デビッド・デヘスース

デビッド・クリストファー・デヘスース(David Christopher DeJesus, 1979年12月20日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区出身の元プロ野球選手(外野手)。左投左打。

デビッド・デヘスース
David DeJesus
タンパベイ・レイズでの現役時代
(2014年4月16日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区
生年月日 (1979-12-20) 1979年12月20日(44歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手
プロ入り 2000年 MLBドラフト4巡目
初出場 2003年9月2日
最終出場 2015年9月23日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

プロ入り前

1997年にMLBドラフト43巡目でニューヨーク・メッツから指名されたが、契約せずにラトガース大学へ進学[1]。

ロイヤルズ時代

カンザスシティ・ロイヤルズ時代
(2009年7月29日)

2000年のMLBドラフト4巡目でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、プロ入り[1]。マイナーリーグベースボール(以下:MiLB)時代はけがに悩まされていた[2]。

2003年は健康を維持でき[2]、9月2日のレンジャーズ戦でメジャーデビューを果たした。GM補佐のフランク・ホワイトは「ベルトランのような身体能力はないが、野球に対する感覚はいいものを持っている」とお墨付きを与えた[2]。

2004年開幕をMLBで迎えた。5月9日時点で打率.043の成績で、MiLBに落とされた。6月24日にカルロス・ベルトランがヒューストン・アストロズにトレードされ、その穴埋めとして再びメジャーに昇格してからは、1番中堅手に定着し、閉幕にかけて打率3割を上回るを記録。新人王の投票で6位に入った。

2005年に課題と言われていた左投手が改善された[3]。

2006年シーズン開幕前の3月9日に5年総額1,380万ドル(6年目の2011年は球団オプション)で契約延長した[4]。4月21日にハムストリングを痛め故障者リスト入りとなったが[5]、5月末に復帰。出場試合数は昨年を下回ったが、83得点・打率.295など自己ベストを更新。

2007年は後半戦の打率が.223で、トータルで.260と自己ワーストとなったが、自己ベストとなる101得点・64四球・死球23(リーグ1位)を記録するなどチャンスメーカーとしての役割を果たした[6]。

アスレチックス時代

オークランド・アスレチックス時代
(2011年6月8日)

2010年11月11日にビン・マザーロ、ジャスティン・マークスとのトレードでオークランド・アスレチックスに移籍。オフの10月31日にFAとなった。

カブス時代

シカゴ・カブス時代
(2012年8月1日)

2011年11月30日、2年総額1000万ドルの契約でシカゴ・カブスに入団。

2013年シーズンはネイト・シャーホルツの加入で右翼手から中堅手に転向。

ナショナルズ時代

2013年8月19日に金銭トレードでワシントン・ナショナルズへ移籍。3試合に出場しただけだった。

レイズ時代

2013年8月23日にトレードでタンパベイ・レイズへ移籍。移籍後は35試合に出場し、打率.260・2本塁打・11打点・2盗塁という成績を残した。カブス、ナショナルズとの合算では、122試合で打率.251・8本塁打・38打点・5盗塁という成績であった。なお、レイズでのポジションはレフトがメインであり、27試合でDRSは - 2だったものの、失策なしと堅実さは見せた。センター・ライトも、それぞれ7試合と4試合で守ったが、こちらもエラーは0だった。オフの11月6日に総額1050万ドルの2年契約を結んだ[7]。

2014年は好調を維持していたが、6月に死球を受けて骨折し、故障者リスト入りを余儀なくされた[8]。その影響もあり、83試合の出場に留まり打率.248・6本塁打・19打点という成績に終わった。なお、この年は指名打者での出場がメインであり、外野3ポジション全てを守る機会があったものの、試合数自体は少なかった。

2015年は左翼手がメインに戻り、82試合に出場。打撃面では打率.259・5本塁打・26打点・3盗塁という成績を記録した。5号本塁打はキャリア99本目の本塁打であり、通算100本塁打に王手をかけた状態になった。左翼手の守備力は、1失策・守備率.989・DRS + 4という成績だった。指名打者として出場したのは22試合であった。

エンゼルス時代

2015年7月28日、マイナー選手1名とのトレードでロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムへ移籍し[9]、翌29日のヒューストン・アストロズ戦に1番中堅手で先発出場した[10]。エンゼルス加入後は、30試合で打率.125と苦しんだ。守備では左翼手11試合、中堅手と右翼手各2試合で守り、全て無失策でこなした。なお、レイズとの通算打撃成績は、112試合の出場で打率.233・5本塁打・30打点・3盗塁というものだった。球団が契約オプションを破棄したため11月7日にFAとなった[11]。

現役引退後

2017年よりシカゴのスポーツ専門局であるNBCスポーツ・シカゴの解説者に就任し[12]、2019年まで務めた[13]。

選手としての特徴

人物

妻は、元ファッションモデルのキム・デヘスース[14]。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2003 KC 121070201040001010120.286.444.5711.016
2004 9641336358104153714639811803309536.287.360.402.763
2005 1225234616913531692055655564219766.293.359.445.804
2006 119552491831453678219566324434127010.295.364.446.810
2007 15770360510115729972255810474647238310.260.351.372.722
2008 1355775187015925712234731184446357110.307.366.452.818
2009 144627558741572891324271495551088710.281.347.434.781
2010 9139435246112233515637333134244710.318.384.443.827
2011 OAK 1315064426010620510166464344451118614.240.323.376.698
2012 CHC 1485825067613328892045078246119899.263.350.403.753
2013 84318284397119361142730002905553.250.330.401.732
WSH 3430000000001000010.000.000.000.000
TB 3511710413271002431123111001233.260.328.413.741
'13計 122439391529829381573853213906796.251.327.402.729
2014 8327323824591526961903003015437.248.344.403.748
2015 822572322460825872632021914394.259.323.375.698
LAA 30605637100840000202131.125.183.143.326
'15計 1123172882767925953032022116525.233.297.330.626
MLB:13年 1472591652207401434288659921495736662433551021108838103.275.349.412.761
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

  • 9 (2003年 - 2010年)
  • 12 (2011年 - 同年終了)
  • 9 (2012年 - 2013年途中)
  • 4 (2013年途中 - 同年途中)
  • 7 (2013年途中 - 2015年途中)
  • 3 (2015年途中 - )

脚注

  1. “David DeJesus Transactions” (英語). Baseball-Reference.com. 2008年12月19日閲覧。
  2. 大冨真一郎「2004 HOT ROOCKIE SCOUTING REPORT 両リーグ新人王候補注目ルーキー紹介」『月刊メジャー・リーグ』2004年3月号、ベースボールマガジン社、2004年、91頁、雑誌 08625-3。
  3. 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2006』廣済堂出版、2006年、164頁。ISBN 978-4-331-51146-6。
  4. Kaegel, Dick (2006年3月9日). “Notes: DeJesus inks long-term deal Contract runs through 2010 with club option for 2011” (英語). MLB.com. 2008年12月19日閲覧。
  5. Falkoff, Robert (2006年4月21日). “Royals place DeJesus on disabled list Reliever Nelson added to roster from Triple-A Omaha” (英語). MLB.com. 2008年12月19日閲覧。
  6. 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』廣済堂出版、2008年、183頁。ISBN 978-4-331-51300-2。
  7. Rays, DeJesus Agree To Two-Year Deal MLB Trade Rumors
  8. 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、88頁。ISBN 978-4-331-51921-9。
  9. Mike Axisa (2015年7月28日). “Angels acquire David Murphy from Indians, David DeJesus from Rays”. CBSSports.com. http://www.cbssports.com/mlb/eye-on-baseball/25252720/angels-acquire-david-murphy-from-indians-david-dejesus-from-rays 2015年7月30日閲覧。
  10. “MLB.com Gameday” (英語). MLB.com (2015年7月29日). 2015年7月30日閲覧。
  11. RotoWire Staff (2015年11月6日). “David DeJesus: Option declined” (英語). CBS Sports FANTASY (CBS Sports). http://www.cbssports.com/fantasy/baseball/news/david-dejesus-option-declined/ 2015年11月9日閲覧。
  12. “DAVID DEJESUS NAMED NEW CUBS ANALYST FOR CSN CHICAGO’S “CUBS PRE/POSTGAME LIVE” STUDIO SHOWS”. NBC Sports Pressbox (2017年3月22日). 2021年5月29日閲覧。
  13. BOB GOLDSBOROUGH (2020年9月9日). “Former Cubs player David DeJesus sells Wheaton mansion for $975,000”. CHICAGO TRIBUNE. 2021年5月29日閲覧。
  14. Getz's wife travels world on 'The Amazing Race'

関連項目

外部リンク

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