ティトゥスはベレニスを愛していなかった
『ティトゥスはベレニスを愛していなかった』(フランス語:Titus n'aimait pas Bérénice)はナタリー・アズーレによるフランスの小説である。
| 『ティトゥスはベレニスを愛していなかった』 Titus n'aimait pas Bérénice | |
|---|---|
| 作者 | ナタリー・アズーレ |
| 国 | フランス |
| 言語 | フランス語 |
| ジャンル | 小説 |
| 初出情報 | |
| 初出 | 2015年8月20日 |
| 刊本情報 | |
| 出版元 | P.O.L |
| id | ISBN 978-2-07079406-5 |
| 受賞 | |
| メディシス賞 | |
あらすじ
小説は現代を舞台にベレニス(ラシーヌ悲劇の登場人物でもある)がティトゥスと別れる場面からはじまる。失恋の悲しみを慰めるため、彼女はラシーヌの悲劇作品を読みはじめる。そして、劇作家がフランス語を美しく巧みに用いることと、女性の視点から巧みに恋愛を描くことに驚き、どうしてそんなことができたのだろうかと疑問に思う。この疑問をきっかけに小説はラシーヌの生涯を語りはじめる。両親のいないラシーヌは、伯母の縁故のあるポール・ロワイヤル修道院で教育を受け、ギリシャ・ラテン語の翻訳に熱中する。この情熱は、やがて文学作品への情熱となるが、厳格な修道院の方針とは相容れないものだった。パリに出たラシーヌは、生涯の友となるボワローや、ラ・フォンテーヌといった知己を得て、戯曲を通じての社会的栄達を目指し、成功を収める。彼が大掛かりな装置を用いる演出に敗れはじめた小説の終わりごろ、小説の視点は再び現代のベレニスに戻ってくる。
脚注
- Prix Médicis : Nathalie Azoulai récompensée pour « Titus n’aimait pas Bérénice »(フランス語). Le Monde.2023年7月20日閲覧。
- Les quatre finalistes du prix Goncourt 2015(フランス語).livreshebdo.2023年7月20日閲覧。
- Prix Femina 2015 : découvrez la sélection finale Hachette.(フランス語). 2023年7月20日閲覧。
- https://www.pol-editeur.com/index.php?spec=livre&ISBN=978-2-8180-3620-4
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1130282270087544064
- https://www.librairie-gallimard.com/livre/9782070794065-titus-n-aimait-pas-berenice-nathalie-azoulai/
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