フィンセント・セラー
フィンセント・セラー(Vincent Sellaer、1490年 – 1564年)は16世紀フランドルの画家である。神話に題材を取った絵画や宗教画を描いた。イタリア絵画のスタイルとフランドルの絵画の折衷的なスタイルの画家である。
| フィンセント・セラー Vincent Sellaer | |
|---|---|
![]() セラー作「レダと白鳥」 ワルシャワ国立美術館 蔵 | |
| 誕生日 | 1490年 |
| 出生地 | メヘレン |
| 死没年 | 1564年 |
| 死没地 | メヘレン |
略歴
メヘレンに生まれたとされる。その生涯については殆ど知られていないが1538年にメヘレンで活動していたことが知られている[1] 。17世紀初めのカレル・ヴァン・マンデルの著書『画家列伝』のなかでVincent Geldersmanとして、記述している画家と同じ人物であろうとする説が有力である[2]。若い時代に(1521年から1524年か1525年[2]まで)イタリアで修行し、特にロンバルディアのブレシアで、レオナルド・ダ・ヴィンチなどの影響を受けたとされる。
メルヘンに戻って活動し、多くの神話に題材を取った絵画や宗教画を描いた。セラーの作品は、1560年代後半にフランドルで広がったカルヴァン派の武装蜂起「Beeldenstorm(偶像破壊)」などで多くが失われた。
フランス・フロリス(Frans Floris de Vriendt)やウィレム・ケイ(Willem Key)、ヨース・ファン・クレーフェといった同時代の画家に影響を与えたとされる[2]。
作品
マルスとヴィーナス
ルーヴェンの美術館
子供たちを祝福するキリスト
アルテ・ピナコテーク 蔵
"正義と平和のキス
デュッセルドルフ絵画館 蔵
脚注
- Karl T. Johns, « Sellaer, Vincent », Grove Art Online.
- « Fiche de Vincent Sellaer », sur musée du Prado (consulté le 11 mai 2018).
参考文献
- Matías Díaz Padrón: Nuevas pinturas de Vicente Sellaer identificadas en el Museo de Bellas Artes de Sevilla y colecciones madrileñas, Archivo Español de Arte, 54, 1981, pp. 364-369
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