バタガイカ・クレーター

バタガイカ・クレーター(英: Batagaika crater)は、ロシア連邦サハ共和国にある、直径1キロメートル (km)、深さ86メートル程度[1]のサーモカルスト凹地である。バタガイから南東に10 km 、エセ=ハイヤ地区から北東に5 km で、サハ共和国首都のヤクーツクからは北北東におよそ660 km の場所に位置する。付近を流れている、ヤナ川に右から注ぐ支流の、バタガイカ川 (Batagayka) にちなんで名づけられた[2]。

2016年時点のバタガイカ・クレーター。クレーターが拡大していく様を捕らえた時系列の写真がNASAのウェブサイトで閲覧できる。this NASA article
バタガイカ・クレーターの位置(サハ共和国内)
バタガイカ・クレーター
サハ共和国内の位置

この辺りは、付近の森林が伐採されて以降、永久凍土氷解の影響で1960年頃から沈下が始まっており[3][1]、2008年の洪水もクレーター拡大に影響をもたらした[4]。クレーターの縁の地中からは氷河期の化石が発掘されている[3]。定期的な地滑りや更なる永久表土の氷解のため、縁は非常に不安定な状態にあり、クレーターの大きさは、2017年2月末現在拡大を続けている[3]。

出典

  1. Sarah Gibbens, 三枝小夜子 (2017年3月7日). “シベリアにできた巨大な穴、止まらぬ拡大”. 日経ナショナル ジオグラフィック. 2017年3月7日閲覧。
  2. kausik (2017年1月30日). “Batagaika Crater, Siberia”. Amusing Planet. 2017年3月7日閲覧。
  3. “Siberia's 'Doorway To The Underworld' Is Rapidly Growing In Size”. Forbes (2017年2月28日). 2017年3月2日閲覧。
  4. “200,000 year old soil found at mysterious crater, a 'gate to the subterranean world'”. The Siberian Times (2016年5月18日). 2017年3月7日閲覧。

外部リンク

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