フアン・カルロス・サルガド

フアン・カルロス・サルガド・ザンブラーノ(Juan Carlos Salgado Zambrano、1984年12月20日 - )は、メキシコのプロボクサー。メキシコシティ出身。元WBA世界スーパーフェザー級王者。元IBF世界スーパーフェザー級王者。イグナシオ・ベリスタインの門下生。

フアン・カルロス・サルガド
基本情報
本名 フアン・カルロス・サルガド・ザンブラーノ
通称 Matador
階級 スーパーライト級
身長 174.5cm[1]
リーチ 177cm[1]
国籍 メキシコの旗 メキシコ
誕生日 (1984-12-20) 1984年12月20日(39歳)
出身地 メキシコシティ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 40
勝ち 28
KO勝ち 17
敗け 10
引き分け 1
無効試合 1

来歴

2003年3月13日、プロデビュー。

2009年10月10日、国立代々木第二体育館でWBA世界スーパーフェザー級王者ホルヘ・リナレス(ベネズエラ・帝拳)に挑戦し、初回左フックでダウンを奪うと、さらにラッシュで2度目のダウンを奪い、1分13秒TKO勝ちで王座を獲得した[2]。リナレスはプロキャリア初黒星となった。この試合は2009年度のリングマガジン アップセット・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。

2010年1月11日、東京ビッグサイトで同級3位の内山高志(日本・ワタナベ)と対戦し、最終12回に1度ダウンを奪われた後にラッシュを浴び、TKO負け。プロキャリア初黒星を喫するとともに王座から陥落した[3]。試合後は完敗を認め新王者の内山を称えた[4]。

2010年6月26日、シナロア州ロスモチスでグアダルペ・ロサレス(メキシコ)とライト級10回戦の再起戦を行う。4回、プッシュ気味に相手を押し倒したことで1点減点されたが、その後の集中打で相手を追い込み4回1分22秒TKO勝ち[5]。

2011年9月10日、ハリスコ州グアダラハラでIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦を同級1位アルヘニス・メンデス(ドミニカ共和国)と争い、試合は7回までポイントを重ね優位に進めるも、8回からメンデスの反撃が始まり、最終12回には連打を食いダウンを奪われフラフラの状態になりあわや内山戦の再現かと思われたがクリンチでなんとか逃げ切り判定へ、採点の結果は12回3-0(115-110、2者が114-112)の小差判定勝ちで王座返り咲きに成功、WBAに続くスーパーフェザー級2冠を果たした[6]。

2011年12月10日、シナロア州ロスモチスでミゲール・ベルトランと対戦。2回の攻防の最中、偶然のバッティングによりサルガドが左目蓋をカット。その後ドクターの検診により続行不可能と判断され、2回ノーコンテスト(無効試合)となり初防衛に成功した[7]。

2012年4月28日、キンタナ・ロー州カンクンでIBF世界1位のマルティン・オソリオ(メキシコ)と指名試合。2回と3回にダウンを奪い好スタートを切ったが、5回に左目をカットしてしまい以降は大量の出血に悩まされ、さらにオソリオの反撃により後半は大苦戦するが前半の貯金により2-0の判定勝ちで2度目の防衛に成功した[8]。

2012年8月18日、プエブラで元WBA世界フェザー級王者ジョナサン・ビクター・バロス(アルゼンチン)と対戦。サルガド自身左目尻から出血してしまうが12回を上手く戦い3-0の判定勝ちで3度目の防衛に成功[9]。

2013年3月9日、カルフォルニア州コスタメサのザ・ハンガーでアルヘニス・メンデスと再戦。左フック一撃で失神し、4回45秒KO負けでIBF4度目の防衛に失敗、王座から陥落した[10]。

2014年10月22日、国立代々木第二体育館で元2階級制覇王者粟生隆寛(日本・帝拳)と対戦するが、0-3の判定負けを喫し王座陥落から3連敗となった[11]。

2016年3月26日、メキシコシティのアリーナ・コリセオでWBCインターナショナルライト級シルバー王者のダンテ・ハルドンと対戦するが12回3-0(118-110、117-112、116-112)の判定負けを喫した[12]。

2016年11月16日、ハイチでWBAフェデラテンライト級王者エバンス・ピエールと対戦するが、11回0-3(2者が98-109、98.5-108.5)の判定負けを喫した。これで王座陥落から通算6連敗を経験することになる[13]。

戦績

  • アマチュアボクシング:38戦34勝4敗
  • プロボクシング:40戦28勝(17KO)10敗1分1無効試合
戦 日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
12003年3月13日勝利4R判定3-0クラウディオ・リカルド・フローレスメキシコの旗 メキシコプロデビュー戦
22003年5月8日勝利4RTKOイシドロ・レイジェスメキシコの旗 メキシコ
32003年7月10日勝利4R判定3-0アドライン・テレスメキシコの旗 メキシコ
42003年8月28日勝利4R判定3-0ホルヘ・アルベルト・ロペスメキシコの旗 メキシコ
52003年10月11日勝利3RTKOラファエル・チェカメキシコの旗 メキシコ
62003年12月13日勝利4RTKOアンヘル・ナバレッテメキシコの旗 メキシコ
72004年3月6日勝利5RTKOモイセス・ディアスメキシコの旗 メキシコ
82004年4月24日勝利2RTKOセサール・カスティーリョメキシコの旗 メキシコ
92004年6月9日勝利2RTKOイスマエル・ファビアン・ラミレスメキシコの旗 メキシコ
102004年7月8日勝利1R 2:18TKOイシドロ・サリナスメキシコの旗 メキシコ
112004年8月20日勝利1RTKOホアキン・バルガスメキシコの旗 メキシコ
122004年11月19日勝利9R 0:56KOホセ・ルイス・ガスパーメキシコの旗 メキシコFECARBOXフェザー級王座決定戦
132005年7月22日勝利5RTKOグアダルペ・ヘルナンデスメキシコの旗 メキシコ
142005年11月17日引分12R判定ベルマン・サンチェスニカラグアの旗 ニカラグアWBAフェデセントロスーパーフェザー級タイトルマッチ
152006年2月24日勝利5R 1:43TKOイスマエル・ゴンサレスメキシコの旗 メキシコ
162006年5月26日勝利2R 2:44TKOアンヘル・アリリオ・リベロベネズエラの旗 ベネズエラWBAアメリカ大陸フェザー級タイトルマッチ
172006年9月22日勝利1R 2:36TKOアダルベルト・ボルケスメキシコの旗 メキシコ
182006年11月18日勝利6R判定3-0マルコス・リコナメキシコの旗 メキシコ
192007年6月29日勝利10R判定3-0イバン・バーレアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
202009年1月24日勝利6R判定3-0クリスチャン・ファベラメキシコの旗 メキシコ
212009年5月23日勝利1RTKOアンヘル・レイナメキシコの旗 メキシコ
222009年10月10日勝利1R 1:13TKOホルヘ・リナレス(帝拳)ベネズエラの旗 ベネズエラWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
232010年1月11日敗北12R 2:48TKO内山高志(ワタナベ)日本の旗 日本WBA王座陥落
242010年6月26日勝利4R 1:22TKOグアダルペ・ロサレスメキシコの旗 メキシコ
252011年2月26日勝利10R判定3-0グアダルペ・ロサレスメキシコの旗 メキシコ
262011年9月10日勝利12R判定3-0アルヘニス・メンデスドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦
272011年12月10日-2RNCミゲール・ベルトランメキシコの旗 メキシコIBF防衛1
282012年4月28日勝利12R判定2-0マルティン・オソリオメキシコの旗 メキシコIBF防衛2
292012年8月18日勝利12R判定3-0ジョナサン・ビクター・バロスアルゼンチンの旗 アルゼンチンIBF防衛3
302013年3月9日敗北4R 0:45KOアルヘニス・メンデスドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国IBF王座陥落
312013年11月9日敗北11R 1:42TKOミゲル・ローマンメキシコの旗 メキシコWBCインターナショナルライト級シルバー王座決定戦
322014年10月22日敗北10R判定0-3粟生隆寛 (帝拳)日本の旗 日本
332015年1月31日敗北10R判定1-2ハイロ・ロペスメキシコの旗 メキシコ
342016年3月26日敗北12R判定0-3ダンテ・ハルドンメキシコの旗 メキシコWBCシルバー・インターナショナルライト級タイトルマッチ
352016年11月16日敗北11R判定0-3エバンス・ピエールハイチの旗 ハイチWBAフェデラテンライト級タイトルマッチ
362017年10月13日勝利8R判定3-0ファン・ダニエル・ベドーヤメキシコの旗 メキシコ
372018年3月23日敗北10R判定0-3ローガン・ユンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国NABO北米スーパーライト級ユース王座決定戦
382018年6月24日敗北3R 1:52KOバージル・オルティス・ジュニアアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
392021年10月23日勝利4R 終了TKOアルベルト・アルティガメキシコの旗 メキシコ
402022年5月27日敗北2R 0:49TKOオレステス・ベラスケス キューバ
テンプレート

獲得タイトル

表彰

脚注

  1. 1.11ダブル戦メディカルチェック数値 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年1月8日
  2. 大番狂わせ! リナレス倒れた! WBA世界S・フェザー級戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2009年10月11日
  3. 内山-サルガド詳報/ボクシング 日刊スポーツ 2010年1月12日
  4. 完敗サルガド「内山うまい」/ボクシング 日刊スポーツ 2010年1月12日
  5. サルガドTKOで再起、エスコベドが銀ベルト獲得 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年6月28日
  6. 内山に敗れたサルガド、IBFで再び世界王座にスポニチアネックス 2011年9月12日
  7. サルガドV1戦は無効試合 IBF・J・ライト級 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年12月11日
  8. ジョニゴン、ロハスに3-0判定 WBCフェザー級統一 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年4月29日
  9. サルガドV3 次はガンボア戦有力 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年8月24日
  10. メンデス、サルガドを一撃KO ボクシングニュース「Box-on!」 2013年3月10日
  11. 粟生隆寛、サルガドとの元世界王者対決制す Boxing News 2014年10月22日
  12. ハルドンがサルガドに勝利、ウォードが五輪に興味!? Boxing News 2016年3月28日
  13. 帰国のソリスが勝利を主張、バルドミール逮捕 Boxing News 2016年11月19日

関連項目

外部リンク

前王者
ホルヘ・リナレス
WBA世界スーパーフェザー級王者

2009年10月10日 - 2010年1月11日

次王者
内山高志
空位
前タイトル保持者
ムゾンケ・ファナ
IBF世界スーパーフェザー級王者

2011年9月10日 - 2013年3月9日

次王者
アルヘニス・メンデス
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