ピッフェラーリ

ピッフェラーリ(イタリア語: pifferari)は、クリスマスの時期にローマにやってきて、聖母マリア像の前で演奏した、カンパーニャ・ロマーナ出身の羊飼いたちのこと。

『祭壇の前のピッフェラーリ』(アントン・ロマコ画)

ピッフェラーリとして、羊飼いたちは降臨節にローマに出てきて、街角の聖母マリア像の前で、ピッフェロ(オーボエの一種)とザンポーニャ。バグパイプの一種)と単調な歌を演奏した。その歌ならびに形式は時代が古い。おのおのの歌の後にアダージョが続き、ピッフェロが甲高い音を発したところでそれは終わる。ピッフェラーリたちは一般に襟付きコートにとんがり帽子を着けた老人で、ザンポーニャを受け持ち、ピッフェロを吹く男の子を連れていた。ともにサンダルを履いていて、ローマでも絵画的な姿だった[1]。ローマの人々の生活に欠かせなかったピッフェラーリはしばしば絵に描かれた。

作曲家エクトル・ベルリオーズは古代の羊飼いたちの音楽に刺激を受け、『聖母のためのひなびたセレナード』(Serenade agreste a la Madone sur le theme des pifferari romains H.98)を作曲した。

参考文献

  • Hans Geller: I Pifferari. Musizierende Hirten in Rom. Leipzig: VEB E. A. Seemann 1954.

脚注

  1. Meyers Konversationslexikon, 4. Aufl. 1885-1892, hier Bd. 13

外部リンク

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