トップスピン
概要


トップスピンを与えられたボールには大きく分けて2つの効果があり、様々な球技においてこれらの効果が利用されている。
競技ごとの特徴
テニス
基本的なストロークで打球した場合トップスピンの打球となる。これは打球の際にラケットがボールを下から上に擦り上げる動きをするためである。また、意図的に強いトップスピンをかけることもある。強いトップスピンのかかった打球はボールがより早く沈み込むため、強い打球でもアウトになりにくい性質がある。またボールがバウンドすると、瞬間的に推進力が生まれるためボールが加速する。これは「ボールが伸びる」と表現される。トップスピンに長けたプレイヤーとしては、ラファエル・ナダルなどが挙げられる。
また、テニスのサーブには主に「フラットサーブ」「スライスサーブ」「キックサーブ」の三種類のサーブがあり、通常このすべてにトップスピン成分が含まれる。「フラットサーブ」は速度を重視、「スライスサーブ」はサイドスピン成分を重視、「キックサーブ」はトップスピンを重視したサーブとなる。「キックサーブ」は別名「トップスピンサーブ」とも呼称される。
卓球

卓球では一般に上回転 (中国語: 上旋球, 拼音: )と呼ばれる。テニスと同様に、基本的なストロークで打球した場合ラケットがボールを擦り上げるためトップスピンの打球となる。また、意図的に強いトップスピンをかけた打球はドライブと呼ばれる。ドライブはボールがより早く沈み込むため、強い打球でもアウトになりにくい性質がある。
バレーボール
バレーボールにおいてはサービスやスパイクなど、強いボールを片手の手のひらを使って肩越しに打つ場合にトップスピンが見られる。これによりテニスや卓球と同様に強い打球でもアウトになりにくくなる。
野球
投手の投球において、カーブボールはトップスピンをかけることを目的とした球種であり、山なりの弧を描く軌道となる。また、サイドスローやアンダースローの投手は、シンカーにトップスピン成分が含まれることがある。
関連項目
- バックスピン
