チャールズ・ポーレット (第5代ボルトン公爵)

第5代ボルトン公爵チャールズ・ポーレット(英語: Charles Powlett, 5th Duke of Bolton KB PC、1718年頃 – 1765年7月5日)は、グレートブリテン王国の貴族、軍人、ホイッグ党の政治家。1754年から1759年までウィンチェスター侯爵の儀礼称号を使用した。

第5代ボルトン公爵の紋章

生涯

第4代ボルトン公爵ハリー・ポーレットとキャサリン・パリーの長男として生まれ[1]、1728年から1729年にウィンチェスター・カレッジで教育を受けた後[2]、1735年10月11日にケンブリッジ大学コーパス・クリスティ・カレッジに入学、1737年にマスター・オブ・アーツの学位を得る[3]。

1737年にイギリス陸軍に入隊、1745年に中佐に昇進した[2]。また1741年にはリミントン選挙区の補欠選挙で当選して庶民院議員になり、1754年イギリス総選挙ではハンプシャー選挙区に鞍替えした[2]。1753年8月27日にバス勲章を授与され、1758年12月22日に枢密顧問官に任命された[2]。名誉職では1754年から1760年までロンドン塔総督を、1758年から1763年までハンプシャー統監を務め、1761年のジョージ3世戴冠式では女王の宝玉を持つ役割だった[2]。

1754年12月に父がボルトン公爵の爵位を継承すると、自身もウィンチェスター侯爵の儀礼称号を使用した[4]。そして、1759年10月9日にボルトン公爵の爵位を継承した[1]。

1765年7月5日、グロヴナー・スクエアの自宅で拳銃自殺した。ホレス・ウォルポールはこの出来事について、「何故なのか、理由は何かは、誰も知らない。血の中に狂気が満ちていることを除いて」と記述した[5]。未婚のまま死去したため、爵位は弟ハリーが継承した[1]。財産は庶出の娘ジーン・メアリー・ブラウン=ポーレット(Jean Mary Browne-Powlett、1751年頃 – 1814年、トマス・オードと結婚)が継承した。

グロヴナー・スクエア

1759年から1765年までグロヴナー・スクエア37番地(元32番地)を所有し、1761年から1765年までジョン・ヴァーディーに改装工事を委託したという[6]。

脚注

  1. (英語) Burke's Peerage (99th edition ed.). (1949). p. 2154. https://archive.org/details/burkesgenealogic1949unse/page/2154
  2. Watson, Paula. "POWLETT, Charles (c.1718-65)" (英語). 2019年5月2日閲覧。
  3. "Powlett, Charles (PWLT735C)". A Cambridge Alumni Database (英語). University of Cambridge.
  4. George Edward Cokayne, ed. Vicary Gibbs, The Complete Peerage, vol. II, p. 214, The St Catherine Press, London, 1912.
  5. Walpole, Horace (1844). Letters of Horace Walpole, earl of Orford. 1. Lea & Blanchard. p. 133. https://books.google.com/books?id=c7Y_AAAAYAAJ&printsec=frontcover 2011年6月30日閲覧。
  6. 'Information kindly supplied by Mr. Roger White from MSS. at Hackwood: R.I.B.A. Drawings Collection, John Vardy, G4/4/1': via Survey of London: Volume 40, the Grosvenor Estate in Mayfair, Part 2 (The Buildings). London County Council, London, 1980.
グレートブリテン議会
先代
ナッソー・ポーレット
サー・ハリー・バーラード
庶民院議員(リミントン選挙区選出)
1741年 – 1754年
同職:サー・ハリー・バーラード
次代
サー・ハリー・バーラード
アダム・ドラモンド
先代
ハリー・ポーレット卿
アレクサンダー・シスルスウェイト
庶民院議員(ハンプシャー選挙区選出)
1754年 – 1759年
同職:アレクサンダー・シスルスウェイト
次代
アレクサンダー・シスルスウェイト
ヘンリー・ビルソン=レッグ
名誉職
先代
ボルトン公爵
ロンドン塔総督
1754年 – 1760年
次代
ジョージ・ポーレット
ハンプシャー統監
1758年 – 1763年
次代
カーナーヴォン侯爵
ドーセット副提督
1755年 – 1759年
空位
次代の在位者
ボルトン公爵
ハンプシャー副提督
1755年 – 1759年
イングランドの爵位
先代
ハリー・ポーレット
ボルトン公爵
1759年 – 1765年
次代
ハリー・ポーレット
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