ツルタケ
ツルタケ (鶴茸 学名:Amanita vaginata) は、ハラタケ目テングタケ科のキノコの一種。
| ツルタケ | |||||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Amanita vaginata (Bull.) Lam. 1783[1][2] | |||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| ツルタケ |
形態
傘は直径3㎝-10cm程度で濃灰色で全体に均一であるが中央はやや濃色。傘の縁には明瞭に条線が出る。成長すると傘は水平になる程度まで開き、老菌では反り返る。ひだは白色で密、柄に対しては離生する。柄はよく伸び色は白色、もしくは白色に濃灰色でだんだら模様が出るものもある。柄の根元には白色のツボを持つ。肉はヨウ素水溶液に反応しない(非アミロイド)。胞子は無色で球形。
傘は水平まで開き、明瞭な条線、この個体の柄はだんだら模様
ツボは持つが、ツバを持たない。ひだは白色
ツボは膜質
胞子
人間との関係
可食とされるが生食は中毒するといわれる。
類似種
シロツルタケ(Amanita vaginata var. alba)は本種の白色変種とされている種で色以外は同じである。カバイロツルタケ(Amanita fulva)は色が樺色。テングツルタケ(Amanita ceciliae)は傘に外皮膜の破片が付着する。ツルタケダマシ(Amanita spreta)は傘に条線を持ち色合いも本種と似ているが、柄にはツバを持つ。
ドクツルタケ(Amanita virosa)は全体が白く、傘には条線が現れない点、柄の上部にツバがある点などが大きな違いである。ただし、ツバは脱落している可能性にも留意すること。ひだは白色で、柄はささくれるかだんだら模様が浮き出る。柄の根元にはしっかりとした白色のツボを持つ。肉は水酸化カリウム水溶液に反応して黄変、ヨウ素水溶液に反応し青変する(アミロイド性)。広葉樹針葉樹問わず発生する。シロタマゴテングタケ(Amanita verna)は全体に白く、傘の条線やツバがあることはドクツルタケと同じ。子実体はドクツルタケよりは小型で柄は滑らか。水酸化カリウム水溶液には反応しない。クロタマゴテングタケ(Amanita fuliginea)は常緑ブナ科広葉樹(シイ、カシ)林内に発生する。傘は黒色で辺縁部ほど色が薄く、しばしばかすり模様が現れる。傘の条線は無い。ひだは白色。
参考:カバイロツルタケ
参考:ツルタケダマシ
参考:ドクツルタケ 傘に条線なくツバあり
参考:シロタマゴテングタケ
名前
和名は子実体の柄が長いことがツル属の鳥の長い脚や首を思わせ、暗色の傘と白色の柄もツルを連想させるところからの命名であるといわれる。
脚注
- Index Fungorum Partnership (2008年). “Record Details: Amanita vaginata (Bull.) Lam.”. Index Fungorum. 2011年10月31日閲覧。
- Mycobank (2004-2011). “Species Amanita vaginata (Bull.) Lam. 1783”. MycoBank. 2011年10月31日閲覧。
