ビス(2-メチル-3-フリル)ジスルフィド
ビス(2-メチル-3-フリル)ジスルフィド(英: Bis(2-methyl-3-furyl) Disulfide)は、有機硫黄化合物の一種。2つの2-メチルフランがジスルフィド結合した構造である。ビタミンB1の分解により生じ、栄養ドリンクなどにおける、いわゆるビタミン臭の主な要因と考えられている[3]。他のジスルフィド化合物とともに、乳製品などの香料としても使用される[4]。調理した食肉からも生じ、嗅覚閾値は0.00002ppbと強い臭気を持つ[2]。日本の消防法では危険物第4類第3石油類に区分される[1]。
| ビス(2-メチル-3-フリル)ジスルフィド Bis(2-methyl-3-furyl) Disulfide[1] | |
|---|---|
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 28588-75-2 |
| 特性 | |
| 化学式 | C10H10O2S2 |
| モル質量 | 226.32 g mol−1 |
| 外観 | 黄色の液体 |
| 匂い | 肉料理臭[2] ビタミン臭[3] |
| 嗅覚閾値 | 0.00002ppb(水中)[2] |
| 密度 | 1.22 g/cm3、液体 |
| 沸点 |
92 °C, 365 K, 198 °F |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
脚注
- 製品情報(東京化成工業)
- 井上重治『微生物と香り ミクロの世界のアロマの力』フレグランスジャーナル社、2002年8月1日、62頁。ISBN 4-89479-057-2。
- 奥野製薬工業 ビタミン臭の低減 食品特許を読みあさろう(個人ブログ)2013年12月17日閲覧
- 特開2008-92890(ekouhou.net)
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