ハッサン・アジズル・ホク
ハッサン・アジズル・ホク (ベンガル語: হাসান আজিজুল হক、1939年2月2日 - 2021年11月15日)は、バングラデシュの作家。
| ハッサン・アジズル・ホク হাসান আজিজুল হক | |
|---|---|
![]() 2012年撮影 | |
| 誕生 |
1939年2月2日 |
| 死没 |
2021年11月15日(82歳没) |
| 職業 | 小説家 |
| 国籍 |
|
| ジャンル | 小説 |
| 代表作 | 『海の夢、凍える森』 |
| 主な受賞歴 | バングラ・アカデミー賞(1970年) |
略歴
インドのバルダマーン出身。インド・パキスタン分離独立後に東パキスタン(現バングラデシュ)のクルナに移住し、クルナにおいてパキスタン軍の虐殺を目撃した。ラシジャヒ大学を卒業し、1973年から同大学の哲学科の教員となった。学生時代の1960年代から創作を始めて短編小説を中心に執筆し、短編の名手として知られるようになる。短編集『海の夢、凍える森』(1964年)を発表し、1970年にはバングラ・アカデミー賞を受賞する。21世紀に入って初の長編小説『火の鳥』(2006年)を発表し、この作品では分離独立前の西ベンガルの村を舞台とした。『火の鳥』は2007年にプロトム・アロの文学賞を受賞、2008年にはアノンド賞のダブル受賞を果たした[1][2]。
2021年11月15日、ラジシャヒにて死去。82歳没[3]。
作品の特徴として、リアリズムにもとづく文体で人間存在の不在や、意味の不在が描かれている。イスラーム的な要素や、ベンガル的な要素を前面に出さない点も特徴としてあげられる[2][1]。
主な著作
- Atmoja O Ekti Karabi Gaach
- Jibon Ghoshe Agun
- Agunpakhi
- Naamhin Gotrahin
日本語訳著作
- 『地獄で温かい バングラデシュ短編選集』所収)丹羽京子編訳、大同生命国際文化基金〈アジアの現代文芸〉、2019年。- 日本オリジナルのバングラデシュ小説アンソロジー。ハッサン・アジズル・ホクの作品は以下を収録。
- 「昼じゅうカンコンは」
- 「ブーションのとある日」
- 「クンクムの幸福」
- 「名もなく家もなく」
出典・脚注
注釈
出典
- 丹羽 1999, p. 439.
- 丹羽 2019, pp. 435–440.
- “Eminent writer Hasan Azizul Huq passes away” (英語). UNB. (2021年11月15日) 2021年11月16日閲覧。
参考文献
- 丹羽京子「ハサン・アジズル・ホクの短篇小説にみる「存在の不安」」『印度學佛教學研究』第45巻第1号、日本印度学仏教学会、1996年、439-436頁、doi:10.4259/ibk.45.439、ISSN 0019-4344、NAID 130004026471、2020年9月16日閲覧。
- 丹羽京子「解説」『地獄で温かい バングラデシュ短編選集(電子書籍版)』大同生命国際文化基金〈アジアの現代文芸〉、2019年。
関連項目
- ベンガル語文学
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