ドイナ・ロタル
ドイナ・ロタル(Doina Rotaru、1951年9月14日 - )は、ルーマニアの作曲家で[1]、管弦楽と室内楽作品で知られている。
| ドイナ・ロタル Doina Rotaru | |
|---|---|
| 出生名 |
ドイナ・マリレナ・ロタル Doina Marilena Rotaru |
| 生誕 | 1951年9月14日 |
| 出身地 |
|
| 学歴 | ブカレスト国立音楽大学 |
| ジャンル | クラシック音楽 |
| 職業 | 作曲家・音楽教育者 |
経歴
ドイナ・マリレナ・ロタルはブカレストに生まれ、1970年から1975年までブカレスト国立音楽大学でティベリウ・オラフ等に師事した[1]。1991年から引き続きアムステルダムで、テオ・ローベンディに師事した[1]。1991年には国立音楽大学で和声、対位法、作曲の教授の地位を得[2]、ドイツのダルムシュタットやアムステルダムのゴーディアムス財団作曲家ワークショップでも客員教授として教えた[1]。彼女はヨーロッパ、アジア、そしてアメリカからも委嘱を受け演奏されている。彼女はルーマニア作曲家連盟の会員である[3]。ルーマニア女性作曲家グループの会長も務めた[2]。
ロタルは学業を終えてすぐに、ルーマニアでもっともよく演奏される作曲家の一人となった[2]。彼女の室内楽作品は1984年にダルムシュタットで、1985年にはワルシャワとエディンバラの音楽祭で、その後の4年間にはブレーメン、サンクトペテルブルク、ベルリン、そして広島で演奏された[2]。
1986年、ロタルはリヴィウ・コムスと共に、ヨハン・セバスティアン・バッハとジョヴァンニ・ダ・パレストリーナの対位法技法についての論文をEditura Muzicala誌に発表した[1]。
2001年9月9日サントリーホールにて、サントリーホール国際作曲委嘱シリーズNo.25として、ドイナ・ロタルの『交響曲第3番』(委嘱作品)他が演奏された[4]。これに先立つ9月7日には、ロタルの講演会も開催された[5]。
2008年2月24日、東京オペラシティ・リサイタルホールに於ける井上郷子リサイタル#17は、ドイナ・ロタルおよび娘のディアナ・ロタルの作品展として開催され、委嘱作品を含むピアノ曲が演奏された [6][7]。
受賞
主な作品
ロタルは管弦楽と室内楽のほかに、声楽および器楽作品も作曲している。主な作品は次の通り。
- クラリネット協奏曲, 1984
- 交響曲第1番, 1985
- クラリネットと管弦楽のためのMétabole II, 2001
- チェロソナタ, 1978
- 弦楽四重奏曲第1番, 1981
- メゾソプラノ、フルート、ピアノのためのトリオ, 1999
- けしの十字路、ピアノのための, 1980[6][7]
- ピアノのためのソナチネ, 1981[8]
ロタルの作品は数多く録音されている。
出典
- “Rotaru [Nemţeanu-Rotaru, Doina (Marilena)]”. Grove Music Online. 2023年3月11日閲覧。
- The new Grove dictionary of music and musicians. 2nd ed. v. 21. Oxford University Press. (c2001). pp. 779-780. NCID BA49986231
- Sadie, Julie Anne; Samuel, Rhian (1995), The Norton/Grove Dictionary of Women Composers, Macmillan
- “[サントリーホール国際作曲委嘱シリーズNo. 25] サントリーホール 公演アーカイブ”. サントリーホール. 2023年3月12日閲覧。
- “[サントリーホール国際作曲委嘱シリーズNo. 25] サントリーホール 公演アーカイブ”. サントリーホール. 2023年3月12日閲覧。
- “Annual Recital 2” (英語). nothing but music. 2023年3月12日閲覧。
- 『井上郷子ピアノリサイタル#32』nothing but music、2023年3月5日。
- Doina Rotaru 2013年1月30日閲覧。
外部リンク
- Artistic biography and list of works 2023年3月12日閲覧。
- Biographical sketch and list of works at The Living Composers Project. 2023年3月12日閲覧。