ハンマー準男爵

フリント州におけるハンマーのハンマー準男爵(Hanmer Baronetcy, of Hanmer in the County of Flint)は、イギリス準男爵[注釈 1]。2回創設されており、第1期はイングランド準男爵位、現存する第2期はグレートブリテン準男爵位である。

歴史

1620年7月8日ジョン・ハンマーがイングランド準男爵に叙位されたのが第1期の創設である。彼はフリントシャー選挙区選出の庶民院議員を務めた[1]。2代準男爵トマス・ハンマーもフリントシャーから選出されて庶民院議員を務めた[2]。3代準男爵ジョン・ハンマーもフリントシャー選挙区の庶民院議員を務めたが、1701年に決闘で死亡した[3]。3代準男爵には子供はなく、2代準男爵の次男ウィリアムの長男トマス・ハンマーが4代準男爵を継承。彼はフリントシャー選挙区、セットフォード選挙区サフォーク選挙区から選出されて庶民院議員を務め、1713年から1715年にかけては庶民院議長を務めた。しかし子供はなく、彼の死去とともに第1期のハンマー準男爵位は廃絶した[4][5]

ついで第1期初代準男爵の7代前の先祖ジェンキン・ハンマー(Jenkin Hanmer)に遡っての分流で(ジェンキンの先妻の子グリフィズ・アプ・ジェンキン・ハンマーの系譜が第1期のハンマー準男爵、後妻の子エドワード・ハンマーの系譜が第2期)、サドベリー選挙区選出の庶民院議員ウォルデン・ハンマー1774年5月21日にグレートブリテン準男爵に叙位されたのが現存する2期目の創設である[6].[7] 。3代準男爵サー・ジョン・ハンマーは、シュルーズベリー選挙区キングストン・アポンハル選挙区フリント・バラ選挙区から選出されて庶民院議員を務めた後、1872年10月1日に連合王国貴族ハンマー=フリントのハンマー男爵(Baron Hanmer, of Hanmer, and of Flint)に叙位され、貴族院議員に転じた。しかし子供がなかったため、この爵位は彼一代で絶えた[8]。1881年にハンマー男爵(3代準男爵)が死去した後、弟のウィンダム・エドワード・ハンマーが4代準男爵を継承。以降彼の直系で父から息子への継承が続いている。現在の当主は9代準男爵ウィンダム・リチャード・ガイ・ハンマーである[9]

ハンマーのハンマー準男爵 (1620年)

  • 初代準男爵サー・ジョン・ハンマー (1591頃–1624)
  • 2代準男爵サー・トマス・ハンマー (1612–1678)
  • 3代準男爵サー・ジョン・ハンマー (-1701)
  • 4代準男爵サー・トマス・ハンマー (1677–1746)

ハンマーのハンマー準男爵 (1774年)

  • 初代準男爵サー・ウォルデン・ハンマー (1717–1783)
  • 2代準男爵サー・トマス・ハンマー (1747–1828)
  • 3代準男爵サー・ジョン・ハンマー (1809–1881)
    • 1872年にハンマー男爵

ハンマー男爵 (1872年)

  • 初代ハンマー男爵ジョン・ハンマー (1809–1881)

ハンマーのハンマー準男爵 (1774年)

  • 4代準男爵サー・ウィンダム・エドワード・ハンマー (1810–1887)
  • 5代準男爵サー・エドワード・ジョン・ヘンリー・ハンマー (1843–1893)
  • 6代準男爵サー・ウィンダム・チャールズ・ヘンリー・ハンマー (1867–1922)
  • 7代準男爵サー・(グリフィン・ウィンダム)・エドワード・ハンマー (1893–1977)
  • 8代準男爵サー・ジョン・ウィンダム・エドワード・ハンマー (1928–2008)
  • 9代準男爵サー・ウィンダム・リチャード・ガイ・ハンマー (1955-)

脚注

注釈

  1. 準男爵位は爵位と異なり、準男爵という肩書だけ与えられる(「○○準男爵」といった形では与えられない)。他の準男爵位と区別する必要がある場合にのみ姓名を付けたり、由来する地名を付けたりして区別する。

出典

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