ナンジャモンジャ

ナンジャモンジャは、特定の場所に生えている見慣れない立派な植物、怪木や珍木に対して地元の人々が付けた愛称。すなわち、特定の植物の種名ではない。ヒトツバタゴを指すことが多いが他の樹種の場合もある。あんにゃもんにゃとも呼ばれる。

ナンジャモンジャの例、ヒトツバタゴ(大阪府)

概要

「ナンジャモンジャ」と名付けられる植物の樹種は、ヒトツバタゴのほか、ニレ、イヌザクラ、ボダイジュなど様々である[1]。

「ナンジャモンジャ」と称される理由について、民俗学では、元々は占いや神事に利用されていたもので、植物名で直接呼ぶことが憚られたものではないかとみる説がある[1]。また、その地域に見かけない種類の樹木に「ナンジャモンジャ」と名付けられたともいう[2]。

一説には、代表的な樹種であるヒトツバタゴで1枚の花弁が4つに分かれて4枚に見えることから「何だこれは」が「ナンジャモンジャ」になったという説がある[3]。また一説には、神木の前を通りかかった水戸黄門が「この木はなんじゃ」と聞いたところ、地元の人が聞き取れず「なんじゃもんじゃ」と返答して、木の名前だと勘違いして広まったという話がある[4]。

具体例

脚注

  1. 『雑学おもしろ事典』、72頁。
  2. “大野田のフジキ”. 松本市. 2023年5月7日閲覧。
  3. “「もこもこしてかわいい」純白ナンジャモンジャの花満開 滋賀・沙沙貴神社”. 京都新聞. 2023年5月7日閲覧。
  4. 静岡市、城北公園内の看板による紹介文より
  5. ちばの観光まるごと紹介 神崎の大クス(神崎町) まるごとe!ちば
  6. 明治神宮に「なんじゃもんじゃ」の木があると聞きましたがどんな木ですか? 明治神宮
  7. 『雑学おもしろ事典』、73頁。
  8. 「かながわ名木100選」 011番、一般社団法人 日本樹木医会 神奈川支部(かながわ樹木医会)
  9. 「かながわ名木100選」 018番、一般社団法人 日本樹木医会 神奈川支部(かながわ樹木医会)
  10. 【深見神社】 「なんじゃもんじゃの木」これって一体なんの木? 相鉄Style
  11. 「かながわ名木100選」 049番、一般社団法人 日本樹木医会 神奈川支部(かながわ樹木医会)
  12. “「ナンジャモンジャ」雪化粧のよう-神奈川・茅ケ崎-”. 朝日新聞. (2018年4月27日). https://www.asahi.com/sp/articles/ASL4T5GC4L4TULOB016.html 2020年4月18日閲覧。
  13. 『北佐久口碑伝説集南佐久編限定復刻版』 長野県佐久市教育委員会 全434中176P 1978年11月15日発行
  14. “ナンジャモンジャの木(上塩尻)”. 上田市文化財マップ. 2020年6月2日閲覧。
  15. 白山神社のハナノキ及びヒトツバタゴ 土岐市
  16. 再発見!ちりゅうの小さな旅 SCENE018 なんじゃもんじゃ 知立市
  17. 陽春の樹上に「雪」の花 ミキモト真珠島でナンジャモンジャ見頃 中日新聞 2023年4月23日閲覧。
  18. 松江のなんじゃもんじゃ 島根県
  19. ナンジャモンジャの木 2本 松山市
  20. 古塔塚のナンジャモンジャ 朝倉市
  21. “ヒトツバタゴ - 対馬ポータルサイト”. 対馬新聞社. 2016年6月7日閲覧。

参考文献

  • 管野浩編『雑学おもしろ事典 : 頭に栄養と休養を』日東書院、1988年。ISBN 4-528-00518-2。

関連項目

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