam" Araki
Francis J. Madden
Edward A. Miller
ジェームス・W・プラマー
Don H. Schoessler
世界初の地球観測衛星システムコロナの設計・開発・運用に対して
2006ウィラード・ボイル
ジョージ・E・スミス
デジタルカメラの心臓部でもあるCCDイメージセンサの発明に対して
2007ティム・バーナーズ=リーWorld Wide Web 開発に対して
2008ルドルフ・カルマンカルマンフィルター開発に対して
2009ロバート・デナードDRAM発明に対して
2011フランシス・アーノルド
ウイリアム・P・C・ステマー
食品、医薬品、洗剤、バイオ燃料などに利用されるタンパク質工学への貢献に対して
2012ジョージ・H・ハイルメアー
ウルフギャング・ヘルフリック
マーティン・シャット
T・ピーター・ブロディ
液晶ディスプレイ技術の開発に対して
2013マーティン・クーパー
ジョエル・S・エンゲル
リチャード・H・フレンキール
トーマス・ハウク
奥村善久
世界初の携帯電話ネットワーク、システムおよび標準化への貢献に対して[7][8][9]
2014ジョン・グッドイナフ
西美緒
ラシド・ヤザミ
吉野彰
小型で軽量のモバイル電子機器を可能にしたリチウムイオン二次電池(LIB)の設計に対して[1][5][10]
2015赤﨑勇
ジョージ・クラフォード
ラッセル・デュピュイ
ニック・ホロニアック
中村修二
世界に先駆けた発光ダイオード(LED)の開発に対して[3][4]
2016アンドリュー・ビタビビタビアルゴリズムの発明に対して
2018ビャーネ・ストロヴストルッププログラミング言語C++の開発に対して
2020ジャン・フレシェ
Grant Willson
マイクロエレクトロニクスデバイスの極小化を可能にした微細加工用およびナノ加工用の化学増幅材料の開発に対して
2022スティーブ・ファーバー
ジョン・ヘネシー
デイビッド・パターソン
ソフィー・ウィルソン
RISCの開発・応用に対して
2024ステュアート・パーキンスピントロニクスの開発に対して

脚注

注釈

  1. 全米工学アカデミー[3]、米工学アカデミー[4]と訳される場合もある。

出典

  1. “吉野彰氏、西美緒氏がCharles Stark Draper Prize授賞”. お知らせ. 日本化学会 (2014年3月6日) 2018年10月6日閲覧。
  2. “Charles Stark Draper Prize for Engineering”. National Academy of Engineering. 2018年10月5日閲覧。(英語)
  3. “「LEDの父」と共に中村氏ら受賞 ドレイパー賞”. 日本経済新聞 (2015年2月25日) 2018年10月5日閲覧。
  4. “LED開発で赤﨑、中村氏ら5人にドレイパー賞”. サイエンスポータル. 科学技術振興機構 (2015年1月8日) 2018年10月6日閲覧。
  5. “米「工学のノーベル賞」に元ソニー技術者ら”. 日本経済新聞 (2014年2月19日) 2018年10月5日閲覧。
  6. “奥村氏に「工学のノーベル賞」 ドレイパー賞授賞式”. 日本経済新聞 (2013年2月20日) 2018年10月6日閲覧。
  7. ““チャールズ・スターク・ドレイパー賞”受賞記念 金沢工業大学 奥村名誉教授の特別講演を開催”. 北陸総合通信局 報道資料 2013. 総務省. (2015年4月17日) 2022年4月4日(UTC)閲覧。
  8. 2013 Charles Stark Draper Prize Recipients”. Charles Stark Draper Prize for Engineering. United States National Academy of Engineering. 2018年10月6日閲覧。(英語)
  9. “奥村善久名誉教授が工学分野のノーベル賞と言われる「2013 Charles Stark Draper Prize」を日本人研究者として初めて受賞”. ニュース 金沢工業大学. (2013年1月16日) 2022年4月4日(UTC)閲覧。
  10. “吉野 彰 旭化成フェローがCharles Stark Draper Prizeを受賞” (プレスリリース). 旭化成 (2014年1月8日) 2018年10月5日閲覧。

関連項目

外部リンク

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