トリデカナール

トリデカナール(英: Tridecanal)は、脂肪族アルデヒドの一種である。無色ないし薄い黄色の液体で、脂肪臭、シトラスやグレープフルーツの花のような香気を持つ[2]。天然にはテトラデカナール同様、コリアンダーの精油やキュウリに微量に含まれる[2]。消防法に定める第4類危険物 第3石油類に該当する[1]。

トリデカナール
Tridecanal[1]
識別情報
CAS登録番号 10486-19-8
特性
化学式 C13H26O
モル質量 198.34 g mol−1
外観 無色ないし薄い黄色の液体
匂い 脂肪臭
融点

14 °C, 287 K, 57 °F

沸点

280 °C, 553 K, 536 °F

水への溶解度 不溶
溶解度 アルコールに可溶
危険性
引火点 132℃
関連する物質
関連する脂肪族アルデヒド ドデカナール
テトラデカナール
関連物質 トリデカン
トリデカノール
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

用途

ミモザ、ジャスミン、バイオレット、アンバーなどの調合香料、および食品香料として使用される[2]。日本の消防法では危険物第4類第3石油類(非水溶性)に区分される。

製法

ドデセンのオキソ反応、またはトリデカノールの脱水素化反応により製造される[2]。

脚注

  1. 製品情報(東京化成工業)
  2. 湖上国雄『香料の物質工学 -製造・分析技術とその利用』地人書館、1995年、206頁。ISBN 4-8052-0491-5。
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