ヒナゲシ
ヒナゲシ(雛芥子、雛罌粟、学名: Papaver rhoeas)は、ヨーロッパ原産のケシ科の一年草。
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ヒナゲシ | |||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Papaver rhoeas L. (1753) | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| ヒナゲシ | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Corn poppy |
特徴
ヨーロッパ中部の原産[1]。畑の雑草、グビジンソウ(虞美人草)ともいう[1]。
耐寒性の一年草で、全体に粗毛が密生し、茎は直立し[1]、草丈50センチメートル (cm) - 1メートル (m) 位になる。葉は互生し、羽状に深い切れ込みがあり、裂片は線状披針形、葉縁は粗歯牙状になる[1]。初夏に花茎を出し、上の方でよく分枝し、茎の先に直径5 - 10 cmの赤・白・ピンクなどの4弁花を開く。現在タネとして売られているものには、八重咲きの品種が多い。ケシやオニゲシに比べるとずっと華奢で、薄い紙で作った造花のようにも見える。
ケシとは、毛がないところと、葉に深い切れ込みがない点で相違があり、区別することができる[1]。
ヒナゲシの株
葉
つぼみ
果実
栽培
ヒナゲシは、観賞用のオニゲシとともに栽培してよい種である[注釈 1]。
土質は選ばないが、排水がよい土地を選ぶ[1]。移植を嫌うので、9月下旬から10月中旬頃に、花壇に直まきする[1]。覆土はタネが見え隠れする程度でよい。かなり細かいタネなので、砂を混ぜて散布し、発芽してきたら間引いて[1]、株間が30 cmくらいになるようにする。
利用
グビジンソウの名について
グビジンソウ(虞美人草)名は、中国の伝説に由来している。
秦末の武将・項羽には虞と言う愛人がいた。項羽が劉邦に敗れて垓下に追い詰められた時に、死を覚悟した項羽が詠った垓下の歌に合わせて舞った。
この舞の後に彼女は自害した。彼女を葬った墓に翌夏赤くこの花が咲いたという伝説から、こう呼ばれる。
その他

イギリスでは赤いポピーが第一次世界大戦における犠牲の象徴とされている

- フランスの国旗の赤を表す花。
- リメンブランス・デー:11月11日。1918年の11月11日に第一次世界大戦が講和したことからヨーロッパでは追悼記念式典が行われる。ヒナゲシは主にイギリス連邦の国々で戦没者の象徴とされている。カナダの詩人で従軍したジョン・マクレーの詩「フランダースの野に」にちなむ。
- 作家などもヒナゲシをテーマに詩を詠んでいる。
— 木下夕爾陽(ひ)に倦(う)みて雛罌粟(ひなげし)いよよくれなゐに
脚注
出典
- 馬場篤 1996, p. 96.
- “その情報は「確かな情報」ですか?”. 国立健康・栄養研究所. 2022年8月13日閲覧。
- “どんな論文が本当に治療効果を証明しているのか?”. 大須賀覚 (2018年7月13日). 2022年8月13日閲覧。
- “ヒナゲシ、グビジンソウ、レイシュンカ”. 国立健康・栄養研究所. 2022年8月13日閲覧。
外部リンク
- ヒナゲシ - 素材情報データベース<有効性情報>(国立健康・栄養研究所)
- 季節の花 300 - 雛罌粟(ひなげし)
- What's in a Name? - 【ヒナゲシ - What's in a Name?】
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