ディーリア・オーウェンズ

ディーリア・オーウェンズ(Delia Owens、1949年頃 - )[1]は、アメリカ合衆国の作家であり動物学者。

彼女の処女小説 『ザリガニの鳴くところ』(Where the Crawdads Sing、早川書房 2020年)は、2019年のニューヨークタイムズフィクションのベストセラーのトップに25週間ランキングという記録を達成した。[2] この本は、ニューヨークタイムズのベストセラーリストに1年以上リスト入りしている[3]。同書は2020年に、邦題『ザリガニの鳴くところ』として映画化された。また、2021年本屋大賞 翻訳小説部門第1位となった。

彼女はまた、『カラハリ アフリカ最後の野生に暮らす』(Cry of the Kalahari、早川書房 1988年)、 The Eye of the Elephant(象の目),[4][5] そしてSecrets of the Savanna(サバンナの秘密),[6]のような、かつて動物学の研究でアフリカに滞在していた当時の回顧録もその当時の彼女の夫マークとともに執筆している [7]。

生涯

オーウェンズは、1950年代にジョージア州の田舎で育った[8][9]。彼女と彼女の当時の夫、マーク・オーウェンズは、ジョージア大学で生物学を学んだ。彼女はジョージア大学で動物学の理学士号を取得し、カリフォルニア大学デービス校で動物行動学を専攻し博士号を取得している[10]。彼らは1974年にアフリカに移住し、ボツワナのカラハリ砂漠で働き、次に北ルアングワ国立公園で働き、その後1990年代初頭にザンビアのムピカで働いた。[1]マーク・オーエンズは、密猟者は容赦なく「撃ち殺す」対応をしたと非難されている。ABCTVは、1996年に、アンドリュー・トカック製作の「死のゲーム : マーク・オーウェンスとディーリア」という番組を放送している。ナレーターは、メレディス・ヴィエイラが務めた。この報告は、いろいろ議論を呼んだ密猟者とその義理の息子の射殺を扱ったものである。二人共もザンビアでは尋問のために出頭を求められている。オーエンスは告発を否定した[1]。彼女の家族はまた、「アフリカ人についての古めかしい考え」を持っていると非難され、ある批評家は彼らの見解を「アフリカ人を上から目線で哀れんでいる」と批評した[11][12]。生物学の博士号を取得して以来、彼女はアフリカの野生生物の行動生態学に関する研究をNature、 Journal of Mammalogy、 Animal Behavior、 African Journal ofEcologyなどの専門雑誌に発表している。 彼女はまた、より多くの聴衆を対象としたNatural HistoryやInternational Wildlifeにも記事を寄稿している。

ディーリアとマークは離婚している[1]。デリア・オーウェンズはアイダホ州バウンダリー郡に住んでいる[9]。

オーウェンズは、ジョージア州ストーンマウンテンの野生生物保護のためのオーウェンス財団の共同創設者でもある。

彼女はまた、International Wildlifeの定期寄稿者として働き、北米全体で講演を行い、米国中のハイイログマの保護活動に参加してきた。 [13]

受賞歴

翻訳された著書

  • カラハリ―アフリカ最後の野生に暮らす マーク・オーエンズ (著), ディーリア・オーエンズ (著), 小野さやか (翻訳), 伊藤紀子 (翻訳) 早川書房 1988/11/1
    • カラハリが呼んでいる ハヤカワ文庫NF 2021/8/4
  • ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーエンズ (著), 友廣純 (翻訳) 早川書房 2020/03/05
    • ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーエンズ (著), 友廣純 (翻訳) ハヤカワ文庫NV 2023/12/5

関連項目

脚注

  1. Goldberg, Jeffrey (2010年3月29日). “The Hunted”. The New Yorker. 2019年11月9日閲覧。
  2. “Combined Print & E-Book Fiction, Bestsellers”. The New York Times (2019年). 2019年4月29日閲覧。
  3. “Crawdads: 1 year on the NYT Bestsellers List” (英語). Delia Owens. 2019年11月9日閲覧。
  4. “Review of The Eye of the Elephant”. Publishers Weekly (1992年9月28日). 2019年11月9日閲覧。
  5. “Review of The Eye of the Elephant”. Kirkus Reviews (1992年). 2019年12月6日閲覧。
  6. “Review of Secrets of the Savanna”. Publishers Weeekly (2006年3月20日). 2019年12月6日閲覧。
  7. “Delia Owens, Who Suffused Her African Memoirs With Lush Natural Detail, Turns to Fiction”. The New York Times (2018年). 2019年11月9日閲覧。
  8. “With ‘Where the Crawdads Sing,’ a Debut Novel Goes Big”. Wall Street Journal (2018年). 2019年11月9日閲覧。
  9. Cary, Alice (2018年8月). “Delia Owens | A natural way of storytelling”. BookPage. 2019年11月9日閲覧。
  10. “Delia Owens” (英語). Delia Owens. 2019年11月9日閲覧。
  11. Miller, Laura (2019年7月30日). “The Dark History of the Year’s Bestselling Debut Novelist” (英語). Slate Magazine. 2019年12月22日閲覧。
  12. Goldberg, Jeffrey. “Racism on Mark and Delia Owens's Website” (英語). The Atlantic. 2020年1月13日閲覧。
  13. "Owens, Delia 1949(?)-". Encyclopedia.com. 27 August 2019. 2019年9月5日閲覧。
  14. “About the Awards”. www.johnburroughsassociation.org. 2019年11月9日閲覧。

外部リンク

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